FC2ブログ
2010年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月


第71回 全日本大学バスケットボール選手権大会
筑波大学が3年ぶり5回目の優勝

2010.09.04 (Sat)

【2010リーグ1部】9/4レポート

青山学院大・中央大・専修大らは勢いを持って初戦勝利
日本大は逆転、東海大も終盤勝負を決す


10チームという新たな構造の元で1部リーグが開幕した。入りはどのチームも固さが感じられたが、本来の各チームのスタイルが見える初日となった。明暗の出たチームもあるが、上位校は概ね順当勝ちを収めた。


【3Qに踏みとどまり、春の反省点を跳ね返した中央大】
100904watanabe.jpg第1試合、中央大対筑波大は中央大の良さが随所に見えた。全体的なサイズでは筑波大が上。ポイントゲッター#20小野(2年・F)も中では止められる部分が見られたが、3Pが好調で勢いを作ると、リバウンドでは#1吉田(4年・CF)もボールに絡んで貢献。前半は48-27と大差をつけた。筑波大は#34田渡(3年・G)が欠場。これが響いた。替わって司令塔を務めたのは#19富岡(3年・G)と#6西村(1年・G)だがともに経験値が少なく、ゲームを作るところまでは行かない。3Qはゾーンを敷いて#36本井(4年・C)、#15山口(3年・G)、#99加納(3年・C)などの得点で盛り返し、中央大も流れを失いかけた。春はここで逆転されるパターンが続いた中央大だが、この日は違った。「いつものパターンかなと思ってしゅんとなったけれど、替わった選手も頑張ってくれた。中でもここで頑張ろうと話して、乗り切ったのは大きかった」(中央大#4澤田・4年・主将)。筑波大は3Qで28点と追撃するものの、逆転までには至らずタイムアップ。中央大は#20小野が3Pを5/6で31点、#5竹原(4年・SF)も14点と調子を上げ、82-68で初戦に勝利。「今日はいい部分ばかりが出て、こんなにうまくいっていいのかなというぐらい。今日みたいに中央大のよさ、ディフェンスや速攻が出れば勝負にはなるので、そいういうところをリーグ通して多く出せるように、自分含め4年生中心に頑張っていきたいです」(澤田)と、上々の入りとなった。
写真:渡邉の大事な場面での3Pも大きかった中央大。


【リバウンドからの速攻で専修大が慶應大を圧倒】
100904uto.jpg第4試合、慶應義塾大対専修大は専修大が勢いのオフェンスを展開。慶應大も粘ったが専修大の高さと攻撃力の前に屈した。
慶應大は#7岩下(4年・C)、専修大は#20張(4年・C)が欠場となりともに大黒柱が不在となったが、有利に働いたのは専修大。機動力が上がり、早い展開を連発した。試合は序盤から専修大がゾーンを仕掛けると、慶應大も早い展開に持ち込めない。アウトサイドを打っていき、前半は点の取り合いでは互角となった。専修大は#11宇都(1年・G・中部第一)が41点と爆発。サイズでは上の専修大はリバウンド争いで優位に立つと、そこから#4高橋(2年・G)が前へとボールを飛ばし#11宇都が走って速攻を連発。完全に慶應大のお株を奪う形となった。「ここまでの練習は主にディフェンスとリバウンド。そこからのブレイクを主にやってきました。先輩のリバウンドを信じて速攻も走るし、ドライブも後ろがいると思って思いきり行く」宇都。元々のオフェンス力に加えて思いきりの良さが加わり、ドライブからのバスケットカウントも連発。怖いもの知らずの勢いがチームに勢いをもたらした。慶應大は#5酒井(4年・F)が24点、#4二ノ宮(4年・G)が19点と悪い数字ではない。リバウンド争いも58本と57本と差はない。その代わりオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで高さの前に得点しきれず、後半になるとシュートも落ちて失速、専修大の勢いに押されて最後は81-96と引き離された。専修大は#11宇都の機動力に加えて#33館山(2年・G)が3Pを7本決めたのも大きかった。
40分フル出場の#11宇都「まだ走れるし、今日は3Pが少なかったので70点の出来。もっと打っていきたいし、まだ走れます」と疲れ知らずの若さを見せる。ただし「今日は勢い勝ちです。専修は勢いがないと崩壊するチームなので、紙一重。先を見ずに目の前の相手にしっかり戦っていって、一戦必勝で行きたい」と気を引き締める出だしとなった。
写真:走力、得点力ともに圧倒的だった宇都。


【勝負どころを制した日大ガード陣】
100904kumazawa.jpg第5試合、日本大対拓殖大は、拓殖大が勢いで前半を押した。日本大「初戦なので固くなっていた」#15熊澤(4年・G)。最初のレイアップをミスしてファウルをしてしまうと、なかなか得点チャンスを作れない立ち上がりに。拓殖大もシュートが決まらず、ともにロースコアとなったが、残り4分に#94長谷川智伸(2年・F)が3Pを3連続決めると拓殖大が流れをつかみ、インサイドでも日本大の#24熊(3年・C)を守りターンオーバーを奪うなど、1Qはリード。アウトサイドが機能しない日本大は2Qに#11飛田(2年・F)を投入。3Pが1本決まるが拓殖大の早い展開に対応しきれず#99長谷川技(3年・F)や#1鈴木(2年・G)の速攻などで前半は大きく水を開けられた。
しかし後半になると日本大が持ち直す。#3石川(2年・G)の得点や#14森川(3年・F)が存在感を発揮し始める。じわじわ追い上げて3Qで5点差まで詰め寄り、4Qで#15熊澤の2本のミドルシュートで1点差にすると、「気持ちが前に出た」と思わず熊澤もガッツポーズ。「海斗に、鼓舞された部分が大きいですね。2年生ながらあいつの、追い上げでのプレーは“持っている”ものがあるなと思ったし海斗が頑張ってずっと皆に声掛けてくれていたので、2年生が頑張って4年生が頑張らないと申し訳ないと。気合が入りました」と、チームメイトの頑張りに応えた形だ。更に#4篠山(4年・G)の速攻を#1坂田(1年・F・日大豊山)がカバーすると逆転。これで日本大がゲームの流れをつかんだ。拓殖大はアウトサイドの確率が悪くなり、粘りは見せるが逆転は叶わず66-62でタイムアップ。日本大がなんとか逃げ切る形となった。このスタメンではあまり練習できていないという日本大。昨年もリーグの入りは決していいという出来ではなかっただけに、まだここからと言っていいだろう。
写真:川島監督からは得点力も求められているという熊澤。チームリーダーとしてどのような存在感を発揮するか。


この他、法政大東海大相手に粘ったが、4Qでシュートが決まらず流れを持続できなかった。明治大は優勝候補・青山学院大に挑んだが全くいいところを出せなかった。1Qは2点と最低の入り。青学大に易々と引き離され、その後もチームのいい部分は見られなかった。ハーフタイム、試合後のミーティングでは塚本HCの厳しい声がロビーに響き渡ったが、選手の深層にまで届いたかどうか。2戦目以降の戦い方に注目だろう。

初戦ということもあり、各チームともまだ本領を全部見せているとは言えない。ここから変化が表れるかどうか、まだ戦いは始まったばかりだ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:50  |  2010リーグ戦1部  |  Top↑

2010.09.04 (Sat)

【2010リーグ2部】9/4レポート

【2部 9/4結果】
■関東大学2部リーグ 早稲田大学戸山キャンパス
神奈川大学65(13-15,19-12,18-13,15-17)57順天堂大学
国士舘大学67(8-28,16-21,20-19,23-23)91関東学院大学
日本体育大学83(20-24,24-21,17-25,22-15)85大東文化大学
早稲田大学94(19-20,32-15,29-23,14-15)73國學院大学
白鴎大学109(28-11,25-11,31-16,25-27)65立教大学


シーソーゲームとなった日本体育大対大東文化大は
日体大最後のシュートが決まらず2点差で大東勝利


2部リーグも新たに10チームとなって開幕を迎えた。
差の開いたゲームが多かった中、日本体育大大東文化大の一戦はクロスゲームの好勝負となった。日体大はこの春から藤田将弘ヘッドコーチを迎え、改革に取り組んでいる。昨年のような3ガードでスピードを生かした動きは次の手として用意し、布陣を全体的にサイズアップ。「小さいからスピードで勝負」という考え方から方向転換をはかり、スタメンには2mの#00中西(4年・C)や195cmの#21熊谷(2年・F)、180cmの#22水沼(2年・G)を新たに起用。新しい日体大のスタイルを作り上げようとしている。試合は序盤にスピード、攻撃力ともに勢いがある大東文化大がよく走り、シュートも入った。こちらは#11田中(3年・PG)、#15遠藤(3年・G)がチームを引っぱる。しかし日体大も流れが悪くなれば早い展開のできる#23横江(3年・G)が積極的に仕掛け、追い上げる。大東大は追いつかせないように粘ったが、前半からシーソーゲームとなった。大東大はこの日#19藤井(2年・G)が好調。遠藤とともに得点を引っぱる。一方の日体大は#24于(4年・F)と#23横江が奮闘した。接戦となった最後で残り9秒、日体大は2点を追いかける。最後のプレーはこの日勢いのあった#23横江に託されたが、最後のシュートは決まらずタイムアップ。大東大が85-83の2点差で初戦をものにした。

昇格組の関東学院大と神奈川大も初戦を勝利した。
関東学院大は#1パプ(4年・C)を中心にした基本パターンで国士舘大91-67と差をつけた。インサイドのパプ、アウトサイドのシューターという構図で国士舘大を圧倒。国士舘大はいい部分が出せずに終わった。神奈川大はチームを押し上げた上級生が抜け、立て直しをはかっている途中だ。内容は好ゲームという訳にはいかなかったが因縁の相手でもある順天堂大相手に、#11内藤(4年・F)が声を出してチームを鼓舞し、#42大久保(4年・F)も貢献。主将の#51八幡(4年・G)が「メンタルからたたき直した」と言うように、65-57とロースコアながら踏ん張り、気持ちで初戦を制した。順天堂大はかみあっていない部分が見られ、一試合を通して安定したパフォーマンスをするために、ここからスタートと言える。

その他、早稲田大國學院大に順当勝ちだが5人を一気に入れ替える2プラトンを久々に採用。#7井手(4年・G)、#21河上(1年・F・洛南)、#8玉井(1年・G・福岡第一)、#14久保田(3年・C)、#00金井(4年・F)と#74安達(4年・F)、#52相井(4年・G)、#77江口(4年・G)、#6大塚(2年・G)、#90二宮(1年・C・福大大濠)の2パターンを場面によって使い分ける。勢いのある前者と落ち着いたゲームができる後者でバランスを取るやり方は、8月の後半になって取り入れたもの。キャリア豊富なエリート選手が多いだけに場面場面で必要なカラーをゲームに生かせれば、チームとして大きな武器になるかもしれない。

躍進著しい白鴎大は初戦の相手、立教大を大差で圧倒。中盤位はまだ混沌とした幕開けだが、上位と下位はくっきり差が出た初日となった。


※2部以降のレポートはリーグ戦中随時掲載します。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  23:30  |  2010リーグ戦2~3部/入替戦  |  Top↑

2010.09.04 (Sat)

【2010リーグ】9/4結果

■関東大学1部リーグ 専修大学生田キャンパス
中央大学82(22-14,26-13,16-28,18-13)68筑波大学
法政大学68(15-18,22-23,15-17,16-23)81東海大学
青山学院大学80(27-2,15-13,23-16,15-16)47明治大学
慶應義塾大学81(28-23,21-26,15-25,17-22)96専修大学
日本大学66(6-13,17-23,20-12,23-14)62拓殖大学

日本大学   1勝0敗
青山学院大学 1勝0敗
東海大学   1勝0敗
中央大学   1勝0敗
専修大学   1勝0敗
慶應義塾大学 0勝1敗
法政大学   0勝1敗
筑波大学   0勝1敗
明治大学   0勝1敗
拓殖大学   0勝1敗


■関東大学2部リーグ 早稲田大学戸山キャンパス
神奈川大学65(13-15,19-12,18-13,15-17)57順天堂大学
国士舘大学67(8-28,16-21,20-19,23-23)91関東学院大学
日本体育大学83(20-24,24-21,17-25,22-15)85大東文化大学
早稲田大学94(19-20,32-15,29-23,14-15)73國學院大学
白鴎大学109(28-11,25-11,31-16,25-27)65立教大学

白鴎大学   1勝0敗
早稲田大学  1勝0敗
大東文化大学 1勝0敗
関東学院大学 1勝0敗
神奈川大学  1勝0敗
国士舘大学  0勝1敗
日本体育大学 0勝1敗
順天堂大学  0勝1敗
國學院大学  0勝1敗
立教大学   0勝1敗


■関東大学3部リーグ(1次リーグ)駒澤大学玉川キャンパス
国際武道大学117(29-29,25-23,28-24,35-15)91明星大学
東京成徳大学89(27-18,16-10,20-21,26-14)63東京大学
駒澤大学126(33-18,25-21,31-18,37-17)74東京学芸大学
東洋大学87(26-21,15-9,18-15,28-12)57東京農業大学
江戸川大学78(17-23,11-28,12-17,38-16)84東京経済大学
玉川大学100(27-16,25-8,23-21,25-9)54埼玉大学

駒澤大学   1勝0敗
玉川大学   1勝0敗
東京成徳大学 1勝0敗
東京経済大学 1勝0敗
東洋大学   1勝0敗
国際武道大学 1勝0敗
東京大学   0勝1敗
東京学芸大学 0勝1敗
東京農業大学 0勝1敗
江戸川大学  0勝1敗
明星大学   0勝1敗
埼玉大    0勝1敗

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

EDIT  |  22:58  |  2010関東リーグ予定・結果  |  Top↑
 | BLOGTOP |