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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】10/31,11/1写真

091101_2.jpg
優勝を決め、歓喜の日本大。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】集合写真・閉会式



091101nihon2.jpg
優勝 日本大学


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準優勝 慶應義塾大学


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3位 青山学院大学


091101heikai.jpg

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】11/1 専修大VS日本大 第2戦

ラストは#10種市のブザービーター!
日本大が14年ぶりのリーグ戦優勝

専修大48(13-21,15-12,8-27,12-33)93日本大
091101nihon3.jpg前日の慶應大の敗戦があって、14年ぶりのリーグ優勝が目の前に迫っていた日本大。勝てばそれを手にすることができるが、堅さは隠せなかった。最初のプレーはターンオーバー。さらに開始2分は無得点で専修大に先行される形となった。専修大は#11藤井(4年・G)や#33館山(1年・G・能代工業)らの得点で日本大からリードを奪う。最終戦だけに、立ち上がりには集中力が見えた。だが、「自分とか栗原(#4)とかが頑張らなければいけない」と日本大#11上江田(4年・F)が3Pを決めると日本大にも流れが生まれ、#11上江田の得点と#4栗原(4年・F)の3Pなどで専修大を一気に逆転する。9-17で日本大がリードとなったところで専修大はタイムアウトを請求するが、その後も日本大のペースを崩すことができない。立ち上がりは上々も、1Q終盤はファウルトラブルも手伝って、日本大にチャンスを与えてしまい、リードを広げられて1Qを終了する。2Qは、得点では日本大が常に先行していたが、この10分だけを見るならば互角の展開だった。日本大は#5中村(4年・C)のインサイドで勝負。対する専修大は#11藤井と#1宮城(3年・F)を中心に得点を重ねていき、残り5分を切ったところでは#21三井(2年・G)がブレイクを決めて3点差まで詰め寄る。だが、日本大は#8石川(1年・G・明成)、#14一色(4年・G)の3Pで応戦し、簡単にリードを奪わせない。それでも専修大は、なんとか食らいついて行き、前半を3点差で終えるかと思われた。だが、最後に日本大#7篠山(3年・G)がブザービーターを沈めて、点差を5点に広げて後半へ。

3Qに入ると、日本大が速い展開に持ち込み、専修大を翻弄する。さらに、アウトサイドからは#4栗原と#11上江田、インサイドからは#5中村と内外角バランスよく得点していく日本大は、一気に専修大を突き放す。この展開に専修大はちぐはぐしてしまい、得点につなげることが出来ない。途中でタイムアウトも挟み、立て直しを図るが、一度乗った日本大を止めることは容易ではなく、点差も約30点へと広がってしまう。なんとか追いすがりたい専修大だが、肝心のシュートが決まらず。このQは8得点しかできずにリーグ戦の課題でもあった失速を、最後も見せてしまった。4Qに入ると、専修大は#31畑(2年・G)や#1宮城の得点が光るも、3Qで離れた得点はあまりにも大きく、点差を縮めることができない。そんな専修大を尻目に、日本大は#4栗原が2本のダンクを決め、会場と応援団、ベンチを大いに盛り上げる。試合時間残り3分を切ると、日本大はコートの5人を全員4年生へとチェンジ。リーグ戦中、怪我でプレーできなかった#10種市(4年・F)も応援団とベンチの後押しを受けて、コートに立った。コートに立つ面々に嬉しさは隠し切れなかった。笑顔の中、さらに#10種市に得点を決めさせようと、全員が彼にパスを回す。久しぶりの試合に最初は固かったシュートも、皆の後押しで決まり、試合の最後のシュートも種市が3Pを放った。終了間際打たれた3Pは、綺麗な弧を描き、ブザーと共にリングへ吸い込まれた。この瞬間、日本大の14年ぶりのリーグ優勝が決定。コートに立つ5人は拳を突き上げ、嬉しさを体一杯で表現した。

※専修大・藤井選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※日本大のインタビューは別途掲載します。

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】日本大学優勝インタビュー

「1年の頃から“4年生になったら”という気持ちがあった」
最後の年、その思いが見事に結実

◆#4栗原貴宏(4年・F・主将)
091101kurihara.jpg最終戦では2本のダンクを見せつけた。昨年のケガから見事な復活だ。
これまでの淡々としたプレーから一転、このリーグでの栗原は非常に感情豊かなプレーを見せた。ルーズボールを逃して床に両手をたたきつけて悔しがり、チームメイトがいいプレーをすれば笑顔で応える。ディフェンスに、オフェンスにとまさに縦横無尽にコートを駆けてエースとしても、主将としてもチームを鼓舞し続けた。

元々、サイズがある上に高い運動能力があり、スラッシャーとしての期待は大きかった。だがそれまではどこか優等生のようなプレーに終始し、アグレッシブな部分がなかなか出てこなかった。ケガもあってどこまで復活できるのかも心配された。それらを払拭してあまりある活躍は、まさに見事と言うしかない。4年生として最後に賭ける思いの強さも感じ取れる。

日本大にとっては2006年のトーナメント以来の優勝。彼らの代が頂点の栄冠に浴したのはこれが初めてとなる。ようやく日本大の伝統に新しい記録が書き加えられた。続くインカレでもこの輝きを発揮できるだろうか。


―優勝おめでとうございます!
「僕らも誰しも慶應が優勝すると思っていた中で日大にチャンスが来て、それをモノにできたので本当に嬉しいですね」

―当然今リーグは優勝を目標として臨んできたかと思いますが、チームはどんなモチベーションだったのでしょう?
「リーグということで長丁場じゃないですか?勝つ日もあれば負ける日もあるので、負けたときに気持ちが下がるんじゃなくて、負けたときにみんなで雰囲気良く声を出して元気良く学生らしく。負けは負けで切り替えて、勝ったら勝ったで練習に生かして、試合に毎週臨んでいこうっていう感じですね」

―今リーグで最も安定感があったのが日本大かと思いますが、その安定感はどこから来るものなのでしょうか?
「僕らのチームスタイルはディフェンスを頑張って、そこからの速い展開になるんですけど、全部の試合を通して失点を抑えられたから。僕らが点を獲れなくても、相手を抑えることができたら、そんなに離されることはないので。オフェンスはダメでもディフェンス頑張ればどうにかなるので、オフェンスがダメでもディフェンスを我慢してやってきた成果じゃないかなと思います」

―今年の4年生は下級生の頃から活躍してきた代ですが、最上級生になってお互いの団結も強いのではないですか?
「僕ら自身1年の頃から“4年生になったら”という気持ちがあったので。それで2年、3年って誰かしら怪我で欠けちゃったんですけど、欠けていた人たちが腐ったりしないで、“絶対に4年になったら勝つんだ”っていう気持ちが強かった。今日も種市(#10)も出場できたんで。やっぱり1年生の頃からこの4年生になった時は賭けようっていう気持ちが強かったですね」

―その気持ちが強かっただけに結果を残せなかった春シーズンは辛かったのではないですか?
「そうですね。僕らが3年の時にベスト8に入れないで、今年もベスト16で負けてしまって。やっぱり気持ち的には落ちてしまったんですけど、そのあとのリーグに向けての合宿では気持ちを切り替えてみんなで雰囲気を良くしてやって来られたので。春の負けもいい経験だったと思いますね」

―今年の春はもちろんですが、2年生、3年生の頃も期待に見合った成績を残せなかったのは苦しかったのではないですか?
「そうですね。周りを認めさせるにはやっぱり結果しかないので、そこで僕らがいくら強いんだって言っても結果を残していません。みんな悔しい気持ちはありました。僕も個人的ではあるんですが、3年生の時は怪我とかもあって。みんな悔しい気持ちがあったと思いますね」

―栗原選手は3年生の時に怪我でシーズンをほぼ全休しましたが、4年生になって怪我明けからキャプテンに抜擢された難しさというのはあったのではないですか?
「僕は今までバスケットをやってきた中でキャプテンっていうのは初めての経験で、正直どうしていいのかっていうのがわからなかったんですけど。そこで一色(#14)とか他の4年生が本当に支えてくれて、リーグ優勝に繋がったと思います」

―今の日本大は4年生の団結力もそうですし、下級生もチームを盛り上げてくれて、すごくいい雰囲気でできていますよね。
「そうですね。下級生は下級生で自分たちの仕事は盛り上げることだって言ってくれて、そこで下級生だけじゃなくて上級生も声を出せてやれているので、すごくいい雰囲気。4年生も声を出せば下級生も付いて来るんで。それで練習でも試合でもいい雰囲気が作れているんじゃないかと思います」

―以前篠山選手(#7)が“今のチームの雰囲気は4年生が大人だから作れている”とおっしゃっていましたが、自然とこういう雰囲気になったのでしょうか?
「やっぱり下級生と上級生で話をして、僕らが引っ張っていかなくちゃっていう気持ちがあって。頑張りを表に出すことでできているんで、そういう雰囲気作りの努力はして、あとは自然ですかね(笑)?自然とみんなやってくれて」

―先ほども優勝の感想を伺いましたが、今試合に出ているメンバーで高校時代に代表経験はあっても、大きな舞台で優勝経験があるのは篠山選手くらいなだけに嬉しいのではないですか?
「おっしゃった通り、上の方でバスケをやっていたのは篠山だけで、僕なんかは本当に県で勝つのがやっとのチームでした。でもやっぱり、大学に来て試合に出て通用するっていうのはわかって、上江田(#11)もそうだし、中村(#5)も。うちのメンバーはみんな高校時代の実績は関係なく、大学の1部で通用する人たちばかりです。だから高校時代の実績とかは気にしないで、自信を持ってやろうとやっていますね」

―これまでの悔しい思いが優勝という形で一つ結果を残せたリーグ戦だったかと思いますが、この勢いでインカレも優勝といきたいところですね。
「今まで散々悔しい気持ちを味わってきたので、このリーグ優勝を弾みにインカレは優勝を目標に。リーグ優勝で満足したり天狗になったりしないで、どこのチームも力の差はないしインカレは一発勝負なので。ここでしっかりインカレまでの1ヶ月いい雰囲気を作って、チームの完成度を高めてインカレに臨みたいと思います」

※中村選手、種市選手、上江田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】11/1 青山学院大VS東海大 第2戦

序盤のアウトサイド攻勢は青学大に有利に
プライドを賭けた戦いは1勝1敗のタイで終了

青山学院大94(24-17,31-16,19-15,20-24)72東海大
091101aogaku2.jpg先勝したのは昨年と同じ。東海大が望むのは2勝。それこそがここ数年ライバルとして戦ってきた青学大に対して自身の存在を突きつける証明書でもある。

試合は序盤から互いにアウトサイドを打ち続ける展開となった。最初こそ固さからか両者ともボールがリングに弾かれた。しかしこれは、青学大が自分たちのペースに東海大を巻き込む一つの手でもあった。東海大にディフェンスの的を絞らせないうちにシュートを打ち、また相手にも早い展開を強いる。青学大が最も恐れるのは東海大ディフェンスの前にトランジションが遅くなることであり、ここまでの敗戦はほとんどが遅いペースに巻き込まれてロースコアに終わってしまっていることからも、それは避けたい戦いだ。

この流れが青学有利に働いた。次第に3Pが入り始めた青学大は前半を終えて55点。これは彼らが優位に立っているときの数字だ。そして、追う東海大には重いプレッシャーが襲いかかった。追い上げても追い上げても、既に心理的に負担の減った青学大のシュートは落ちない。また、ロースコアを得意とする東海大は得点力がついたといっても大差を一気に追い上げられるチームではない。#24古川(4年・F)はマークがきつく、思ったようにシュートが打てないまま時間が過ぎた。

東海大は、最後は慶應大や日本大のように4年生をコートに送り込んだ。あきらめではない。努力してきた4年生たちはどれも得点が取れる選手だ。しかし追い上げは叶わず、威信のかかる戦いは青学大が勝利して結果は昨シーズンと同じく1勝1敗。彼らにとって譲れない決着は、また先に持ち越された。

写真:最後はプライドを示した青学大。このチームも課題の見えたリーグ戦となった。

※試合のレポートと、青山学院大・小林高晃選手、比江島選手、東海大・前村選手、古川選手、石井選手、多嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】11/1 法政大VS中央大 第2戦

最終日の疲労が見える内容も
法政大が中央大に辛くも勝利

法政大85(23-23,16-18,24-15,22-26)82中央大
091101hosei1.jpg前日では思わぬ大差となったこのカード。最終日のこの日は2ヶ月もの間で張り詰めてい緊張の糸がほどけたか、懸命さは伝わるもののどこか集中し切れていない印象を与えるゲームとなった。試合全体を通し、両者主導権の握れないもどかしい展開の中、法政大は#11長谷川(2年・SG)、#5神津祥平(4年・C)、中央大は#4小野龍猛(4年・CF)がチームを引っ張るという構図になった。終盤に法政大が帳尻を合わせるように得点力を発揮して勝利をもぎ取り、なんとか最終戦を勝利で飾った。

4位の法政大と6位の中央大。成績だけを見れば平凡かもしれない。しかし法政大は5人で40分間手を抜くことなく戦い続けるだけのメンタルを自信を持って手に入れたリーグ戦であり、中央大にとって小野龍猛のワンマンチームから小野龍猛という絶対的な武器を擁しながら全員が攻められるチームへと脱皮を遂げたリーグ戦となった。

両チームにとってインカレ優勝は現実的な目標だ。リーグ戦で変貌を遂げた両チームがインカレでどのようなプレーを披露してくれるのか、期待が高まる。

写真:試合終了後はどちらともなく笑顔で相手にハイタッチに。

※試合のレポートと法政大・神津選手、長谷川選手、中央大・浜田選手、小野大貴選手、渡邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ1部】11/1 慶應義塾大VS筑波大 第2戦

衝撃的な敗戦を立て直した慶應大
最後は4年生への花道となる100点ゲームで幕

慶應義塾大119(34-20,21-21,27-24,37-32)97筑波大
091101keio2.jpg目の前で手放した“優勝”の二文字。
アップを行う慶應大の選手たちの顔には、一夜明けてもやはり前日のショックを隠しきれない固さが浮かんでいた。しかし、試合が始まると次第に本来の姿を取り戻す様子がはっきりと分かった。

試合の出足はやや固さが見えた。筑波大のゾーンは効果的で、慶應大はトップギアの軽快なオフェンスとは言えないが、それでも第1戦と違っていたのはシュートの確実性。#16二ノ宮(3年・G)のアシストや#7岩下(3年・C)のインサイド、#16二ノ宮の速攻などでリズムを作り、#14酒井(3年・F)のアウトサイドも当たって1Qで34得点。慶應大らしいゲームの数字を出して見せた。筑波大も第1戦の勝利で自信を持ったプレーが見えたが、実力で勝る慶應大がやはり上だった。前半は粘りが見えたが、後半は一気に引き離された。

慶應大は4Qに大量リードを得ると、控えの下級生とベンチ入りしている4年生たちに出場機会を与えた。慶應大の控えは日本大のベンチほど華やかで能力ある選手たちではない。だが4年生はゴールデン世代の年に1年生として竹内公輔(現アイシン)や酒井泰滋(現日立)のような代表レベルの選手に学んだ。そして翌年2部降格という地獄を見ながら、また再び頂点に立つ力を勝ち得たチームを下支えしてきた慶應の土台となる面々だ。“一握りの全国区と無名の努力家たち”。その両者が融合し、“チーム”であることこそが慶應大そのものであり、他チームと全く違う存在意義でもある。それを象徴するような選手である#8石井(4年・GF)が、終盤に全員を沸き返らせるシュートを沈め、#16神田智浩(4年・G)もゴールに向かう姿勢を見せて119点で勝利を締めくくった。

写真:試合が終了し笑顔の4年生。小林、石井、店橋、神田智浩、そして主将の田上。12人の4年生を代表した5人が、やるべきことをやった最終戦だった。

※試合のレポートと慶應大・田上選手、小林選手、筑波大・片峯選手、本井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ2部】拓殖大1部昇格コメント

「楽しくバスケットをする」を体現し、
7年ぶりの1部と3年ぶりのインカレ出場権を獲得!


091025takudaiかつては1部であり、渡邉拓馬(現トヨタ)や安斎竜三(現リンク栃木)といった数々の名選手を輩出した拓殖大学。
トーナメントやインカレではベスト8入りは常連で、“苦手”と言われていたリーグ戦でも上位は譲らなかった。だが、2005年に入れ替え戦で慶應大に敗退した後、近年は入れ替え戦出場権獲得とはほど遠い結果に終わっている。ここ2年はインカレ出場を逃し、さらに3部Aとの入れ替え戦など、苦しい状況が続いていた。そんな彼らの顔に、“笑顔”は全くなかった。

だが今シーズン、拓殖大が“変わった”。
春から、#3宇佐美(4年・F・主将)は、とにかくバスケットを楽しむことをチームに徹底させた。また、「3年間見てきて、チームの悪い部分がどこだかわかっていたから」と、私生活からチームを叩き直した。すると、春のトーナメントでは久々のベスト8入り。新人戦はベスト4と、宇佐美が入学してから最もいい成績を残した。ただ、毎年の拓殖大の課題は“継続力”。それが秋以降、どう出るかが注目であった。しかしそれは杞憂に過ぎなかった。リーグ戦、拓殖大は序盤から上位校との戦いが続いた。明治大には連敗、白鴎大に1敗を喫したものの、その後はしっかりと勝ちきって3敗に留め、1部昇格を手にした。「楽しくやればおのずと結果はついてくる」と、池内監督がチームに話した通りの結果となった。

シーズンの始め、#3宇佐美はこんなことを言っていた。
「見てもらっている人にも楽しいと思ってもらえるようなバスケがしたい」
今、拓殖大はそれを体現中だ。
笑顔が耐えない拓殖大のバスケットは、今シーズン一見の価値がある。

※宇佐美選手、松崎選手、小野選手、上杉選手、長谷川技選手のコメントは「続きを読む」へ。

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2009.11.01 (Sun)

【2009リーグ】11/1 1部リーグ最終結果

11月1日(日)国立代々木競技場第二体育館
慶應義塾大119(34-20,21-21,27-24,37-32)97筑波大
法政大85(23-23,16-18,24-15,22-26)82中央大
専修大48(13-21,15-12,8-27,12-33)93日本大
青山学院大94(24-17,31-16,19-15,20-24)72東海大

優勝  日本大学(14年ぶり14回目)11勝3敗
準優勝 慶應義塾大学 10 勝4敗
3位  青山学院大学 9勝5敗
4位  法政大学 8勝6敗
5位  東海大学 7勝7敗
6位  中央大学 6勝8敗
7位  筑波大学 5勝9敗 ※2部2位拓殖大学との順位決定戦へ
8位  専修大学 0勝14敗 ※2部1位明治大学との順位決定戦へ

【個人賞】
最優秀選手賞 栗原貴宏(日本大学・4年・F・主将)
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敢闘賞 小林大祐(慶應義塾大学・4年・GF)
091101kantosyo.jpg


優秀選手賞
 中村将大(日本大学・4年・C)
 篠山竜青(日本大学・3年・G)
 田上和佳(慶應義塾大学・4年・F・主将)
 小林高晃(青山学院大学・4年・SG・主将)
 神津祥平(法政大学・4年・C・主将)
091101yushyu.jpg
写真左から中村、篠山、田上、小林、神津の各選手。


得点王 小野龍猛(中央大学・4年・C・主将)382点
3P王 長谷川智也(法政大学・2年・SG)52本
リバウンド王 岩下達郎(慶應義塾大学・3年・C)OF42/DE128/TO170
アシスト王 二ノ宮康平(慶應義塾大学・3年・G)89本
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写真左から小野、長谷川、二ノ宮、岩下の各選手。

2年連続の3P王、長谷川選手のコメント
「3P王は狙っていたので、今すごくホッとしてますし嬉しいです。1年生で頂いた去年とはまた違って、今年の賞は価値があると思っています。何と言っても上位争いに絡む中で頂けた賞なので。ちょっとは勝ちに貢献できたかなと。ただ、スリーだけではホントはダメなので、マークされても打てるようにジャンプシュートの練習などもしていきたいと思います」


MIP賞 小林大祐(慶應義塾大学・4年・GF)
091101mip_20091102114736.jpg
「この賞をいただけるとは本当に驚きました。MIPは大会で一番目立った選手がもらえるのかなとなんとなく思っていましたが、それがまさか僕だとは思いませんでした。驚きとうれしさと、ファンのみなさんの“愛”に本当に感謝します。ありがたくいただきます」

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