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2009.01.03 (Sat)

【2009オールジャパン】1/3レラカムイ北海道VS青山学院大

JBLレラカムイ北海道に終始接戦
観客を味方につけた青学大が肉薄

レラカムイ北海道81(19-20,20-16,24-22,18-18)76青山学院大学
090103AOGAKU2.jpgこのオールジャパンではリーグを下位で苦戦中のJBLチームが大学の上位チームと対戦することになった。青山学院大の相手はレラカムイ北海道。チーム創設2年目で地元の期待を背負っているが、大半の選手が若手でまだまだ苦戦している。そうした部分に青学大は勝機を見いだすことが期待された。

「トライだから」長谷川監督が言ったようにJBLに胸を借りるつもりで挑んだ試合は、終始接戦の様相を呈し4Q最後には同点に追いつく奮闘を見せてレラカムイを脅かした。終盤には焦ったレラカムイがミスを連発するなど、“もしかしたら”が実現できたかもしれない試合だった。

今シーズンライバル不在と言われ、チーム自身でなかなか盛り上がることができなかった青学大。しかしこの日の試合は会場を味方につけ、同じ会場にいたOBの岡田や正中(ともにJBLトヨタ)に「あれだ」と感じさせる今期最高とも思わせる試合を見せた。この気持ちを忘れずに来期に生きてくることを願う。

写真:ゲーム終盤、77-73に追いつき、チームのメンバーと歓喜にふるえた渡邉を辻らが囲む。

※試合のレポートと青学大・梅田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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2009.01.03 (Sat)

【2009オールジャパン】1/3レポート

学生には不利な高さ、強さで全大学チームが敗退
難しさを痛感するオールジャパン

オールジャパンは難しい大会だ。何を目指すべき大会か、カテゴリの異なるチームが集うことによってその焦点が時に曖昧となる。下のカテゴリにいるチームにすれば普段試合をしたことのない相手に対しての一発勝負。さらにはオンコートワンのルールがある限りJBLの上位が揺らぐ可能性は低く、現状では当たって砕けろの勝負しかできない。
オールジャパンはたった8つしかないJBLチームのための大会なのか? そこに学生チーム5つが挑んだ3日目。明治大、天理大、国士舘大はその大きな差を埋められずに破れた。慶應大はインサイドの差が響き後半に離され、青学大はゾーンで粘って最後の最後までJBLを追いつめたが届かなかった。大学チームの強化がもっと必要なことは明らかだが、その経験値を積む場が少なすぎることも確かだ。より高いレベルともっと接する機会がバスケット界全体で考えられなければ、底上げを望めないことだけは分かった3日目となった。


昨年王者に挑むも完敗の明治大
来年以降に花開く経験となるか

アイシンシーホース118(29-14,26-10,34-20,29-21)65明治大学
090103KANAMARU.jpgウインターカップ3連覇の洛南校を大差で蹴散らし、昨年の王者・アイシンシーホースに挑んだ明治大。#32桜木JR、#1ヤングのインサイド、#3柏木、#22網野,#10竹内公輔などのスタメンのほか、#2佐古など日本代表たちが揃うそうそうたるメンバー相手ではさすがの明治大も為す術がなかった。アイシンは差をつけると早々にスタメンを下げて控えで戦い、それでも明治大を圧倒した。洛南戦では28分で47点と稼いだ#14金丸晃輔(2年・SG)は35分でたった22得点。だが「たった22点」と思わせるほど金丸が恐るべきスコアラーとして認識されるまでに至ったことも確かだ。洛南の選手たちも金丸の得点が決まるたびにうなだれていた。また、#5山下(4年・G)はJBL上位との対戦で「どこまでが通用して、どこが通用しないかはっきり分かって面白かった」と、今後もバスケットを続ける上で思うところもあったようだ。苦労もあった4年間だが、前向きな気持ちで引退を迎えた。ハイスコアのオフェンスチームである明治大が65得点という現実は、大学とJBLの差をまざまざと見せつけられるものだった。それでも#3金丸英悟(3年・PF)は192cmながら16点、6リバウンドと健闘を見せてもいる。

「来期はガードが問題」山下。自分と#6伊與田が抜けた穴をどうカバーするかがチームの課題だ。長らく2部から浮上できないでいる明治大だが、ようやく光明が見えつつあるこの状況をより良いものにできるかどうか。来期が待たれる。

写真:マッチアップの網野相手にドライブを仕掛ける金丸晃輔。


日立相手にサンバ・根来で対抗
最後は離されるも天理大らしさを見せてシーズン終了

日立サンロッカーズ91(29-17,14-16,19-8,29-12)53天理大学
090103NEGORO.jpg天理大は2回戦では高校の強豪明成をあっさりと破って日立に挑んだ。#10サンバ(2年・C)の高さはあるが、そう簡単ではない。1Qは29-17と出遅れた。それでも#10サンバがフェイダウェイ、#13清水(1年・G)が3Pを思い切りよく決める場面もある。だがシュートが外れたときはリバウンドで苦しく、ターンオーバーが響いた。余裕のある日立はベンチと入れ替えながらの試合となるが、天理大は2Qも#5呉田(4年・G)の3Pなどもあり、10点差で推移する展開となる。日立の余裕か初戦のゆるみなのか、大差がつかない試合は3Qで天理大の得点がストップすると点差が開いた。天理大は#8知念の3Pや#15根来(3年・PF)の頑張りもあったが#4野口が4Q後半に足を捻挫して退場。最後はJBLには届かず敗退した。「何が何でも日立にまではたどり着くつもりだった」#4野口(4年・主将・SG)。久しぶりのオールジャパン、ベスト16は「いい経験になった」と締めくくった。苦しい中からまとまった1年は語り尽くせない思いもあっただろう。

090103TENRI.jpgインカレで“チーム”として忘れられない存在となった天理大。リーグではチームの温度差に悩み、オールジャパンではインカレでフレッシュなプレーを見せた平尾が諸事情で出場できないなど、常に問題を抱えながらも一体感を見せてきた。「4年がまとまりがあったから」#8知念。#4野口が最後に捻挫でコートを去り、会場の隅で寝転がっているとその野口を囲むように最後のミーティングを始めた。「最後に捻挫してしまってすんません!」と痛みをこらえて野口が声を張り上げると、選手たちにも笑顔が弾けた。この、チームを包む空気感こそが天理大だったと言えるだろう。

「引退試合に捻挫なんて最悪」と言う野口だったが、長かった1年をねぎらうように、呉田が最後まで野口にそっと付き添っている姿が印象的だった。

写真上:竹内譲次をかいくぐる根来は18得点と貢献。
写真下:足を冷やしながら寝転がる野口を囲み、最後のミーティング。


インサイドの差が勝負のスタートを分ける
だが立花のドライブには会場からも歓声が

国士舘大学60(10-33,20-21,11-30,19-32)116リンク栃木ブレックス
090103TACHIBANA.jpg会場の誰しもが田臥勇太を見ようとしていることは明らかだった。
慶應大への期待の高まりからか第一試合からDコートは3階席まで満員、リンク栃木の試合が始まる頃には通路も立ち見で満杯になる。そんな中始まった国士舘大との試合だが、国士舘大もまたJBLチームのインサイドの前に為す術がなかった。勝負は序盤から中で点が取れない国士舘大が大きく水をあけられた。#13馬(2年・C)は193cmだがリンク栃木のインサイドは#32オアー210cm、#34伊藤204cmとそれよりはるかに高く、幅もある。#4寺嶋(4年・SF)、#6吉本(4年・PF)といった面々では対抗できない中、1Qで33-10とされるとリンク栃木はスタメンを控えに入れ替えながら余裕の戦いとなった。

090103KOKUSHI.jpg#0田臥が何気ないレイアップを1本決めるだけでも会場からは大きな歓声が上がる。それだけ彼が日本のバスケットファンにこれまで魅せてきたものは大きく、また、リンク栃木でプレーする今も期待を一身に背負う。しかし、この日何度もペイント内に切れ込んだ#5立花(4年・G)の存在もまた、このシーズン大学の試合を見てきたファンには大きな意味を持っていた。インカレ決勝同様、「インサイドが高くて届ききらなかった」というレイアップ。だが立花が中へ切れ込むたびに国士舘大側応援席からは大きな歓声が上がった。シュートがリングからこぼれるたびに大きなため息が充満する中、立花は攻め続け、3Q最後にバスケットカウントでそれが決まった瞬間、観客席に大歓声が響いた。今年、大学界で彼が見せ続けてきたもの、残した数々の劇的なプレー。大学バスケを見てきた人には十分すぎるほど分かっていた。そのプレーこそが立花そのものであり、見せて欲しいと願っていたものだったからだ。

「うちはこんなもんですよ」と試合後さばさばした表情で立花は言った。しかし人に期待され、記憶に残るようなプレーをすることは誰にでもできることではない。

旋風は去った。しかし国士舘大と立花が見せたものは忘れられない鮮やかな記憶として残る。

写真上:田臥とのマッチアップが見どころの一つだった。
写真下:試合後には笑顔を見せ、リンク栃木の面々と挨拶を交わした。

※慶應義塾大対三菱電機、青山学院大対レラカムイ北海道は別途掲載します。
※明治大・山下選手、天理大・知念選手、国士舘大・立花選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.01.03 (Sat)

【2009オールジャパン】1/3慶應義塾大VS三菱電機

今シーズンどこよりも成長したチームは
新たな課題を得てオールジャパンを終了

慶應義塾大学79(27-29,21-27,18-33,13-34)123三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
090103kobayashi.jpg2004年の学生チャンピオンとして三菱と対戦したとき、チームにはある種の満足感が漂っていたことは確かだ。最後まで真剣に取り組みたい選手と優勝の充足感を感じる選手の微妙な差が敗戦を早めた。今回はインカレ後も高い目標で取り組んできて臨んだオールジャパン。社会人1位の横河電機を大差で破り、挑んだJBL三菱電機。前半はリードする部分も見せ、満席となったDコートの観客席から何度も歓声が上がった。しかし、外国人選手に2名の帰化選手、日本代表候補にもなったインサイド選手を揃える三菱電機相手ではそれも最後まで続けることはできなかった。

インサイドではどうしても不利な中、前半から攻撃はアウトサイド中心となる。#16二ノ宮(2年・G)の2本の3P、#9田上(3年・F)のドライブでリードを奪うが三菱も#11鵜沢のバスカンと3Pで離されない。慶應大のオフェンスは学生レベルでは内外ともに強力だが、三菱のディフェンスは幅と高さでどうしても簡単割っていけない。中でできなければ足を使うしかない。パスカットからの速攻など早い攻撃でたたみかけると#4鈴木(4年・主将・F)のドライブ、#8小林(3年・G)の3Pで1Q半ばに20-12とリードを奪うに至った。この活躍に観客席からは何度も歓声が上がったが、三菱も#20トーマスや#6松島らで得点し、追いつくと1Qは27-29と慶應大からリードを取り戻して終えた。

2Qも慶應大の粘りは続いた。#8小林、#10酒井(2年・F)のアウトサイドが沈むたびに観客席が湧き、三菱につかず離れずついていく。リードされつつ残り5分、#10酒井の3Pで41-41の同点に追いついた。しかし三菱も焦ってはいない。慶應大がターンオーバーを犯す間にあっさり再び引き離し、2Qは慶應大に8点の差をつけて終了となった。

090103ninomiya.jpg後半に入ると三菱電機は本来のアドバンテージである高さを生かしていく。また、サイズがを生かしつつも空いていればアウトサイドからシュートを簡単に決めるなど、慶應大ディフェンスが対応できなくなっていく。前半からの当たりあいで床にたたきつけられる場面もあった#7岩下(2年・C)には疲労も大きく、代わりの選手もいないことでインサイドのディフェンスは厳しい。2006年の代表候補でもあった#15佐藤の強さに、慶應大はゴール下を固めるも押し込まれる場面が目立った。三菱は強いインサイドと3Pという個人技で慶應大を引き離していき、慶應大は一気に20点以上の差をつけられる。4Q、なんとか流れを作りたい慶應大は#4鈴木の気迫の3Pもあるが、#7岩下、#4鈴木が5ファウル退場となり差は開き、最後は大差で終焉を迎えた。前半での善戦は慶應大ならではだった。しかしそれを上回るJBLの力を見せつけられての敗退は、まだ彼らにも突き詰める部分が多いにあると感じさせられるものだった。優勝したとはいえまだ成長過程にあるチームにとってこの敗戦をどう生かすか、既に来期に向けて物語は始まっている。

写真上:学生相手では十分割れる小林のオフェンスだが、なかなかファウルをもらえず苦しんだ。
写真下:柏倉とマッチアップする二ノ宮。スピード、個人技では十分通用するところを見せた。

※慶應大・鈴木選手、酒井選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2009.01.03 (Sat)

【2009オールジャパン】1/3結果

アイシンシーホース118(29-14,26-10,34-20,29-21)65明治大学
慶應義塾大学79(27-29,21-27,18-33,13-34)123三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ
日立サンロッカーズ91(29-17,14-16,19-8,29-12)53天理大学
国士舘大学60(10-33,20-21,11-30,19-32)116リンク栃木ブレックス
レラカムイ北海道81(19-20,20-16,24-22,18-18)76青山学院大学

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