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第86回全日本大学バスケットボール選手権
筑波大学が3連覇を達成 3連覇以上の達成は1999年の日本体育大以来

2008.12.30 (Tue)

SEAGULLS CUP2009開催!

ガチンコ勝負の大会として生まれ変わる
東海大の「シーガルスカップ」

081229t_2.jpgこれまで東海大部内の親睦的意味合いの強い大会として続いてきた「シーガルスカップ」。1年~4年の各学年チームと、スタッフチームに分かれて好勝負を繰り広げてきました。この大会が今年は真剣勝負の場として生まれ変わります。これまで学年ごとに分けていたチームを、4年生以外はバランス良く戦力配分を行い、合計5チームを編成。コーチ、トレーナーとともに部内最強決定戦に挑みます。

写真:昨年のシーガルスカップの様子。3年チームに勝った4年チームが歓喜の胴上げ。以下も同様に2007年の写真。

日時:2009年1月6日(火)、7日(水)、8(木)、9(金)、10(土)
会場:東海大学湘南校舎総合体育館
時間:平日17:00~、土曜13:00~(予定)
観覧:自由
チームの詳細、各ゲーム時間などは東海大学シーガルスの公式HPをご覧ください。
こちらでも随時発表致します。

陸川 章監督よりのコメント
「ワクワク&フルフルするチームを目指す為にも、今年の『SEAGULLS CUP』は、厳しさの中に楽しさあり!! 本気のガチンコ勝負をします。その中で、4年生は、後輩達に何かを残してもらいたいし、選手達はお互いに学びあってもらいたいと思っています。ワン・ツー・スリー SEAGULLS !!」


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昨年の3年生チーム。今年は4年としてプライドを賭け戦う。


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マッチアップする石谷選手(07年卒)と中濱選手。


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リハビリ途中だった昨年の小林主将と今年度の西村主将の2ショット。小林主将はみんなに「走らなくていいぞー」と温かい声援を受けながらのプレーだった。

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2008.12.24 (Wed)

慶應義塾大がファン感謝デーを開催

応援してくれた人へ優勝の“感謝”を示す
4年ぶりの「ファン感謝デー」

20041226_3.jpg今年のインカレチャンピオン、慶應義塾大学が応援してくれた方々への御礼を込めて「ファン感謝デー」を開催します。この催しは2004年の優勝時にも行われ、多くのファンが訪れました。今回もオールジャパンに向けて励む彼らの練習を公開するほか、特別に撮影会や交流試合も設け、優勝の喜びをより大きく、広く分かち合います。

28日の交流試合は学生トップの選手たちと一緒にバスケットを楽しめる特別企画。個人でもチームでも参加でき、26日まで参加者を募集中。また、インカレの軌跡を編集したDVDを各日3名(計6名)に抽選でプレゼント。そのほかにも早慶戦等で作ったTシャツなどのグッズも販売するので、この機会にお見逃しなく。


【日時】
12月27日(土)14:00~ 公開練習
練習終了後に撮影会やサイン会などのファン交流を実施

12月28日(日)14:00~ 公開練習
        15:30~ 交流試合 ※申し込み受付中(~26日まで)
        17:30~ ファン交流会
【場所】
日吉記念館…東急東横線「日吉」駅より徒歩5分

※交流試合の申し込み、詳しい内容は慶應義塾体育会バスケットボール部HPから。

写真上:2004年のインカレ優勝時にも行われたファン交流会の写真。主将の志村雄彦(現bj仙台)以下一同が最後に見に来てくれた人に挨拶を行った。以下の写真も同様に2004年当日の様子。

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日本代表の竹内公輔(現JBLアイシン)、後ろには石田剛規(現JBLトヨタ)が見える。


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何の練習かが分かるように書かれたボード。


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練習終了後にはサインや写真に長い列ができた。中・高生といった子ども達が目を輝かせてサインをもらっていた。


20041226_5.jpg
バッシュにサインする志村雄彦主将。そのプレーとキャラクターで大人気だった。

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2008.12.24 (Wed)

【2008インカレ・コラム】旋風の裏側と結末・国士舘大

”優勝したい” 等身大の主将の言葉から始まった快進撃
77人のチームが1つとなってつかんだ準優勝の重みとは


081207kokusitop「トーナメントでも、リーグでも、全部、優勝したい」

新チームとなって最初のミーティングで、キャプテンを任された寺嶋徹がこう口にしたとき、77人いるメンバーは半信半疑だったという。無理もなかった。国士舘大は今シーズンこそ2部に所属していたが、毎年入替戦を戦い、文字通り2部と3部を行ったり来たりしていたチームだった。しかし、この“優勝”という言葉は不思議とメンバーの心に残った。寺嶋や副キャプテンの立花大介、シックスマンを務めた吉満俊孝にとっては、かつてそれだけを目指して努力し、そして目前で絶たれたものであり、その他の大勢のメンバーにとっては、憧れ、それでも遠く届かず1度はあきらめたものである。
もう1度、夢の舞台へ―。
今年、国士舘大の快進撃が観る者に力を与えたのは、3部からスタートした選手たちが力を合わせて、誰もが不可能と思っていたことを自分たちの手で可能にしていったからではないだろうか。
彼らが準優勝という実を結ぶまで。その裏側には、選手一人ひとりの努力、そして種を蒔き育ててきた人の存在があった。

写真:今年は、集合写真撮影の際も応援のメンバーはコートに入れなかったため、登録メンバーが逆にスタンドに寄った。応援に来てくれた友人のカメラに向かってポーズ。

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2008.12.21 (Sun)

【2008インカレ・インタビュー】「まだ優勝の先が見える」進化の途中・慶應義塾大

最後までベストであるか考え続けることが
プレイヤーとして最も必要な精神

081207suzukia3.jpgネームバリューのある全国区の選手に注目が集まりがちな世界で、慶應大には無名でも努力の結果頭角を現す選手が必ずいる。主将の鈴木はその一人だ。

スポーツ推薦がなく、全国経験の豊富なエリート選手をどれだけ欲しても多く揃えるのは不可能な慶應大のリクルートシステムは、年ごとに成績の波となって現れているのを否めない部分もある。その代わり切磋琢磨することで無名選手を大学界で伸ばしていくのもまた事実である。2004年の石田剛規や2006年の加藤将裕、そして今年の田上和佳といった面々がそうして慶應大の核と成長してきた。

高校まで全国に一歩及ばなかった鈴木惇志という無名選手は、4年目にチームを日本一に導くまでになる。「僕以外の4人」という言葉が、彼の飛躍の大きなキーワードである。

※鈴木選手、青砥選手、田上選手、小林選手、二ノ宮選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.21 (Sun)

【2008インカレ・インタビュー】“チーム”への途上・明治大

「今日は金丸が良かったんですか?」
それがこれまでの明治大のイメージ

081207kanamaru1.jpg#14金丸晃輔(2年・SG)は昨年、リーグ戦で375点を叩き出し1年生ながら得点王・3P王を獲得、鮮烈な大学バスケデビューを果たした。「スコアラーは絶対に自分だ」(金丸)と塚本HC期待のルーキーだった。しかし「頼っているわけではないけれど、パスを出すと足が止まってしまう」と昨年の主将根岸が言ったように問題点もあった。最初は彼のオフェンス力でチームは好転した。だがいつの間にか彼に頼り切りになり、能力のある選手を多く揃えながらもそれを存分に発揮しているとは言えない状態となる。金丸の得点が止まればそれまで。明治大にはいつしか「金丸のワンマンチーム」というイメージがつきまとうようになる。試合を見ていない選手、特にその機会の少ない1部の選手からは明治大が勝つと必ず、「今日は金丸が良かったんですか?」と質問があった。裏を返せば、そうでなければ勝てないと言われているようなものだ。だが、それもまた一つの事実だった。それが顕著に見えたのが昨年のインカレ。7位決定戦で明治大は筑波大と対決したが、高熱で力を発揮できなかった金丸は6点に終わり、チームは23点差で大敗した。
「明治大の勝利=金丸晃輔の活躍」
このイメージをどう払拭するか。これが明治大の課題の一つとなった。

※コラムの続きと明治大・伊與田選手、山下選手、金丸英悟選手、飯沼選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.19 (Fri)

【2008インカレ・コラム】彼らが応援する理由・天理大

関西リーグ&西日本選手権覇者の天理大が教えてくれた
チームで戦うことの意義

081207enjintenri今インカレでは、関西勢の躍進が目立った。大会初日に関西3位の立命館大が第1シードの青学大を苦しめたのを皮切りに、関西1位の天理大は関東2位の東海大を退けての6位入賞。関西2位の同志社大も東海地区の実力校・愛知学泉大を破ってベスト8に名乗りをあげた。関西のチームが2つベスト8に残るのは1999年以来9年ぶりのこと。毎年、東京で開催されるこの“アウェー”な大会で、今年結果を残せたのはなぜか―?

それは選手たちが鍛錬してきたプレーに加え、「応援の力」も大きかったに違いない。立命館大も同志社大も、関西らしいノリのいい応援でコートのメンバーに“いつも通り”の力と笑顔を与えた。特に天理大はメンバー一人ひとり違う応援を繰り出したり、別働隊が登場したり、ハーフタイムにスタンド内で集合をかけてみたりと選手を楽しませながら自分たちも楽しんでいた。しかし、天理大のキャプテン・野口翔は意外な言葉を口にした。

「応援団は本当は全く来ない予定でした。去年も1人も来なかった」

インカレ前に、天理大に何が起きたのか?どうしてこのようなチームに生まれ変われたのか。コートとスタンド、それぞれの場所にいる4年生に聞いてみた。

写真:ラストゲームである5位決定戦が終わった後、スタンドとベンチのメンバー全員で円陣を組む天理大

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2008.12.17 (Wed)

【2008インカレ・コラム】5人で歩いた4年間・専修大

無名の5人が最後の年に結果を残すまで
数々の試練にも揺るがなかった“5人の絆”

081207sensyuenjinインカレ最後日の3位決定戦。タイムアップのブザーが鳴ったとき、専修大は4年生5人が揃ってコートに立っていた。飯田、能登、増川、鈴木、そして堤の5人が揃った2度目のシーズン。多くのファンが、そして誰よりも互いがこのときを待っていた。
入学したときから、5人。専修大は、高校での実績がなくとも光るものを持っている選手を集めて育ててきたが、この代も堤以外は全国的には無名と言える5人だった。堤とて高校3年時のウインターカップを逃し、入学時の話題は他大学の選手の次だった。

そんな2005年の春、5人の物語は始まった。

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2008.12.15 (Mon)

【2008インカレ・インタビュー】“チーム”で挑み、道半ばで途切れた東海大

「勝つために自分を相当変えた」
勝利を目指すために見せた“自己変革力”

081203NISHIMURA.jpg西村文男に涙は似合わない。

負けが決まった瞬間、床に倒れ込み顔を覆った#62長野、#35中濱、#32安部ら4年生や応援団をよそに、西村はチームを促し、応援してくれた人々へ礼をして控え室へと消えていった。試合中と変わらぬ落ち着いた瞳には、少しだけ感情がちらついていたが大きく揺れるほどではない。「至って冷静でした」。負けが濃厚となった時間帯も西村は状況を客観的に捉えていた。そこが彼らしかった。

※西村選手、中濱選手、長野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

◆12/3天理大VS東海大試合レポート

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2008.12.15 (Mon)

【2008インカレ・インタビュー】まさかが現実へ、法政大の転落

「途絶えた夢」、失意の幕切れ
hosei4.jpg昨年のインカレ準優勝から万全を期して臨んだはずの今大会。しかし、待っていたのは受け入れがたい現実だった。

逆点に成功しお祭り騒ぎだった法政大ベンチの笑顔が、国士舘大のシュートが決まるたびに凍りついていく。試合終了のブザーが鳴ると選手たちは言葉もなく呆然としていた。目の前で起こった現実をうまく理解できない、そんな感じだ。法政大に勝った国士舘大のその後の快進撃は周知の通り。その姿は昨年の法政大の軌跡に重なるようにも見えた。皮肉にもそのきっかけをまさか法政大自らが作ることになろうとは。

※坂上選手、福田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

◆12/3法政大VS国士舘大レポート

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2008.12.15 (Mon)

【2008インカレ・インタビュー】最後に発揮できなかった“筑波らしさ”

披露できなかった「自分たちのバスケット」
明治大に屈することになった筑波大の最後

081203TSUKUBA2.jpg今年1部昇格の悲願を達成した筑波大。インカレでの大一番は奇しくも宿敵・明治大との一戦となった。しかし、試合は序盤から明治大のゾーンにはまる。勝つ自信があった筑波大にとってこの試合展開は予想できなかったに違いない。

筑波大は梁川が入れ替え戦後の半月ほど故障で練習を休み、インカレ直前には鹿野がケガで離脱した。勝負に“たられば”がないのは明白なこと。例えチーム状況がどうあろうと、それでも筑波大が本来持つものを出せばもっといい勝負ができたはずだった。明治大はこれ以上筑波大に敗戦を重ねたくない思いが試合で見え、またきちんと対策をしてきていた。そして本来ならもっと以前から復帰するべきだった#5山下や、ケガを克服してきた#6伊與田は自らの責任を果たして勝利に貢献した。やってきたものをぶつけた明治大と、力を出し切れなかった筑波大。今年5度目の対戦で遂に筑波大は明治大に背中を捕まえられた格好となった。

試合は後半になって甘さの出た明治大に対し、異常な3Pの本数で追い上げたものの内容を見れば完敗と言っていい。筑波大長年の課題だったゾーン攻略。最後に立ちはだかったこの壁を、筑波大は破ることができなかった。1部昇格という目標達成をインカレ優勝で締めくくるという彼らの夢はここで途切れた。4年生たちが後輩に残していったものの大きさは来期以降の筑波大にとっては計り知れないが、それと同時に大きな課題も残していったと言える。

081203TSUKUBA.jpgこの課題を乗り越えるために後輩たちがするべきことは何か。それはまた一から自分たちで考え、克服していかなければならない。筑波大に浸透し、長年伝えられてきた“筑波らしさ”というキーワードは、また新たな世代にとって答えを出すべき言葉となり、引き継がれた。


写真上:試合が終わり、敗戦に直面した4年生たちの顔はまだそれを信じ切れていないようだった。
写真下:最後に応援団に向かって深々と礼をした。4年間の感謝がここにこもっていたはずだ。


※筑波大・梁川選手、中務選手、高橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

◆12/3明治大VS筑波大レポート

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ・コラム】Best Team特別賞受賞・慶應義塾大

A・Bチームへの分割を補い合い
一体感でつかんだ“ベストチーム”の称号

081207best.jpg60回記念大会となった今年、特別に設定された「Best Team特別賞」。印象に残った個人の選手に投票するMIP賞とは別に、チーム全体として印象に残ったところを観客に投票・評価してもらうという試みだった。

大荒れの大会だった今年、当初は一回戦で青山学院大に善戦した立命館大に票が集まった。また、関東では票を伸ばしていた東海大がベスト16で姿を消すなど予想できない展開が続いた。最後に受賞の栄冠に輝いたのは慶應義塾大。優勝とともにチームはもう一つの称号を得ることとなった。この栄誉は表舞台に立つ主将の鈴木やスタメンだけではなく、陰ひなたでチームを支え続けたBチーム主将の白井ら4年生の強い思いが結実した結果と言えるだろう。

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】決勝 国士舘大VS慶應義塾大

入場規制を出した満員の代々木第二体育館は
慶應大がこの1年の“進化”を見せつけ、栄冠に輝く

国士舘大学73(21-21,20-30,19-24,13-29)104慶應義塾大学
081207YOYOGI.jpg前日の嵐が過ぎ快晴となった最終日、代々木第二体育館は3202人の定員を越えて満員の観客で埋め尽くされた。第二体育館で行われた決勝に入場規制がかかったのは、慶應義塾大と専修大の記憶に残る熱戦があった2004年以来。3位決定戦時には既に観客席は満杯。急遽本部やゴール裏に椅子が並べられたのもまた、2004年と同じだった。

チーム力を磨き上げてきた慶應大か、強豪をことごとく倒してきた国士舘大か。観客の注視が集まる中、試合は国士舘大らしい3Pによる急襲から始まる。しかし、このインカレで内面の充実が見える#7岩下(2年・C)は、準決勝で青学大の#8荒尾(4年・C)を倒した#13馬(2年・C)をゴール下で完全にシャットアウト。エース#9小林(3年・G)はリーグ戦から意識してきたというプレイの幅広さを見せて国士舘大を切り崩す。国士舘大は2Q以降ここまでの快進撃が嘘のように全てがストップ、慶應大の勢いに飲み込まれていく。相手を自分たちのうねりの中に巻き込み、翻弄してきた国士舘大は最後の最後で慶應大の渦に飲み込まれた。
081207KEIO1.jpg
「あんな試合、100回やったって1回勝てるかどうかも分からない」と、慶應大の選手達に言わせた国士舘大とのリーグ初戦。25秒で7点を戻して延長へ突入し、勝利した奇跡のオーバータイムから3ヶ月、インカレでは慶應大も国士舘大も驚くほど変わっていた。これが学生チームの進化と変貌のすさまじさだ。そして、国士舘大が1歩成長していたとしたら、慶應大はもっと遠く、先へと進んでいた。

優勝の栄冠は慶應大に。
それはもう“奇跡”などではなく、完全で明白な勝利だった。

※試合のレポートと両校記者会見の様子は「続きを読む」へ。
※慶應大、国士舘大のインタビューは別途掲載します。

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】12/7 3位決定戦 青山学院大VS専修大

全員出場の青学大が3位でシーズンを終える
専修大は準決勝で出た課題を修正できず

青山学院大 77(24-15,15-9,20-9,18-22)55 専修大
081207umeda「優勝」という大きな目標を目前で絶たれての3位決定戦は、最も臨み方が難しいかもしれない。だが違う考え方をすれば、何も懸かっていないからこそ、そのチームがシーズンを通して最も大事にしてきたことが出るゲームとも言える。青学大は終始、代名詞ともいえるトランジションバスケを展開。一方の専修大はスタートを4年生5人に変更し、長い時間コートに立たせた。

試合は青学大が先手を取ると、イージーシュートのチャンスを作ってコンスタントに得点を重ねていく。準決勝同様アウトサイドシュートの確率は今ひとつだったが、生命線である“足”を即修正、最後に意地を見せた。追いかける展開となった専修大は#28能登ら4年生が黙々とプレーしチームを引っ張るが、こちらは準決勝でブレーキとなったフィニッシュの正確性をこの試合でも取り戻せず、点が伸びない。結果、青学大が全員出場を果たしての3位となった。

青学大は、今シーズン3冠とインカレ2連覇がかかっていたが、準決勝で2部3位の国士舘大に敗れるという結果が待っていた。昨年のトーナメントで3部Bの関東学院大に敗れて以来、その敗戦をバネに優勝を重ねてきたが、その間に接戦はほとんどなく、1部リーグでは調子が悪くても勝ててしまうなどいつしか“ライバル不在”の状態となっていた。それは青学大の取り組みがすばらしいからこそだが、切磋琢磨する相手がいなかったのは不運とも言える。決勝に進んだ慶應大、国士舘大は激戦の2部リーグでもまれただけでなく、このインカレの中でもどんどんチーム力を上げていた。

追われる立場になっていた青学大に新しい目標を与えたのは、関東学院大と同じく下部リーグに所属する国士舘大だった。トーナメントやインカレで同じブロックにならない限り対戦しない相手から得た“気付き”は、来シーズンに向けての大きな財産になっただろう。その来シーズンの1部リーグは、4年生に下級生時からゲームに関わっていた実力者が揃う。青学大にとっても、専修大にとっても、このインカレが新たなスタートとなる。

写真:アシスト3を記録した青学大のキャプテン・#11梅田。

※ゲームレポートと青学大・渡邉選手、小林選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※専修大のインタビューは別途掲載します。

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】5位決定戦 明治大VS天理大

笑顔がはじけた5位決定戦
両校ともに近年では最もいい成績でインカレを終える

明治大学93(11-25,24-19,31-22,27-14)76天理大学
081207tenrimeiji.jpg「楽しくやりたい」
インカレになるとよく耳にすることばだ。大学バスケの1年を締めくくる大会、4年生にとっては最後になるかもしれないからこそ、そんな言葉が出てくるのかもしれない。しかし、勝負であることに変わりはない。最終的には結果が出て、数字が付けられる。試合中の心境は別として、試合後の選手からは「この試合を楽しめた」のではないかと感じられる試合だった。その理由の1つが、笑顔だ。
この5位決定戦は、接戦あり、苦しい展開あり、笑顔ありと盛りだくさんの内容だった。結果は明治大が93点を取って勝利し5位という形となった。天理大は6位。この成績は、共に近年でもっともいい成績である。
それぞれに成績を残し、そして、楽しんでインカレを終えた両チームは、笑顔でインカレを終えた。

写真:試合終了の瞬間、明治大と天理大の選手たちがともに笑顔に包まれた。それぞれのチームに得られた物があったインカレとなったことだろう。

※試合のレポートと天理大・野口選手、平尾選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※明治大のインタビューは別途掲載します。

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】12/7 7位決定戦 日本大VS同志社大

日本大学86(15-14,29-14,23-17,19-15)60同志社大学
081207SHINOHARA.jpg学生の大会として今シーズン最後の試合。来期に繋げるためにもいい形で最後を締めくくりたいこの試合。だが日本大にしてみれば、2部の明治大に敗れた上に、関西のチームには負けられないというのが本音であったかもしれない。

同志社大・高原コーチが関東の壁と言ったのは「高さ」。だがこの試合で「高さ」が生きたのはインサイド以上にアウトサイドだったのかもしれない。同志社大のディフェンスは193cmと長身ながらシューターである#12上江田(3年・F)に3Pラインまでケアできず、3Pを7本も許してしまう。日本大は1Qこそリーグ戦での反省点である立ち上がりの悪さが出てしまうが2Qに入ると#13篠山(2年・PG)、#14熊澤(2年・G)の攻撃的なディフェンスで相手のチャンスの芽を潰すと、ハーフコートでも平面のスピードでも快調に得点を重ね、終始主導権を握る。一方の同志社大はこの試合で反撃らしい反撃が見られず、ずるずると点差を離され試合を終えてしまった。

「もう少しひとふん張りできんのか、という思いはあります」(同志社大・高原コーチ)。同志社大の選手から受ける印象は“実直さ”。自分たちのバスケットに真摯に取り組んでいるように見える反面、実力差のあるチームに対し滲み出るような“闘志”が見られないのも事実。有望選手が関東に集中する中、地方勢としてインカレベスト8は堂々と胸を張れる成績だ。だからこそかかる期待も大きい。今大会の経験を生かし来年は“ベターなチーム”ではなく“闘う集団”となって再びこの舞台へと帰ってきて欲しい。

写真:近とともに4年としてチームを引っぱった篠原。

※日本大学・近選手、中村選手、上江田選手、熊澤選手、同志社大・高原コーチのインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】最終結果

081207hyosho.jpg優勝 慶應義塾大学(4年ぶり7回目)
2位 国士舘大学
3位 青山学院大学
4位 専修大学
5位 明治大学
6位 天理大学
7位 日本大学
8位 同志社大学


081207mvp.jpg
最優秀選手賞 鈴木惇志(慶應義塾大学)
満面の笑みを浮かべたMVP。チームを引き上げ、ここまで導いたリーダーシップは本物だ。


081207kanto.jpg
敢闘賞 寺嶋 徹(国士舘大学)
応援団に拳を振り上げ、受賞を喜んだ。チームを鼓舞するファイティングスピリットの持ち主。


081207yushu.jpg
優秀選手賞      小林大祐(慶應義塾大学)
           岩下達郎(慶應義塾大学)
           立花大介(国士舘大学)
           荒尾 岳(青山学院大学)
           能登裕介(専修大学)



081207tokuten.jpg
得点王 金丸晃輔(明治大学)
その得点能力が本物であるとインカレで見せつけた。


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3ポイント王 吉満俊孝(国士舘大学)
勝負強さでチームの成績に貢献。ケガを乗り越えた見事な復活に。


081207assist.jpg
アシスト王 二ノ宮康平(慶應義塾大学)
リーグ戦よりも確実に一回り成長した姿を見せ、見事アシスト王獲得へ。


081207rebound.jpg
リバウンド王 サンバ ファイ(天理大学)
天理大躍進の原動力。チームとしても明るく親しみが持て、インカレで強い印象を残した。


081207difence.jpg
ディフェンス王 岩下達郎(慶應義塾大学)
ブロックショットの豪快さで観客を驚かせた成長著しいセンター。


081207mip.jpg
MIP賞 堤 啓士朗(専修大学)
みんなが彼の復帰を待っていた。観客の多くの心をつかみ、見事受賞に喜びを見せた。


081207sportsuman.jpg
スポーツマンシップ賞 岩下達郎(慶應義塾大学)
ベンチへ下がる時に見せる深々とした礼。スポーツマンシップ精神あふれる評価を得た。


081207kanoya.jpg
60th Anniversary賞  小野 将(鹿屋体育大学)※ベスト8以外で成果を示した選手へ送られる

081207kanoya2.jpg大東文化大を倒し、専修大を苦しめた鹿屋体育大から小野主将が60回記念の特別賞を受賞した。ベスト8以外のチームから選出される賞として設定されたが、こうした選手が評価を得るということは非常に意味合いが大きい。これは選手はもちろんのこと、チーム全体への取り組みに対する評価と見ても良いだろう。

若手でまだ勉強中という福田コーチが目指すバスケを求めて留学し、それを1年間という短い期間で実践して表現したバスケットは驚きとともに、新鮮な魅力に満ちあふれていた。更に大きな結果に結びつくよう、鹿屋体育大のこれからに期待したい。

12/2鹿屋体育大VS専修大


081207best.jpg
Best Team特別賞 慶應義塾大学
最も印象に残ったチームとして受賞。チームも応援団も一体となったところが観客の心に訴えかけた。

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】12/7最終結果

日本大学86(15-14,29-14,23-17,19-15)60同志社大学
明治大学93(11-25,24-19,31-22,27-14)76天理大学
青山学院大学77(24-15,15-9,20-9,18-22)55専修大学
国士舘大学73(21-21,20-30,19-24,13-29)104慶應義塾大学

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】12/7最終日試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

11:00 日本大学-同志社大学   7位決定戦
12:40 明治大学-天理大学    5位決定戦
14:20 青山学院大学-専修大学  3位決定戦
16:00 国士舘大学-慶應義塾大学 決勝

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2008.12.07 (Sun)

【2008インカレ】決勝の見どころ

2004年以来の優勝を狙う慶應大か初となる国士舘大か
決勝はあらゆる意味で見逃せない一戦に


081204keio.jpg慶應義塾大vs国士舘大。
60回記念のインカレ決勝は慶應義塾大学と国士舘大学の2部対決。現行の32チームによるトーナメント制となってから初の出来事である。慶應義塾大は来期1部昇格が決定しているが今期は2部扱い。しかし2部とはいえ今年、この2チームを見ずして大学バスケを見たとは言えない。

1年間「勝利至上」というスローガンのもと、全大会優勝という明確な目標を立てて取り組み、少しずつその目標に近づく結果を出し続けてきた慶應義塾大の強い思いやチームの団結力は、このチームを見続けていれば伝わったはずだ。トーナメント3位、早慶戦を延長で勝利、力では勝る韓国の強豪大に接戦をし、2部優勝で1部復帰、そして確かな実力を身につけてこのインカレ決勝の舞台まで来た。主将#4鈴木のリーダーシップを軸に全員が一つのものを目指す姿勢を作り上げ、その思いをこれほど感じさせてくれるチームはほかにない。

一方、1年で2部に戻った国士舘大は、高校時代全国のトップで戦った選手達が本来持っているパフォーマンスを、大学バスケの世界で爆発させた。相手が強ければ強いほど勢いを増すこのチームは、リーグで明治大、筑波大といった2部の強豪を打ちのめし、インカレでは法政大、日本大、そして王者・青学大までも破る破竹の快進撃を見せている。派手で、にぎやかで、そして粘り強い。真摯で懸命な慶應大か、勢いとキャリアが後押しする国士舘大か。全く両極のようでいて、本質は似ている。最後まで走りきる姿勢、逆境でも決してあきらめないメンタル、結果を残したいという思いが両者から感じられる。

081205kokushi.jpgリーグ戦では記憶に残る接戦で慶應大が2勝。国士舘大の洗礼を最初に浴びたのは慶應大であり、またその勢いを唯一全て跳ね返したのも慶應大である。しかしだからこそ、国士舘大の怖さを十分に分かっている。ここまでチャレンジャーだった慶應大が最後の最後で追われる立場になった。だが、彼らはこの1年でどこのチームよりも伸び幅の大きかった成長を代々木の観客に見せればいい。這い上がって強いチームを作り上げた成果を、コートで表現して伝えることこそが慶應大が大学バスケの場で成すべき事だ。国士舘大は選手が本来持っていたものがここに来て結実した感がある。#4寺嶋のキャプテンシー、#5立花の能力、#13馬の上手さ、#10吉満の勝負強さなど、どれも一言では言い切れない個性と能力を持った選手たちが揃う。やはり彼らも3部から這い上がってここまできた。そしてさらに今、確かな強さを証明することが求められている。リーグの差こそあれ、似たような境遇を経てきた両者だけに、戦いの行方は未知数だ。

2008・2部リーグ戦 慶應義塾大VS国士舘大

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5準決勝 青山学院大VS国士舘大

気持ちで勝った国士舘大が青学大の連覇を阻止!
創部初となる決勝の舞台へ

青山学院大学80(23-19,11-32,25-22,21-19)92国士舘大学
081205yoshimitsu_20081207061333.jpg青山学院大の連覇を阻止するチームが、遂に現れた。
ここまで数々の激闘を制してきた国士舘大だ。立ち上がりは若干重かったが、2Qに大爆発し、開始1分で青学大を逆転。その後も国士舘大は「気持ち」のこもったプレーを披露した。#4寺嶋(4年・F)の体を張ったルーズボール、#5立花(4年・G)のディフェンスにかかっても決めたダブルクラッチなどあげきれない。こんなプレーの数々で国士舘大は、青学大から最大26点のリードを奪う。それでも、青学大は王者の意地を見せて4点までは詰め寄るも、逆転には至らなかった。いつもは先手を取っていた青学大が、プレーでも気持ちでも後手に回ってしまった。

「強いものが勝つんじゃない。勝ったものが強い」(国士舘大#10吉満)

国士舘大は、自らが勝ったことでそれを証明した。

写真:勝負を決定づけた吉満は、走ってきたベンチの仲間とともに大きく飛び上がった。

※国士舘大、青学大の記者会見、国士舘大・吉本選手、吉満選手、馬選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5準決勝 専修大VS慶應義塾大

慶應大が高さ、早さで専修大を序盤から圧倒
1年間の集大成を示すべく、2006年以来の決勝へ

専修大学67(20-27,17-25,10-29,20-18)99慶應義塾大学
081205TIP.jpg思った以上に大差がつく準決勝となってしまった。だが、点差がついたから面白い試合ではなかった、と考えるのは短絡的だ。専修大を寄せ付けなかった慶應大の“力”。大学バスケのファンであるならばそこを評価するべきだ。

昨年、リーグ戦で主将・加藤をケガで失い、臨んだ入れ替え戦ではインカレでも3位に入った大東文化大に完敗だった。続くインカレではケガが治っていないどころか、安静が必要な状況だった主将が「治った」と嘘をついてまで練習に参加し、チームに力を与えようとする。しかし日本大に破れてベスト16に終わった。チームは一から2部でやり直すことになり、ここまで来るのに春から段階を踏んで必要十分な力をつけ、決勝の舞台までたどり着いた。どん底からの上昇。これが、慶應大が悪夢の昨シーズンに負ったダメージを乗り越え、苦闘を経て手に入れた“実力”なのだ。

専修大は自らの力をそのまま発揮した慶應大の前に、自慢のリバウンドやオフェンスのパターン、奥の手のディフェンスも機能しなかった。後半にはそれに対抗しようという気持ちさえもコート上では希薄になり敗北を迎えた。

堂々と決勝進出となった慶應大。相手は待ち望んでいた青学大ではなく、2部で旋風を巻き起こした国士舘大。今期、見ておくに値する2チームの対戦が、インカレ決勝という最高の舞台で実現することとなった。

※試合のレポートと慶應大・鈴木惇志選手、小林選手、専修大と慶應大の記者会見の様子、試合の写真は「続きを読む」へ。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5 順位決定戦 明治大VS日本大

前半は日本大の勢いが明治大を凌駕
後半の勝負どころを制した明治大が久々の5位決定戦へ

明治大学81(14-18,12-21,29-14,26-23)76日本大学
081205meiji.jpg得点源である#10種市(3年・F)を準々決勝で失った日本大。しかしここまでリーグ戦での不調が嘘のような前向きなプレーが見えていた。対する明治大はここしばらく順位決定戦での敗退が続き、なかなか上位進出ができない時代が続いていた。

試合は前半日本大リードの好勝負。#9篠原(4年・F)を中心に気持ちの見えるプレーが随所に出た。対する明治大はこのインカレの上位対戦になってからはスイッチの入りが悪く、前半は日本大に置いていかれる展開に。しかし後半はようやく目が覚めたかシュート確率が良くなり、接戦の末に日本大を下した。

写真:チームのメインが4年生以下という明治大は来年以降への期待がかかる。

※試合のレポートと日本大・篠原選手、篠山選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5 順位決定戦 天理大VS同志社大

順位決定戦・関西対決を天理大が制す!
同志社大学49(12-24,12-15,16-14,9-17)70天理大
081205noguchi.jpg
順位決定戦第1試合は関西のライバル同士の戦いとなった。好勝負が期待された一戦だったが、順位決定戦の難しさが顕在化したものになってしまった。

「気の緩みと疲労感があって納得行くような内容じゃなかった」(天理大・呉田)
「やっぱり疲れもありますし、自分らの目標がベスト8だったんで、それをクリアしたことで気持ちが下がっていたかな」(同志社大・田中)

優勝がなくなってしまったことのモチベーションの低下。連戦の疲労。それが順位決定戦の難しさだ。だがそれでも「『なんで東海に勝って、関西に負けてんの?』って。そこで絶対負けれへんって思いましたね」と#5呉田(4年・PG)の言うとおり天理大の意地が勝った。「リーグの借りをうちはインカレで返していこうと思います」(同志社大・熊谷)と3Q終盤では同志社大も反撃を見せるが、4Qに入ると#3熊谷の孤軍奮闘となってしまった。
中一日、お互いに最終日はそれぞれのスタイルでバスケットをしてほしい。

※試合のレポートと天理大・呉田選手、同志社大・田中選手のインタビューは「続きを読むへ」。

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2008.12.05 (Fri)

【2008インカレ】12/5結果

同志社大学49(12-24,12-15,16-14,9-17)70天理大学
明治大学81(14-18,12-21,29-14,26-23)76日本大学
専修大学67(20-27,17-25,10-29,20-18)99慶應義塾大学
青山学院大学80(23-19,11-32,25-22,21-19)92国士舘大学

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4 準々決勝 慶應義塾大VS天理大

#7岩下が遂に能力全開、#10サンバ相手に
豪快なブロックを連発して秘めた力を遺憾なく発揮

慶應義塾大学87(16-17,26-23,23-17,22-18)75天理大学
081204sanba.jpg相手が天理大と決まってから、急遽全ての天理大のスタッツを拾い出し、対策を練ったという慶應大。東海大のように事前にビデオを見て研究するような余裕はなかったが、目の前で東海大が負けるのを目の当たりにしただけでも運が良かったと言えるだろう。試合後には「知らずに当たれば危なかった」と安堵の声をもらす選手もいた。

注目はインサイドで#7岩下(2年・C)が天理大の#10サンバ(2年・C)にどういった戦いを見せるかだった。東海大相手に33本ものリバウンドをもぎ取ったサンバは、1年前より飛躍的に成長した姿を見せていた。しかしその対決は互角と言っていい。身長も体重もほぼ同じ。そして何より岩下の日本人離れした手の長さもまた、サンバと同等だった。高さのセネガル人に対し、技術や組織を使うことで対応している他のセンターと違い、この両者の戦いは純粋な「高さ」という、余人には入り込む余地のない世界だった。

サンバの高さに全くひけを取らず、リバウンドやシュートこそサンバに数を許したものの、何度も攻撃を阻止したブロックは脅威に値する。終始接戦だった戦いは、それでも慶應大がリードを保ったまま勝利。しかし最後まで分からない好勝負だった。

写真:サンバのシュートを岩下が後ろからブロックにいく。ここに届く、という身体そのものが岩下の能力の一つだ。

※試合のレポートと慶應大・岩下選手、天理大・知念選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4 準々決勝 国士舘大VS日本大

国士舘大が日本大との死闘を制す!
創部初のベスト4進出

国士舘大学79(16-19,20-20,22-22,21-14)75日本大学
081204kokushi.jpg国士舘大の実力を疑う余地などもう残されていない。
1部リーグ4位で終えた時点の日本大の力はインカレを制覇するには遠い存在であった。だが怪我人も復帰し、リーグ戦からの課題であったオフェンスが格段に改善され「優勝を狙えるチーム」となった。しかし国士舘大はそれをも凌駕した。

#10吉満(3年・SG)は7本の3Pで幾度もチームを救い、勝負のかかった土壇場での#5立花(4年・PG)の鮮烈なドライブが勝負を決めた。この超攻撃的バックコートにインサイドで構える#13馬(2年・C)のトリオは関東でも指折りの破壊力を持つ。しかしこの試合でもピンチの時に声を張り上げチームを鼓舞し、強烈なキャプテンシーを発揮した#4寺嶋(4年・SF)の存在が強さの源なのだろうか。小倉監督は言う。「今は彼をベンチに戻すということが一番怖いです」

両者の一戦はまさに死闘となった。

※試合のレポートと国士舘大・寺島選手、立花選手、吉満選手、小倉監督、日本大・篠山選手、片桐コーチの記者会見は「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4 準々決勝 専修大VS同志社大

前半粘る同志社大振り切り専修大貫録勝ち
勝の舞台へ3年振り準決

専修大学
81(25-20,13-20,28-14,15-11)65同志社大学
081204noto.jpg前半リードを奪って終えたのは同志社大だ。しかし同志社大・#3熊谷(4年・SG)の言葉がその実質を物語っている。「やっぱり相手がエンジンかけてないままで、それで互角っていう感じやったんで」。まさにその言葉通りだった。関東と地方の実力差が顕在化するのはインサイドとフィジカル。専修大の前半のボディブローが後半になって同志社大を追い詰めた。

専修大は1Qこそ、同志社大のインサイドへの集中的なダブルチーム、時にはトリプルチームを受け、高確率にアウトサイドシュートを決め、空いたスペースから#22鈴木(4年・G)がドライブを仕掛け25点を奪った。一方の同志社大は#3熊谷、#21井関(2年・SG)が外から攻めれば、得意のパスランで対応。高さと能力で劣るインサイドのディフェンスへのケアも上手くいっていた。それは2Qに入りなお効果を発揮する。専修大はプレッシャーをかけられてもボールを持ちすぎてのミスや、インサイドのオフェンスが上手くいかずこのQわずか13点。一方の同志社大は#66時宗(3年・PF)の連続得点に#27加藤(1年・PF・洛南)、#3熊谷が3Pとアウトサイドが“当たった”。しかし、同志社大には専修大のおとなしさが逆に不気味な印象を与えたようだ。

後半に入ると専修大は本領を発揮。専修大はインサイドへのマークをものともせず、#20張(2年・C)が連続でオフェンスリバウンドから得点を奪い逆転。同志社大も#33田中(3年・C)が機動力で対抗し食らいつく。しかし、またしても専修大#15増川(4年・F)からオフェンスリバウンドから得点されると、今度は外から#22鈴木が3Pを射抜く。さらにこの場面で専修大はマッチアップゾーンを展開。すると効果はてきめん。同志社大はファウルと紙一重の激しいプレッシャーを前に、まるでの別のチームのようにミスを連続。関東でも指折りのフィジカルの強さがこの場で如実に現れる。1対1を仕掛けるも、それは専修大の思う壺。すぐさまダブルチームで囲まれことごとく止められてしまう。同志社大は打つ手が無い。
専修大12点リードで迎えた4Q、完全にリズムを狂わされた同志社大が初めて得点したのは試合残り4分余りの#5坂根(2年・SG)の3Pだった。その間にも専修大は#10飯田(4年・F)、#28能登(4年・F)がインサイドで大暴れ。オフェンスリバウンドを次々と奪い、気がつけば20点差。同志社大も終盤反撃に出るが、専修大は控えメンバーを出す余裕を見せる。81-65で専修大が実力どおりに4強へと名乗りをあげた。

※専修大・飯田選手、同志社大・熊谷選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/4レポート

2部の慶應大、国士舘大がベスト4へ進出
明治大は終盤粘るが力尽き昨年に続き順位決定戦へ

ベスト8の歓喜、涙の引退は翌日新たな好勝負によって書き換えられる。勝ち続ける者だけが、観客の心に常に新鮮な感動を送り続けていくことができるのだ。ベスト4を賭けた戦いは前日のベスト8以上に熾烈で、見ごたえある戦いとなった。
東海大を破った天理大はやはりそれだけの強さがあった。慶應大は終始リードし続けたものの、何度も追い上げられる接戦。#10サンバ ファイと#7岩下はほかの選手とは別次元の高さで制空権を争い、非常に見応えある戦いを見せた。国士舘大は日本大を破り創部以来初のベスト4。注目の明治大は大きく差を広げられながら、終盤怒濤の追い上げで2点差とするが惜しくも王者・青学大には届かなかった。同志社大も専修大に挑み前半リードを得るが、後半に逆点されて破れた。



明治大の驚異的な追い上げで最後は2点差
残り17秒で青学大を救ったのは#5小林高晃

081204takaaki.jpgベスト4進出を懸けた青学大と明治大の一戦。ここ近年、この対決は青学大が圧勝という形で勝ち続けている。それでも、日本一を目指すためには破らなければならない相手だ。

明治大は試合の立ち上がりからゾーンディフェンスを展開し、インサイドを固める。このディフェンスに対して青学大は、ノーマークがちになった外を見落とさず、#5小林高晃(3年・G)、#7渡邉(3年・PG)が簡単に射抜いていく。対する明治大は、#5山下(4年・G)の鋭いパスから#14金丸晃輔(2年・SG)、#21川崎(3年・F)が3Pで応戦し、序盤は3Pの応酬となった。だが、ペースを掴んでいくのは青学大。#0橋本(2年・PG)がドライブで突破口を開くと、そこから多様なオフェンスが生まれて青学大がリードを奪う。また、明治大#3金丸英悟が懸命に体を張って入るものの、パワーと高さで勝る青学大#8荒尾がインサイドで奮闘し、内外角共にバランスよく得点を重ねていった。筑波大戦では驚異的な確率で決まっていたシュートが鳴りを潜めた明治大は、前半を終えて18点のビハインド。

後半の立ち上がりは明治大#5山下の得点が光るも、その後連続でミスが出て、流れを引き戻すにはいたらない。だが、青学大もシュートの確率が落ち始め、点差は開いているものの、展開は五分だった。それでも、明治大が決めれば青学大は#8荒尾がすかさず決め返してリードを保つ。4Qの残り7分51秒、明治大はシューター#21川崎がファウルアウト。チームは貴重な得点源を失う。だが、それを断ち切るように#6伊與田(4年・PG)のスティールからのブレイクが決まるものの、その後のオフェンスでミスが出てしまう。ここで明治大はタイムアウト。だが、このタイムアウトをきっかけに明治大の怒涛のオフェンスが始まる。#5山下と#14金丸晃輔のアシストから#3金丸英悟がしっかりとゴール下を決めると、点差は見る見るうちに縮まっていく。オフェンスで勢いづいた明治大はディフェンスでもよく足が動くようになり、青学大を翻弄。青学大に無理なシュートしか打たせず、リバウンドでは#24岩澤(3年・SG)、#3金丸英悟が奮闘し、得点を重ねていく。終盤にかけては#14金丸晃輔の得点も決まり出して、ゲームは完全に明治大のものとなった。だが、試合を決めたのは青学大#5小林高晃。ここまで苦しい展開が続いていたが、残り17秒で値千金のレイアップを沈める。これが決定打になったか。明治大は最後#5山下の3Pが決まるもあと一歩及ばず。75-73で青学大が逃げ切った。

強いて言えば明治大はマンツーマンのディフェンスに戻すのが遅かった。ゾーンにこだわらず、選手の機動力を信じてディフェンスをさせていればこれほど差が開くことはなかっただろう。最後は接戦だったが、いい戦いとは言い切れない展開だった。

写真:空いたスペースに走り込んだ小林のレイアップが、試合を決めた。

青山学院大学75(28-19,20-11,18-21,9-22)73明治大学
・青山学院大 #5小林高晃29点、#0橋本16点、
       #8荒尾15点17リバウンド、#7渡邉10点
・明治大   #14金丸晃輔26点、#5山下15点、#3金丸英悟10点

※青学大・長谷川監督、小林高晃選手の記者会見、明治大・岩澤選手、金丸晃輔選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.12.04 (Thu)

【インカレ2008】チームMIP 12/4途中経過


インカレがベスト8以上の争いに入り、チームMIPの投票も進んでいる。12/4掲示分で男子のトップに立ったのはなんと初日に姿を消した立命館大。12/1時点から倍に得票を伸ばしている。これには青学大を倒すまであと一歩というチームや応援団の頑張りもちろんだが、週末の試合で多くの観客がチームを見てくれたということだろう。いいチームでも平日の観客が少ない時間に初登場しているチームや、接戦をしていないようなチームはまだ票が伸びていない。地方では専修大に善戦した鹿屋体育大や初出場の新潟医療福祉大にも票が入った。

081204TENRI1.jpg応援団の団結力も一つの要素と考えれば、天理大もまたいい応援を繰り広げている。ここの応援団には身分証明書であるIDカードがない。関西チームは遠征費・滞在費を出すのも大変で、来ることを決めたのは最近なのだ。横浜文化体育館ではそのために応援席に入れなかったが、それでも観客席を縦横無尽に使い、チームを勇気づける応援を続けた。#10サンバ「去年は登録選手だけ、代々木の暗い中で一回戦をやったけど応援がなかったから負けたのもある」と口にする。代々木のアウェイの雰囲気の中で天理応援団は、コートで戦う選手たちの心強い存在となっているのだ。

081204KEIO1.jpg慶應大には新しい応援ボードが登場。シンプルだが一般的なボードと一戦を画すのはメッセージ性を持たせていることだろう。弱気なプレーが出れば「強く行け」、#11田上選手がいいプレーをすれば「努力の才能の持ち主」#13酒井選手には「お前のファイティングスピリットは尊敬に値する」など、リーグ戦ではその時その時の選手のプレーに対応した内容があがってきた。新しいものはリーグで生まれた#6青砥の名言「絶対勝つ!」#4鈴木へのメッセージ「慶應魂の伝承者」など、秀逸なコメントが並ぶ。そのボードが掲げられるタイミングを是非見逃さないでいたい。応援も常に戦っている。天理大に勝利したあと、#4鈴木が応援団に飛び込み、抱き合って歓喜の表情を見せた。1年での1部復帰を遂げたのはこうしたチームのまとまりあってこそだ。

写真中:慶應戦でのハーフタイム、天理大は中央のリーダーらしき存在を中心に打ち合わせを始め、指示を出していた。そのあと別働隊が「レッツゴー天理」のかけ声を先導し、会場全体をのせようとしていたのが懸命でほほえましい。
写真下:慶應大応援席。右後ろのボードには福島Aコーチの言葉として「仲間を信じる事 恐れない事 強く行く事」という言葉が書かれている。

※写真の票は一つの折り紙を5票としている。女子は日本女子体育大、拓殖大が大量得票。

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2008.12.04 (Thu)

【2008インカレ】12/5試合予定

■国立代々木競技場第二体育館

5~8位決定戦
13:00 同志社大学-天理大学
14:40 明治大学-日本大学

準決勝
16:20 専修大学-慶應義塾大学
18:00 青山学院大学-国士舘大学

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