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2008.09.20 (Sat)

9/20 関東大学1部リーグ 第3週 専修大VS大東文化大 第1戦

専修大76(14-21,19-8,19-14,24-21)64大東文化大
0180920suzuki.jpg開幕5連勝の専修大と開幕5連敗の大東文化大。
対照的な両者の一戦。試合はこれまでの4戦6マンだった大東大#41山本(4年・SG)がスタメン起用に応え、序盤は主導権を握る。しかし、専修大は#20張(2年・C)、#28能登(4年・F)、#15増川(4年・F)という強力なインサイドがリバウンドに得点にとペイント内を制圧。こうなると#0堤(4年・G)、#22鈴木(4年・G)も乗ってしまう。大東大は好調だった外角も徐々に確率が落ち始め手詰まりに。バックコートには能力の高い選手を揃えるも、インサイドのフィジカルの差が如実に現れる一戦となった。

※試合のレポートと専修大・能登選手、大東文化大・山本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.20 (Sat)

9/20 関東大学1部リーグ 第3週1戦目

東海大が中央大に付け入る隙を与えず一蹴
080920nishimura.jpg東海大95(23-14,23-14,28-10,21-15)53中央大
先週ようやく初勝利を手にし、意気揚がる中央大を東海大が一蹴した。序盤こそ点が入らない重い展開となったが、1Q終盤の#33西村(4年・PG)、#18松岡(4年・PG)の連続3Pで点差が開くと、2Q開始2分で#18松岡の3Pや#7遥(2年・F)のバスカンなどで一気に15点差。一方の中央大は#7佐藤(4年・G)が孤軍奮闘。ポストアップからのフェイダウェイやドライブで得点を量産。しかし、あくまで“孤軍奮闘”にしかならない。組織的なディフェンスをモットーとする東海大の前では佐藤一人の得点に終始し単発に終わる。打開策を見出せなかった中央大はみるみるうちに離され、結局40点差以上の大敗を喫した。



日本大が前半もたつくも、
デイフェンスから建て直し連敗阻止

080920nakamura.jpg日本大74(15-20,15-13,22-7,22-10)50日本体育大
先週思わぬ黒星がついた日本大と調子は上がりつつあるも、未だ勝ち星の無い日本体育大の一戦。試合は序盤、両者アウトサイドに偏重した単発のオフェンスで得点が伸びない。前半を30-33とかなりロースコアで終える。動きを見せたのは後半、日本大は#5中村(3年・C)、#21熊(1年・C・福岡第一)が得点、リバウンドとインサイドで存在感を見せると、#23上江田(3年・F)の3Pが当たり始め、内外にバランスのいいオフェンスを見せる。一方の日体大は#27眞庭(4年・F)が強引に仕掛けるが、日本大のマークが厳しく攻めきれない。さらにエースを封じられた日体大はリズムを崩し、ことごとくシュートが落ち窮地に立たされる。結局日体大は後半でわずか17点の大失速。復調しつつあると思われただけに、大きく課題が残る一戦となってしまった。一方勝利は得たものの前半のできから日本大は手放しに喜べないだろう。内外にタレントはいるだけにそれがチームとして機能するかが今後の浮沈を分けるだろう。


インカレ決勝の再戦も青学大が圧勝
080920arao.jpg青山学院大79(18-19,25-8,19-11,17-9)47法政大
インカレ、トーナメントと頂上決戦で合間見えている両者。だが相次ぐ怪我人で苦しい状態の法政大を表すように試合はワンサイドとなった。だが、「イージーシュートのミスもあったし、パスで繋げないでドリブルが多くなったり動きがちょっと単発になった」と言う#7渡邉(3年・PG)の言葉通り、青学大はちぐはぐした動きでミスを連発。さらに青学大は自らのミスで法政大#23信平(3年・SG)にスティールされると、それをファウルで止めた#5小林高晃(3年・SG)がアンスポーツマンライクファウルを獲られるなどリーグに入ってから最悪の立ち上がりとなる。だが、それを引きずらないのが王者の強さか、2Qに入ると、法政大のシュートミスを次々と速攻につなげ主導権を握る。その後は法政大を40点台に抑え完勝。開幕から連勝を5まで伸ばし順調に優勝に向けて進んでいる。一方の法政大は#5神津(3年・C)の欠場に加え、#23信平、#64佐々木(4年・PG)が万全とはいえない状態。もともと選手の能力を尊重するスタイルなだけに、このまま主力が満足に戦えなければズルズルいく可能性もありえるだろう。

※日本大・南田選手と青山学院大・渡邉選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.20 (Sat)

9/20 関東大学2部リーグ 第3週 第1戦

国士舘大は動きにキレがなく、筑波大がホームゲームで圧勝
筑波大100(28-20,27-19,17-19,28-28)86国士舘大
081920YANAGAWA.jpg会場が緑色に染まった。
昨年よりホームゲームを開催している筑波大は、バスケット部以外に大学の助けも得てコートを盛り上げようと様々な試みを行っている。観客は緑色のポロシャツやタオルを身につけ、地元チームの活躍に期待のこもった眼差しを向ける。

そんな中行われたのは、注目の国士舘大との一戦。早稲田大を撃破し、波に乗っているチームだが、序盤から動きは良くなかった。トラベリングやターンオーバーで思うようにオフェンスを展開できず、重苦しい立ち上がり。対する筑波大は#31梁川(4年・G)がさい先良くミドルシュート、バスケットカウントを決めて序盤からリードを奪う。「対策は馬(#13)と吉満(#10)のところだけ」(#32木村)という筑波大だが、その#13馬(2年・C)を1Q途中2ファウルでベンチに下がらせると勢いに乗って1Qで8点差をつけた。

2Q以降も国士舘大はリズムに乗れない。2週目までオフェンスの起点となっていた#5立花(4年・G)も自由にコートを動き回ることができず、重苦しい状態が続く。筑波大は観客の後押しもあり、のびのびとプレーして点差を開いた。国士舘大は10点近くまでは押し戻せるが、一桁までは縮まらず、#13馬も#5立花もベンチへ下がる場面が増える。3Pもほとんど決まらず必勝パターンにはならない。4Qで吹っ切れたか、最後は#10吉満(3年・G)らの3Pが立て続けに決まったが、勝負は既に決した後。筑波大は#31梁川が31点、#13片峯(3年・G)が16点の他、まんべんなく得点を重ねて勝利。昨年はホームゲームで完敗した筑波大は、苦い記憶を払拭し笑顔の勝利となった。
写真:大活躍の主将・梁川。
※筑波大のホームゲームの様子は「続きを読む」へ。


明治大が春の雪辱を果たす! 順天堂大を大差で破る
明治大105(25-14,24-24,24-14,32-11)63順天堂大
080920IYODA.jpg春のトーナメントでは順天堂大に破れた明治大。それを意識していたという明治大の立ち上がりはいつもより重かった。更に、順天堂大#5北村(4年・G)がエース#14金丸晃輔(2年・SG)に対して好ディフェンス。金丸の得点が伸びずにスタートダッシュがきれない。それでも、明治大は#3金丸英悟(3年・PF)のインサイドで着実に得点を重ねていく。2Qに入ると明治大はミスが続き、順天堂大に逆転されてしまう。ここで明治大はタイムアウトを取り、塚本監督が選手へ喝を入れる。するとその後、#21川崎(3年・F)の連続得点で再びリードを奪う。対する順天堂大は#10山本(3年・C)、#18趙(1年・C・藤枝明誠)がインサイドで奮闘。だが、後半に入ると明治大#14金丸晃輔の得点も決まり出して大量リードを許してしまう。順天堂大は必死に食らいついていくが、明治大も決して譲らず、最後は明治大が100点ゲーム。ベンチメンバーも出場して快勝。春のリベンジを果たした。
写真:チームを引っ張る主将・伊與田。
※明治大・金丸英悟選手のインタビューは「続きを読む」へ。


エース欠場で苦しい白鴎大に対し、慶應大は無傷の5勝目
慶應義塾大98(33-10,21-22,17-22,27-16)70白鴎大
080920IP.jpg白鴎大はここまでケガでも強行出場してきた#00藤江(3年・F)が遂に欠場。無敗の慶應大に挑んだ。「スタメンを入れ替えたが良くなかった。悪いとどんどん落ち込んでいってしまう」と齋藤監督が苦しさを吐露するが、この状況でモチベーションを上げるのはどんな選手でも難しいものだ。序盤は慶應大の高さ・得点力に苦しんだ。慶應大が#16二ノ宮(2年・G)、#7岩下(2年・C)らが悠々と得点、リバウンドを積み上げるのに対し、#3店橋翔(4年・G)だけでは苦しい。1Qで23点差となってしまった。慶應大は差をつけるとメンバーを入れ替えながらの戦いとなった。しかしそのゆるみが出たか、3Qになると安易なオフェンスを展開。散漫なバスケットになる中、白鴎大は#29徳丸(4年・F)らがドライブを仕掛けて得点差を詰めた。それでも流れは変わらず慶應大ペース。4Qは巻き返して5勝目をあげた。
白鴎大は苦しい5連敗。昨年は2部昇格1年目で5位と台風の目となったが、「やはり3部から2部と一段階上がることは相当難しいもの」と齋藤監督。力を持続させて上の部に定着する困難さを体現しているチームは、ここからどこまで浮上できるか。
写真:慶應大・岩下と白鴎大・フィルユンのマッチアップ。


「リバウンドは絶対に取れ!」がキーワード
後半にリバウンドを増産した早稲田大が勝利を飾る

早稲田大88(25-20,9-20,24-14,30-21)75拓殖大
080920KANAI.jpg前半は拓殖大ペースと言っていいだろう。エースの地位を確立しつつある#22松崎(2年・G)を中心に得点を重ねていく拓殖大。外からは松崎、中では#42永井(2年・C)、#53小野(2年・C)のインサイド陣が奮闘。更に高い身体能力を誇る#51下中(4年・F)が早稲田大をかき回す。ディフェンスでも積極的にルーズボールに飛び込むなど、チームに勢いをもたらすプレーで拓殖大に流れを呼び込む。対する早稲田大は、リバウンドが取れずにセカンドチャンスを物にできない。また、#11井手(2年・G)が思うように攻められずに得点が伸びてこない。それでも#00金井(2年・F)、#20久保田(1年・C・福大大濠)が得点し、食らいついていく。
惜しくも白星を逃した筑波大戦も前半リードで終わった拓殖大。この後半を大事にしたい。だが、リズムを掴んだのはビハインドを追っている早稲田大の方だった。#4赤沼(4年・F)、#21山田(3年・F)の3Pなどで次々と加点していく早稲田大。開始4分で逆転に成功する。対する拓殖大は、#51下中の3Pや#99長谷川(1年・F・能代工業)のシュートなどで差を広げさせない。だが、「リバウンドを取る」ということを勝利のカギとしていた早稲田大は#4赤沼、#00金井がリバウンドに飛び込み、コツコツとシュートを決めていく。じりじりと離されていく拓殖大。4Qの中盤でいいディフェンスが見られたがそれも長く続かず、逆転負けを喫した。

リーグに入ってから#4赤沼、#21山田のファウルトラブルが目立つ早稲田大。そんな時に出場機会をもらうのが#00金井だ。
「純也さん(#21山田)と赤沼さんがファウルアウトとかでコートを出てしまうことが多いので、繋ぎ役としてミスをしないように心がけています」(金井)
オフェンスではドライブあり、3Pありと比較的何でもこなせる器用さを持っている。ディフェンスでもリバウンドに飛び込むなど、繋ぎとしての役割をしっかりと果たしている。主将・赤沼はそんな金井を評価しているが、もっとやれるはずだとも言う。
「いやいや。今が自分の精一杯です。オフェンスに関しては、監督に攻めろって言われているので積極的に攻めています」(金井)
ここまではコンスタントな活躍を見せている金井。早稲田大勝利の影には金井の活躍があることを、忘れてはならない。
「国士舘大とは1勝1敗で行きたかった」(井手)と言うように前週の2敗は痛く、精神的にも苦しいところではあるがここから巻き返していきたいところだ。
写真:ゴール下に切れ込む早稲田大・金井。

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2008.09.20 (Sat)

9/20 関東大学3部Aリーグ 第3週 神奈川大VS立教大 第1戦

神奈川大62(22-14,17-27,10-18,13-26)85立教大
080920maru.jpg1敗同士。2位以内に入って2部との入替戦に行くためには、どちらも落とせないゲームだった。
立ち上がりは神奈川大がリード。だが、少しずつかみ合わなくなっていくのに対して、立教大は3Qに全てが"ハマった"。たちまち逆転すると、勢いに乗ってどんどん差を広げていく。終わってみれば23点という大差がついた。
昇格したてながら7勝をあげた昨シーズンよりも「はるかに強い」と言い切った立教大#14丸本(3年・F)の言葉に、誰もが納得するだろう。
一方、神奈川大にとっては第2戦で勝ってタイに持ち込めたとしても、得失点も上回るのは容易でない数字がのしかかった。

写真:3Q終盤、応援席の目の前で3Pを決めた立教大・丸本。「後半は特に応援の皆が近くて、盛り上がってくれるのでコートのメンバーも乗っていけた」

詳しいゲームレポートと神奈川大・綿貫選手、立教大・丸本選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.20 (Sat)

関東大学リーグ9/20結果

■関東大学1部リーグ
専修大76(14-21,19-8,19-14,24-21)64大東文化大
東海大95(23-14,23-14,28-10,21-15)53中央大
日本大74(15-20,15-13,22-7,22-10)50日本体育大
青山学院大79(18-19,25-8,19-11,17-9)47法政大

青山学院大学 5勝0敗
東海大学   5勝0敗
専修大学   5勝0敗
日本大学   4勝1敗
中央大学   1勝4敗
日本体育大学 0勝5敗
法政大学   0勝5敗
大東文化大学 0勝5敗


■関東大学2部リーグ
筑波大100(28-20,27-19,17-19,28-28)86国士舘大
明治大105(25-14,24-24,24-14,32-11)63順天堂大
慶應義塾大98(33-10,21-22,17-22,27-16)70白鴎大
早稲田大88(25-20,9-20,24-14,30-21)75拓殖大

慶應義塾大学 5勝0敗
明治大学   5勝0敗
筑波大学   5勝0敗
早稲田大学  3勝2敗
国士舘大学  2勝3敗
白鴎大学   0勝5敗
拓殖大学   0勝5敗
順天堂大学  0勝5敗

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2008.09.20 (Sat)

9/20 関東大学リーグ3部A 第3週 第1戦

東京成徳大 77(21-15,19-31,12-20, 25-39)105 関東学院大
パプが戻ってきた関東学院大は東京成徳大に快勝、2部との入替戦争いに踏みとどまった。
東京成徳大は「リーグを通しての成長」がテーマ。1戦目は大差でも2戦目は粘るといった戦いぶりで、試合に出ている下級生が多くの経験を積んでいる。ここまでまだ1勝だが、これをリーグ後半の勝ち星につなげたい。

駒澤大 92(21-12 19-22 24-19 28-16)69 江戸川大
「全ポジション、交代で出てくるメンバーに安心して任せられる。自分がベンチにいるときも不安はない」(#3吉田)とスタートのメンバーが口を揃える駒澤大。この日は3Qまで10点差前後で粘られ反省の弁も聞かれたが、“チーム”としてのまとまりが後半戦に向けどんどん強くなっていっている。
一方、ディフェンスをみっちりやってきたという江戸川大はまず失点を抑えたいところだ。

080920satotakumi.jpg國學院大 108(25-13,28-19,21-15,34-27)74 玉川大
國學院大がスリーに速攻にと自在のプレーで5試合連続の100点ゲームを見せた。先週は、関東学院大のパプが出場停止と知らずに1週間パプ対策を行っていた。いきなりゲームプランが変わったが、「いつも通りやって」勝利。今週もその勢いを持続させている。
対する玉川大は、アウトサイドを中心に思い切りよくシュートを打っていくスタイルで対抗。ディフェンスから連続シュートなどいい時間帯もあったが、それが40分は続かなかった。昨年は6位で守った3部Aの座を今年も守れるか。

写真:玉川大のルーキー#21佐藤琢(F・明成)。まだ身体の線は細いが、ロングレンジを打ったり、リバウンドに飛び込むガッツを見せたり。楽しみな存在だ。

國學院大・傳田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※神奈川大VS立教大のレポートは別途掲載します。

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2008.09.18 (Thu)

9月20日・21日 関東大学リーグ予定

■関東大学1部リーグ
9月20日(土)国立代々木競技場第二体育館
13:00 専修大 vs 大東文化大
14:40 東海大 vs 中央大
16:20 日本大 vs 日本体育大
18:00 青山学院大 vs 法政大

9月21日(日)東海大学湘南キャンパス
12:00 専修大 vs 大東文化大
13:40 東海大 vs 中央大
15:20 日本大 vs 日本体育大
17:00 青山学院大 vs 法政大


■関東大学2部リーグ
9月20日(土)筑波大学筑波キャンパス
13:00 筑波大 vs 国士舘大
14:40 明治大 vs 順天堂大
16:20 慶應義塾大 vs 白鴎大
18:00 早稲田大 vs 拓殖大

9月21日(日)筑波大学筑波キャンパス
12:00 筑波大 vs 国士舘大
13:40 明治大 vs 順天堂大
15:20 慶應義塾大 vs 白鴎大
17:00 早稲田大 vs 拓殖大

◆アクセス
国立代々木競技場第二体育館
JR山手線「原宿」駅 徒歩約8分
JR山手線「渋谷」駅 徒歩約15分
地下鉄千代田線「明治神宮前」駅 徒歩約8分

東海大学湘南キャンパス
小田急線「東海大学前」駅 徒歩約15分
JR東海道線「平塚」駅下車
「東海大学行き」または「秦野駅行き」バス 「東海大学正門前」下車 徒歩約15分
小田急線「鶴巻温」駅下車
 「下大槻団地行き」又は「秦野駅行き」バス 「東海大学北門前」下車 徒歩15分

筑波大学筑波キャンパス
つくばエクスプレス つくば駅(つくばセンター)
東京駅から高速バス「つくばセンター」約65分
 つくばセンターから「筑波大学循環」バス
  「左回り」合宿所バス停下車 徒歩5分
  「右回り」大学西バス停下車 徒歩5分

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2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学1部リーグ 第2週 第2戦 専修大VS法政大

経験で勝る専修大が法政大を撃破
専修大71(21-19,19-13,14-20,17-14)66法政大
080914iida#28能登(4年・PF)と#0堤(4年・G)が怪我から復帰した専修大はいわば4年生のチーム。一方、法政大は相次ぐ怪我人で試合に出場できる昨年のインカレで活躍した選手は#91落合(3年・PF)と#27福田(4年・SG)だけで、将来性豊かでも経験不足の下級生を起用することを強いられる苦しい状態だ。案の定、専修大が法政大の若い選手に大学バスケの洗礼を浴びせる形となり#0堤は17点、#22鈴木(4年・G)は15点、#28能登(4年・F)は16点18リバウンドと大暴れする形となった。

※試合のレポートと法政大・福田選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学1部リーグ 第2週 第2戦

日体大の復調も終盤のミスで初勝利を逃す
東海大は伏兵・鮫島が台頭、無傷の4連勝達成

080914hassakanishimura東海大78(26-26,17-14,16-15,19-18)73日本体育大
第1戦では東海大を後一歩まで追い詰め復調の兆しを見せた日体大。勝ちは拾ったものの相次ぐ怪我人でSFの選手層が薄く、身長差15cmのガードが日体大#27眞庭(4年・F)に対しマッチアップし35点も許した東海大。同じ相手と連戦が続くリーグ戦において、前日からの軌道修正が勝負を分けるポイントの一つだ。

序盤、スターターに抜擢されながら結果を残せなかった東海大#45鮫島(3年・F)が積極果敢に攻め立てる。東海大は鮫島のドライブやミドルシュート、アシストと多彩なオフェンスで、開始5分で10点差をつける。だが1Q終了までに日体大も#27眞庭の3Pや#24于(3年・F)が内外に得点し同点とする。2Qに入ると、東海大は#33西村(4年・PG)、#7遥(2年・F)の連続3Pなどで再び10点差をつけるも、日体大も#15宮村徹(4年・C)がインサイドのスペースに飛び込み連続得点で追い上げ。3Qに入っても外から#27眞庭が連続でドライブを仕掛け同点となる。だが東海大は#7遥が連続得点を奪うと、#27石井(3年・SG)が3Q終了のブザーと同時に3Pを決め59―55のリードをもって最終Qを迎える。
勝負所を見極めるのも強いチームの証。東海大は立ち上がりに#27石井の3Pや#7遥の1対1などでリードを8点に広げる。しかし日体大も#27眞庭の連続3Pで追い上げ。だが日体大は#45佐藤(2年・F)、眞庭が3Pを狙うも入らない。さらに残り3分でプレスを仕掛け眞庭がスティールに成功するも、わずかに阻まれレイアップを決め損ねてしまう。日体大のミスでチャンスを得た東海大はここで#32安部(4年・G)が勝負を決める3P。日体大は#27眞庭が最後まで攻めるがそのまま試合終了。この週も勝ち星を得られなかった。

写真:日本体育大・#3八坂と東海大・#33西村のマッチアップ
※日本体育大・眞庭選手のインタビューは「続きを読む」へ。


我慢比べを制した中央大がリーグ初勝利を上げる
080914syonji日本大68(14-15,20-15,15-20,19-21)71中央大
ロースコアでいきたい中央大と堅いディフェンスを前に仕掛けきれない日本大。この試合、特徴的であったのは試合が終始スローテンポであったことだ。速い展開を好む#13篠山(2年・G)がPGを務める日本大だが、昨年まではハーフコートオフェンスを主体とするチーム。対する中央大は#11小野(3年・C)という得点源不在で点の取り合いでは分が悪い。
序盤、日本大は#13篠山(2年・PG)、#23上江田(3年・F)の連続3Pで先制するが、インサイドの守りが堅い中央大を前に攻めきれない。一方の中央大は日本大のハーフコートオフェンスに合わせるよう、じっくりとオフェンスを組み立て、#4中野(4年・F)のドライブや、#19山田(2年・PG)の3Pなどで着実に日本大についていく。2Qに入ると日本大は#18渡部(1年・G・能代工業)を投入し2本の3Pを決める。だが、中央大も#7佐藤(4年・G)が積極的に仕掛け日本大にリードを許しつつも均衡状態を保つ。
後半に入ると得点の面では互角だが、本来の力やタレントを見れば単発の感が否めない日本大に対し、中央大は#13砂原(3年・CF)、#7佐藤、#6篠原賢、#19山田がそれぞれ3Pを決め、さらに#17吉田(2年・F)がインサイドで奮闘し1点リードで4Qに突入する。4Q中央大は#19山田が3Pを決めるが、日本大も#23上江田の3Pと#10種市(3年・F)の3本の3Pでスパートをかける。だが、中央大も#7佐藤の連続アウトサイドや、この日好調の#19山田の3Pで逆転。さらに日本大は終盤に#13篠山の不運なミスや#23上江田がチャージングを取られるなど点が奪えない。すると、中央大は#4中野のバックドアや#7佐藤が篠山から値千金のスティールを決め5点のリードを奪いそのまま逃げ切り。
選手の能力を加味すれば圧倒的不利な状況下、お互いに仕掛けられないという守りあいの続く我慢比べの展開の試合を制した中央大が1部復帰後、初の白星を手に入れた。中央大はこれをきっかけに現有戦力でも充分に戦えることを証明していきたいところだ。
一方の日本大は終盤のミスをなしと考えても、どこかで主導権を握るポイントが必要であったが、終盤まで淡白なオフェンスとなってしまった。春から復調の兆しが見えたかのように思えたが、同じような試合をしてしまった。序盤戦とはいえ、優勝を狙うには痛すぎる一敗を喫した。

写真:堅い中央大ディフェンスに囲まれながらもシュートを狙う日本大・#21熊。



青山学院大が圧倒的な力で大東文化大を前半で一蹴080914watanabe
青山学院大87(31-16,20-7,23-6,13-20)49大東文化大
青学大があたかも前日の再現をするかのように大東大を圧倒。開始早々に青学大#7渡邉(3年・G)が4連続3Pで先制攻撃を見舞うと、その後もタイトなディフェンスからブレイクを量産。まさに必勝パターンと言うべきか、青学大はコートの5人が組織的に攻守に統率が取れ付け入る隙を与えない。大東大も#41山本(4年・SG)の連続3Pや#9石原(4年・F)の個人技で得点を奪うも青学大を揺るがすには至らない。さらに大東大は青学大のゾーンディフェンスに阻まれ単発の得点に終始。1Qで15点差をつけた青学大はその後控えメンバーを出しながらも徐々にリードを拡大し、最終的には87―49で大勝を収めた。
完敗の大東大。しかし、個々人の能力には目を見張るものがある。特にスターターの#1本田(2年・PG)や#15遠藤(1年・PG・市立船橋)、#13小原(1年・SF・高知工業)などは伸び代がある下級生。ポストで安定した得点源がいないのは大きな痛手ではあるが、持ち前の爆発力で番狂わせを演じられるか期待がかかる。
青学大は無傷の4連勝。現段階で判断するには早すぎるが、早くも負けのついた日本大や主力の怪我に悩む東海大に比べると青学大以上に安定した試合運びをするチームはいない。優勝争いが熾烈となるのは後半戦、専修大や昨年唯一の黒星をつけた日体大がピークに持ってくれば面白い存在となりそう。このまま青学大はリーグを独壇場とし2連覇達成となるか。

写真:序盤から3Pが好調だった青山学院大・#7渡邉。

※専修大VS法政大は別途掲載します。

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EDIT  |  23:40  |  2008リーグ戦1部  |  Top↑

2008.09.14 (Sun)

9月14日 関東大学2部リーグ 第2週 早稲田大VS国士舘大 第2戦 

早稲田大75(20-26,20-23,22-12,13-23)84国士舘大
080914OHORI.jpg試合前に特に意識していた点は、ない。
ハーフタイムの指示は、ない。
とにかく頑張ろう、楽しくやろうというのが国士舘大のスタイルのようだ。難しいことは考えずに、楽しくバスケットをする。この思い切りの良さが早稲田大から2つの星を奪った要因なのではないかと思えてくる。

国士舘大の連勝で、いよいよ2部リーグも面白くなってきた。

写真:試合後、福大大濠の先輩である国士舘大#10吉満が後輩の早稲田大#20久保田をねぎらう。

試合の詳細は「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:35  |  2008リーグ戦2部  |  Top↑

2008.09.14 (Sun)

9月14日 関東大学2部リーグ 第2週 筑波大VS拓殖大 第2戦 

筑波大76(12-25,19-22,26-13,19-14)74拓殖大
080914TSUKUBA.jpg筑波大と拓殖大。
ここ近年のリーグでは1勝1敗と星を分けていた。だが今年、筑波大がその結果をようやく塗り替えた。「勝利」という形で。

1Qを相手にリードされて終わるというリーグ戦初の展開で始まったこの拓殖大戦。前半は流れを掴みきれずに16点差ビハインド。今までならばそのまま流れを掴みきれずに敗北、そんな結果だった。だが、今年の筑波大は違った。3Qの立ち上がりで流れを掴むと一気に流れに乗った。最後まで1点を争う展開となったが、我慢に我慢を重ねて見事に勝利を勝ち取った。

詳しいゲームレポートと筑波大・鹿野選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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EDIT  |  23:33  |  2008リーグ戦1部  |  Top↑

2008.09.14 (Sun)

9/14 関東大学2部リーグ 第2週 第2戦

フロックではなく力を示した国士舘大が
早稲田大に2連勝で2部リーグをかき回す


2週目も国士舘大が2部の台風の目となっている。
最後まで競り合って早稲田大に2連勝。1週目の慶應戦はまぐれではなく、シーソーゲームでも勝っていけるところを見せた。また、#21寒竹(4年・F)がケガで退場した拓殖大が筑波大をリードする展開に。最後のプレーが失敗して惜しくも破れたが、上位チームにもまだつけ込む余地はあると思わせる試合となった。明治大、慶應大は余裕の4連勝。だが、国士舘大の勢いがこれから対戦する明治、筑波といった上位チームにとって戦々恐々といったところになっている。


苦しい白鴎大に対し、明治大は余裕の戦いを見せる
080914KANAMARU.jpg明治大107(33-15,27-18,21-31,26-27)54白鴎大
なんとか次につながる良い材料を探したい白鴎大。得点源である#00藤江(3年・F)はケガで満足に動ける状態ではない。しかし試合に出場させなければならない苦しい台所事情だ。本来の動きはできず、明治大のディフェンスに遭って5点と得点は伸びない。
明治大は今後をふまえてか、1Qから白鴎大に高い位置からプレッシャーを与えるディフェンスを仕掛ける。白鴎大はボールをフロントコートに運ぶのがやっと。前半は明治大に圧倒される形となった。後半に入ると明治大のディフェンスがゆるみ、白鴎大の得点が伸び始める。しかし追いつくまでには至らず4連敗。苦しい状況が続く。

写真:勝利に笑顔を見せた明治大・#14金丸晃輔。



前半好ディフェンスの順天堂だが、後半は慶應大の力に屈す
080914NINOMIYA.jpg慶應義塾大109(26-23,17-26,29-11,37-20)80順天堂大
1戦目はあっさりと慶應大に屈した順天堂大。2戦目は戦法を変えて挑んできた。試合開始から激しいディフェンスを展開。特に慶應大#16二ノ宮(2年・G)に対し、何枚ものガード陣で徹底マークさせ、ファウルをしても即交代。次々と選手を送り込んでいく。慶應大は思うようにボールを運べずイライラが募り、さすがの二ノ宮も「やばいと思った」という執拗な守り。それでも1Qは#10小林(3年・GF)の15得点もあり、なんとか3点リードを奪った。

しかし2Q、順天堂大は1戦目入らなかった3Pが面白いように決まる。#6渋谷(4年・G)の3連続と#4綿貫(4年・F)の1本、合計4連続3Pで一気にリード。インサイドでも#10山本(3年・C)がゴール下で力強いオフェンスを展開、最大11点のリードを奪われてしまう。#7岩下(2年・C)もファウル3と苦しくなった慶應大。しかし#16二ノ宮が流れを変える3Pを決めると#7岩下のシュート、#4鈴木(4年・F)のスティールからのシュートで追い上げをはかる。それでも2Qは順天堂大の6点リードで終えた。

3Qで崩れなくなったのが慶應大の成長ポイントだ。勝負はここで決した。
#16二ノ宮が中央突破でレイアップ、ミドルシュートと連続すると、#4鈴木のドライブ、#10小林の連続3Pで慶應大が逆転。順天堂大はなんとか止めようとするものの、ファウルが続いてしまう。前半は好調だったアウトサイドも外れ始め、ずるずると後退。4Qはゾーンを展開するも、全く機能せず慶應大はあっさりアウトサイドを沈めて引き離す。最後は30点近い差をつけて慶應大が4勝目をあげた。

前半は順天堂大につけ込まれたが、慶應大は大きく焦ることはなかった。3Qの勝負所で押し負けなくなった部分は昨年より成長している部分だ。順天堂大はファウルアウトも覚悟で前半の守りを後半も続ければもう少し違っていただろう。2連続で同じチームと戦うリーグ戦は相手が何を仕掛けてくるか分からない。異なる戦法に翻弄されない精神力や1部チームと違うラフプレイに対処するなど、常に集中力が必要であり、そこが2部の難しさでもある。そういった部分ではまだ甘さが見える慶應大。上位チームとの正念場に向けてまだまだ突き詰める部分がある。

写真:21得点の慶應大・二ノ宮。

※筑波大VS拓殖大、早稲田大VS国士舘大は別途掲載します。

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2008.09.14 (Sun)

関東大学リーグ9/14結果

■関東大学1部リーグ
専修大71(21-19,19-13,14-20,17-14)66法政大
東海大78(26-26,17-14,16-15,19-18)73日本体育大
日本大68(14-15,20-15,15-20,19-21)71中央大
青山学院大87(31-16,20-7,23-6,13-20)49大東文化大

青山学院大学 4勝0敗
東海大学   4勝0敗
専修大学   4勝0敗
日本大学   3勝1敗
中央大学   1勝3敗
日本体育大学 0勝4敗
法政大学   0勝4敗
大東文化大学 0勝4敗


■関東大学2部リーグ
筑波大76(12-25,19-22,26-13,19-14)74拓殖大
明治大107(33-15,27-18,21-31,26-27)54白鴎大
慶應義塾大109(26-23,17-26,29-11,37-20)80順天堂大
早稲田大75(20-26,20-23,22-12,13-23)84国士舘大

慶應義塾大学 4勝0敗
明治大学   4勝0敗
筑波大学   4勝0敗
国士舘大学  2勝2敗
早稲田大学  2勝2敗
白鴎大学   0勝4敗
拓殖大学   0勝4敗
順天堂大学  0勝4敗

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2008.09.13 (Sat)

9/13 関東大学1部リーグ

得点では競り合ったが、インサイドの攻めが不調の法政大
080913OTIAI.jpg専修大77(20-23,22-17,23-17,12-17)74法政大
序盤から#39梅津(4年・C)のミドルシュートがよく決まった法政大。#91落合(3年・PF)も#20張(2年・C)に対してよく守り、#27福田(4年・SG)が2本の3Pを決めると法政大がリードする展開となった。しかし対する専修大も#0堤(4年・G)の2本の3Pなどで盛り返す。3Qに法政大はファウルが続いて得点がストップ。インサイドにはなかなか切り込めず、アウトサイドの攻撃が多くなってしまう。ここで#20張の3Pも2本決まり、専修大が接戦から抜け出すとペースは専修大のものに。法政大は粘りを見せるが、逆転するだけの勢いは持てず、3敗を喫した。専修大は5人が2桁得点とバランスよく加点したのに対し、法政大は梅津が24点と奮闘したものの、その他で伸びなかった。やはりインサイドでのオフェンスは容易ではなく、2戦目もその部分が勝負を分けそうだ。

写真:専修大・張をディフェンスする法政大・落合。登録体重では30kgもの差があるが、体幹がしっかりしている落合は簡単に押し負けない。

【INTERVIEW】
080913TSUTSUMI.jpg◆#0堤啓士朗(専修大学・4年・主将・G)

―法政の印象は?
「んー、インサイド強くてアウトサイドもあるんでやりづらいっちゃやりづらいですけど、頑張ってやるしかないんで」

―法政に神津選手がいない今は選手層からみても、インサイドに分があるのでは?
「そうですね。でも相手が誰が出てても関係ないんで、自分たちのプレイをやるだけですね」

―今日は堤選手と鈴木選手が積極的にドライブを仕掛けた場面が目立ちましたが、それは狙っていたことですか?
「いや、別に練習どおり。なんて言えばいいのかな(笑)。とりあえず練習どおりっす。攻めれるなら攻めて、コントロールする場面ではコントロールして。でも最後らへんミスが目立っちゃったのはしょうがないはしょうがないですけど、明日につなげられるように頑張ります。今日のことは忘れて明日に」

―堤選手はベンチスタートですが、どういった意図で?
「練習してなかったんですよ、怪我して。まぁ、徐々に戻ってくれば。(以前に怪我をした)逆の足を今度はやっちゃたんですよ。(以前)怪我したほうはだいぶいいですけど。他のやつもいるし、リーグは始まったばっかなんで焦らずやっていきます」

―怪我をしたということですが、復帰間もない春と比べて調子は上がってるのかなという印象を受けました。
「そうですね、ほぼ完璧に近い状態までなったんですけど、ちょっとこじれた。最近怪我した足が気にならないわけじゃないですね」

―能登選手の復帰については?
「ずいぶん心強いですよ。やっぱり4年生5人でやってるときはやりやすいし、いい感じでチームが機能していると思うので。あとは守りに入らないで攻めれば、チームカラーが出てくると思うので」

―4年生が一緒に出るとやりやすいというのは、どういう意味ですか?
「常に4年間一緒で、毎日過ごしてるから、特別何かあるというか自然とコミニュケーションがとれるんで」

―開幕から連勝ですがキャプテンから見てチームの状況はどうですか?
「すごいいいですよ。でも今日も1戦目から接戦できてるから、だから逆にきつい部分もあったり。2戦目でディフェンスでアジャストされるといけないんで」

―では、明日への修正点というのは?
「別にないですよ。明日はただ勝つ、それだけです。今日より勝つ(笑)」


得点者が限られる中央大は日本大にかなわず
080913sato.jpg
日本大72(15-18,20-9,22-9,15-25)61中央大
両者重苦しい前半となった。ディフェンスではペイント内でダブルチームにいくなど、積極性が見える中央大。日本大は中で攻められずターンオーバーが続く。1Qは#12浜田(3年・G)のミドルシュートなどもあり、乗り切れない日本大に対して中央大がリードした。しかし2Qになると両者膠着状態が続く。#5中村(3年・C)がポストでボールをもらえず、日本大のオフェンスの形ができない。対する中央大もそう簡単には得点できない時間帯が続いた。この均衡を破ったのは日本大#11渡部(1年・G)。バスケットカウント、3Pと得点を連続し、一気にリズムに乗った。中央大は#7佐藤(4年・G)が気を吐く。アウトサイド、ドライブと得点を重ねるが、ペースを変えるには至らず。3Q終盤に#4中野(4年・F)が4ファウルと苦しくなった中央大はそのまま巻き返せず破れた。
日本大は無傷の3勝。しかしこの試合ではディフェンス・オフェンスとも完全に機能しているとは言い難い。#11古庄(4年・C)が出ている時はいいが、#15熊吉(1年・C)と#5中村の組み合わせになると動きがかみ合わない。中村も復帰間もないため、「調子を上げるのはこれから」と言うが、上位進出に向けて油断できない。
写真:31点と大活躍の佐藤。しかしこの奮闘が勝ちにつながらないのが悔しい。

【INTERVIEW】
080913nakano.jpg◆#4中野邦彦(中央大学・4年・主将・F)
12点に終わったこの日、「らしくなかったですね」と訊ねると中野は「そうですね」と苦笑した。去年までの中野の存在は相手にとっては曲者だった。小野という誰もが認める大エースが際立つのは、中野というクレバーな選手がいるからだ。アウトサイドシュートなり、ドライブなり、リバウンドなりとオールラウンドに、そして時に相手の虚を突くような、チームの必要としているものを要所で補完していた中野はセカンドオプションとしては理想的な選手だ。
だが、このリーグ戦には小野が怪我で戦線離脱。「やっぱり自分がやらなくちゃいけないっていう気持ちが強いんで。もうちょっと周りが見えたらいいなあとは思うんですけど、うまくいかない感じですかね」と空回る胸のうちを明かした。
今チームに必要なのは「ここ一番点が欲しい時に取れる得点力とインサイドの強さ」と中野は言う。点が取れない以上はディフェンスに心血を注ぐ必要があるのはもちろん本人が一番わかっている。だが1部で戦っていく以上絶対必要となる小野が担っていたこの二つの役割をこのリーグの間にどう修正するか。
中野がチームのファーストオプションとして今まで以上に積極的に攻めるのか?また佐藤や篠原らアウトサイド陣の奮闘か?経験不足のビックマンの砂原や鈴木が頭角を現すのを待つのか?このリーグで中央大のチームとしての真価が試される。

【KEY MAN】
080913watanabe.jpg◆#18渡部敬祐(日本大・1年・G)
この試合、4本の3Pを決めて19点と活躍。第1週から少しずつプレータイムをもらい、1年生らしくのびのびプレーしている。篠原、上江田、種市などシューターの多い日本大で自分の存在をアピールしていくのはこれからだが、アウトサイドのシュート力は春から目立っており、将来的にはチームの中心となりそうだ。







勢いで押す大東大、しかし青学大は余裕の勝利
080913arao.jpg
青山学院大85(24-19,28-13,15-10,18-18)60大東文化大
1on1のオフェンスでは光るものがある大東大。しかし青学大に対してこうした単発攻撃では歯が立たない。
序盤こそアウトサイドのシュートが確率よく決まり、青学大ディフェンスも一瞬とまどいを見せた。しかし、得意の速攻が出始めると完全に青学大ペース。組織力、ディフェンス力でもよく訓練された青学大が何歩も先を行く。#88渡辺(4年・C)は頑張りも見えるが、#8荒尾(4年・C)の前にはそう簡単に得点できない。アウトサイド攻撃が自然と多くなる大東大だが、1Q以降は確率が上がらず、そのまま青学大が逃げ切った。序盤の戦い、青学大には大きな問題点も見られない。2年連続優勝に向けて、着々と歩みを進めている。
写真:ダンクにいく青学大・荒尾。

※東海大VS日本体育大は「続きを読む」へ。

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2008.09.13 (Sat)

9/13 関東大学2部リーグ 第2週 早稲田大VS国士舘大 第1戦

早稲田大76(23-15,17-19,15-25,21-22)81国士舘大
20080913ma_ide.jpgリーグ序盤、下位チームは上位チームとの対戦が続く。
その中で負けが続いてしまうとチームの士気も下がってしまう。だが、下位チームにも勝てるチャンスがある。それが第1戦といっていいだろう。勢いがある下位チームにペースを乱される上位チームは多い。故に、波乱が起こる。だが、第2戦になると上位チームは第1戦をきっちりと修正し、圧勝するケースが多い。昨年3部Aから昇格した国士舘大が早稲田大に付け入るチャンスは第1戦なのだ。

写真:早稲田大・井手(左)と国士舘大・馬はともに北陸高出身。接戦の中でも笑顔が見られた。

詳しいゲームレポートと国士舘大・寺嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.13 (Sat)

9/13 関東大学2部リーグ 第2週 第1戦

国士舘大が早稲田大から白星!
その他は上位チームが力の差を見せつける


第2週の注目カードはやはり、第1週で慶應義塾大を最後まで苦しめた国士舘大と早稲田大のカードであろう。序盤はシュートが入らず苦しんだ国士舘大だが、3Q中盤から一気に波に乗る。早稲田大も必死に粘るが、国士舘大はその猛追を振り切り、リーグ戦初白星を飾った。その他のゲームは上位チームが下位チームに力の差を見せつけ、勝利した。


藤江の復調が白鴎大の勝利の鍵となりそうか
明治大107(23-16,21-9,26-9,37-20)54白鴎大
080913meijihakuoh明治大の戦いぶりを見ると、第1週に明治大#6伊與田(4年・PG)が「4週目までは、6・7割の力で勝たなければならない」という話をしていたことを思い出す。この試合では立ち上がりに大量のリードを奪うと、主力は早々にベンチへ。その後はベンチメンバーの活躍が光った。白鴎大は、#00藤江(3年・G)の負傷の影響が顕著に現れていると言っていいだろう。藤江の得点が伸びない白鴎大は、53点と苦しい戦いを強いられた。インサイドでは#33フィルユン(4年・C)が奮闘するが、明治大も#3金丸英悟(3年・PF)、#41飯沼(3年・PF)らが粘り、簡単には攻められない。外角シュートが入って、リズムに乗るのが白鴎大。藤江の外角シュートが思うように入らない今、リズムを掴むためには次の一手を探さなければならない。



高さで勝る慶應大が順天堂大を寄せ付けること無く勝利
20080913yamamoto.jpg慶應義塾大113(34-14,24-19,31-23,24-20)76順天堂大
慶應大は43、順天堂大は29。
これは両チームが最終的に取ったリバウンドの本数だ。インサイドに#7岩下(2年・C)を置く慶應大は、次々とリバウンドをもぎ取り、順天堂大にセカンドチャンスを与えなかった。岩下がいるゴール下はシュートの感覚も違うのか。順天堂大のシュートはことごとく落ちる。順天堂大は心臓ともいえる#4綿貫(4年・F)の得点がストップ。インサイドで#18趙(1年・C・藤枝明誠)が17点と気を吐くが、慶應大を捕えるまでには至らなかった。対する慶應大は、#7岩下は12リバウンドとリバウンドで貢献。得点では#10小林(3年・G)の36得点が光った。ベンチメンバーも全員出場し、危なげなく勝利を飾った。

写真:怪我人続出に悩まされている順天堂大。#10山本も練習で負傷したが、出ざるを得ない状況。
※順天堂大・中嶽コーチ、綿貫選手のインタビューは「続きを読む」へ。

筑波大VS拓殖大(片峯選手インタビュー)は「続きを読む」へ。
※早稲田大VS国士舘大は別途掲載します。

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2008.09.13 (Sat)

関東大学リーグ戦9/13結果

■関東大学1部リーグ
専修大77(20-23,22-17,23-17,12-17)74法政大
東海大77(18-22,18-27,22-11,19-11)71日本体育大
日本大72(15-18,20-9,22-9,15-25)61中央大
青山学院大85(24-19,28-13,15-10,18-18)60大東文化大

青山学院大学 3勝0敗
日本大学   3勝0敗
東海大学   3勝0敗
専修大学   3勝0敗
法政大学   0勝3敗
日本体育大学 0勝3敗
大東文化大学 0勝3敗
中央大学   0勝3敗


■関東大学2部リーグ
筑波大104(26-28,26-21,23-17,29-19)85拓殖大
明治大107(23-16,21-9,26-9,37-20)54白鴎大
慶應義塾大113(34-14,24-19,31-23,24-20)76順天堂大
早稲田大76(23-15,17-19,15-25,21-22)81国士舘大

慶應義塾大学 3勝0敗
明治大学   3勝0敗
筑波大学   3勝0敗
早稲田大学  2勝1敗
国士舘大学  1勝2敗
白鴎大学   0勝3敗
拓殖大学   0勝3敗
順天堂大学  0勝3敗

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2008.09.11 (Thu)

関東大学リーグ3部A 第1週 キャプテンインタビュー

3部以下のチームにとって締めくくりとなるリーグ戦
それぞれの見所とキャプテンの思い


080906three.jpg3部Aリーグは、2部復帰を期すチームから、4部・3部Bとステップアップしてきて新しい舞台に臨むチームまでが混在するリーグだ。サイズや能力は1部・2部のチームには及ばないし、高校バスケ界で名の知られていた選手も多くない。だが、そのぶん一生懸命で、チーム思いで、バスケットを楽しんでいる。本気で笑い、本気で泣いている。
インカレ出場枠(2部5位まで)のない3部以下のチームにとっては、このリーグ戦が集大成となる。リーグにかける思いを、3部Aリーグの各キャプテンに聞いた。

【共通質問項目】
1:リーグ初戦を振り返って
2:今年のチームの「らしさ」紹介

3:今年のチームの注目選手紹介

4:シーズンインからリーグ開幕までの間で印象に残っていること
5:4年生として、キャプテンとしての思い

6:リーグをどう戦っていくか

3部Aチーム各キャプテンのインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.11 (Thu)

9月13・14日 関東大学リーグ予定

■関東大学1部リーグ
9月13日(土)青山学院大学相模原キャンパス
13:00 専修大 vs 法政大
14:40 東海大 vs 日本体育大
16:20 日本大 vs 中央大
18:00 青山学院大 vs 大東文化大

9月14日(日)青山学院大学相模原キャンパス
12:00 専修大 vs 法政大
13:40 東海大 vs 日本体育大
15:20 日本大 vs 中央大
17:00 青山学院大 vs 大東文化大


■関東大学2部リーグ
9月13日(土)明治大学和泉キャンパス
13:00 筑波大 vs 拓殖大
14:40 明治大 vs 白鴎大
16:20 慶應義塾大 vs 順天堂大
18:00 早稲田大 vs 国士舘大

9月14日(日)明治大学和泉キャンパス
13:00 筑波大 vs 拓殖大
14:40 明治大 vs 白鴎大
16:20 慶應義塾大 vs 順天堂大
18:00 早稲田大 vs 国士舘大
※時間変更になっています。ご注意下さい。


◆アクセス
青山学院大学相模原キャンパス
JR横浜線「淵野辺駅」より徒歩約10分

明治大学和泉キャンパス
京王線明大前駅より徒歩約5分

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2008.09.10 (Wed)

9/6関東大学リーグ3部 第1週第1戦

3部リーグレポートもスタート!
2部入替戦へ向け注目の神大VS関学大は1勝1敗


今シーズンの3部Aリーグは、激戦と言われている2部と同じくらい8チームの力が拮抗している。
1年での2部復帰を目指す神奈川大は、3部Bからの昇格組ながら実力のある関東学院大と対戦。第1週からいきなりの好カードとなった。結果は星を分けたが、2試合合計の得失点差で神奈川大が優位に立った。一方、同じく昨年2部で戦った國學院大は、江戸川大に2試合とも100点ゲームで勝利。残りの東京成徳大VS立教大と駒澤大VS玉川大は、ともに1戦目は大差がついたが2戦目は接戦となった。リーグ前半は上位ランクと下位ランクとの試合が続くとはいえ、どこが勝ってもおかしくない。
※3部のレポートは不定期に更新します。
※3部キャプテンインタビューを別途掲載します。



東京成徳大69(21-32,12-8,17-25,19-33)98立教大
080906uno.jpg昨年の対戦では、3部Bから昇格したてながら前評判の高かった立教大に、東京成徳大が2連勝して"先輩"の貫禄を見せた。
だが、この試合は「去年の3倍は走り込んだ」(#4岩田)という立教大が先行する。対する東京成徳大も持ち前の元気なディフェンスでくらいつき、10点前後の点差のまま4Qへ。東京成徳大はプレッシャーを掛け続けるが、得点源の#7石川(4年・G)らのスリーが来ない。立教大はそのリバウンドから司令塔の#4岩田(4年・G)が自在に速攻につなげ、残り7分からの2分半で連続13得点と突き放した。さすがの東京成徳大もそれ以上は足が動かず、チームファールフリースローによって得点を伸ばした立教大が"足"の差でリベンジを果たした。
 
写真:立教大#16宇野(2年・C)。3部A・Bリーグはスタッフ陣が独自にリーグMVPと新人王を選出しており、宇野は昨年の新人王。



駒澤大90(23-9,20-6,25-17,22-28)60玉川大
080906taira.jpg今年の4年生が1年生のときは2部リーグに在籍していた駒澤大。白鴎大や国士舘大など3部には"破格"のチームを前に連続3位に甘んじてきたが、戦力充実の今シーズン、満を持しての2部復帰を狙う。初戦は2プラトンかと思わせるくらい次々と選手交代を行ったにもかかわらず、全く流れに影響はなし。気持ちのいい速攻を量産した。#3吉田(3年・G)と#9西山(2年・G)の2ガード、オールラウンダーの#28井上(4年・SF)はもちろん、6番手、7番手の選手まで的が絞りきれない。
一方の玉川大は、"負けるときは失点が多い"という去年のパターンを繰り返してしまった。#4村田(4年・G)を中心に、リーグ中にどれだけ成長できるか。#22佐藤琢(F・明成)ら1年生が鍵を握るか。
 
写真:速攻を決める駒澤大#74平(3年・PF)。長い手足を生かした伸びやかなプレーが魅力。


神奈川大86(29-11,12-11,18-18,27-27)67関東学院大
080906papu.jpg関東で唯一のセネガル人留学生・#1パプ(2年・C)を擁する関東学院大と、サイズはないが粘り強いバスケットで2年間2部リーグで戦ってきた神奈川大。ともに入替戦行きの切符に最も近いチームの1つだったが、1戦目は神奈川大の気迫が勝った。3Pシュートで先制すると、早い切り替えから速攻でも加点。2Q以降は一転我慢の展開になったものの、それこそ神奈川大のペース。要所で#1蓮見勇(3年・G)や#19飯泉(3年・F)が3Pシュートを沈め、1Qのリードを守りきった。
関学大は、#31原田(2年・SG)、#32前田(1年・F・延岡学園高)の外角がよく決まったが、パプがしつこく囲まれフラストレーションをためてしまった。神奈川大のセンターを4人も4ファウルに追い込みながら、付け込みきれなかった。
 
写真:関学大・パプをマークする神奈川大・石川(3年・C)と蓮見勇。
※神奈川大VS関東学院大の詳細レポートは「続きを読む」へ。
 


國學院大104(20-15,26-17,29-21,29-22)75江戸川大
080906denda.jpg國學院大がランク1位の意地を見せた。1Qこそそれほど点差はつかなかったが、40分を通してコンスタントに得点を積み重ねていく。江戸川大が激しい当たりで挑んでくるも、#1須永(4年・G)や#5成田(4年・C)をはじめ昨年から試合に出ていたメンバーが落ち着いて対応した。
江戸川大は、女子日本代表監督の経験もある北原憲彦監督のもと、3年連続で昇格している勢いのあるチームだ。今年は4学年全て揃うなど、スタイルも固まってきた。#25畑嶋(4年・C)・#77呂(2年・F)ら190センチオーバーの選手も5枚揃え、3部Aリーグでも見劣りしない。黒星スタートながら、ランク上位のチームから当たっていくリーグ前半、台風の目となりそうだ。
 
写真:試合終盤にダンクを試みた國學院大#41傳田(3年・F)。


■第1週の勝敗
國學院大  2勝0敗
駒澤大   2勝0敗
立教大   2勝0敗
神奈川大  1勝1敗
関東学院大 1勝1敗
東京成徳大 0勝2敗
玉川大   0勝2敗
江戸川大  0勝2敗

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2008.09.10 (Wed)

9/6.7 関東大学2部リーグ 第1週 慶應義塾大VS国士舘大

逆転で勝利を守った慶應大・力を見せた国士舘大
2部開幕週の対戦を振り返る

080906SCORE2部リーグの第1週、慶應義塾大と国士舘大で火花が散った。8校の上位と下位が当たる第1週は波乱が起こりにくい組み合わせである。しかし第1戦は慶應大が大量リードされながらも延長戦にもつれ込む大激戦、2戦目は終始慶應大ペースではあったが国士舘大も粘りを見せた。接戦で競り負ける事もある慶應大にすれば、1戦目の逆転劇は大きい。また、国士舘大の実力が本物かどうかで2部の勢力図は変わる。

何が両者を分けたのか、2戦をまとめて振り返る。


各レポート、慶應大・鈴木選手、田上選手、二ノ宮選手、国士舘大・立花選手、吉満選手のインタビューは「続きを読む」へ。

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2008.09.07 (Sun)

9/7 関東大学1部リーグ 第1週 第2戦

1部は上位チームが順当に勝ち星を挙げる
台風の目となるチームは現れるか

主力の怪我人が多い1部校だが、その中でも上位チームは開幕2連勝を飾っている。しかし、東海大や日本大はそれぞれ法政大、大東大に迫られ苦しい試合展開に。波乱は起きにくいとはいえ、やはり何が起こるかわからないのがこのリーグ戦。特に最後まで東海大を苦しめた法政大の存在は侮れない。秋に弱いというレッテルを貼られている法政大はこれを打ち破り、台風の目となれるか。


スタートダッシュに成功した専修大が一気にゲームを決める
専修大85(22-5,19-19,27-24,17-15)63日本体育大
080907sensyunittai#10飯田(4年・F)、#15増川(4年・F)、#28能登(4年・F)が立ちはだかる専修大のゴール下を崩す事は容易ではない。また、ガードの#11藤井(3年・G)、#22鈴木(4年・G)は速い展開へとつなぎ、序盤からゲームの流れは完全に専修大ペース。ディフェンスも春シーズンより激しさが増しており、突破口を見出すのは難しい。よく走り、よく声が出て、いい雰囲気でバスケットをしている専修大。今のところ大崩れする気配はまるでない。対する日体大は、専修大インサイド陣を前に攻め手を欠くと、3Pを乱発するほか策がない。次週も日体大はインサイドに強みを持っている東海大との一戦が待っている。インサイドの強いチームに対して打つ手がないと開幕4連敗、ということもありえなくはない。



終盤失速の大東大。勝ち星を挙げられず
日本大69(13-13,17-11,17-11,22-10)45大東文化大
080907nichidaidaito前半は拮抗した展開が続いていた。大東大はアウトサイド、日本大はインサイドを中心にオフェンスを展開。大東大は次々とアウトサイドシュートが決まるが、日本大は攻めきれない。それでも日本大は#10種市(3年・F)の活躍が光り、リードを奪う。前半をなんとかリードで終えた日本大。後半へと不安が残る。しかし、後半に入ると日本大のワンサイドゲームになる。日本大はなおも#10種市のシュートが高確率で決まり、大東大を突き放しにかかる。大東大も#15遠藤(1年・PG・市立船橋)の外角シュートで応戦するが、それ以外に攻め手を欠いてしまう。要所でミスが出てしまう大東大は、リズムを掴んだ日本大を崩す事ができない。4Qに入ると足も止まり、試合の流れは完全に日本大へ。日本大は#13篠山(2年・G)の速い攻撃で得点を重ねていき、開幕2連勝を飾った。


青学大の主力を下げさせなかった中央大の奮闘
青山学院大86(25-14,24-14,16-20,21-20)68中央大
080907aguchuo最終スコアーは、86−69。点差を見れば、中央大は完敗と言っていいだろう。しかし中央大は最後まで奮闘し、青学大の主力を下げさせなかった。ゲームは序盤から青学大ペース。中央大は#8荒尾(4年・C)に対して厳しいディフェンスで抑えにかかるが、荒尾を抑えると#12渡邉(3年・PG)に外から射抜かれ、簡単に得点されてしまう。中央大は#4中野(4年・F)、#7佐藤(4年・G)を中心に得点を重ねていくが、すぐに返されてしまい、なかなか点差が縮まらない。後半に入っても青学大ペースは続いたが、4Qに入ると中央大に流れがきた。#4中野、#7佐藤が次々とシュートを決め、青学大に追いすがる。速い展開からの得点も生まれ、ようやく自分たちのバスケができ始めてきた。審判の判定に対して不満を爆発させる一面もあったが、それでも最後の10分はいい流れでバスケができた中央大。結果としては負けだ。しかし、次週へ向けて自分たちがどういうバスケをしたらいいのかということが見えた試合だったに違いない。次週、中央大は勝ち星を掴むことができるか。

※東海大VS法政大(落合選手インタビュー)は「続きを読む」へ。

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2008.09.07 (Sun)

9/7 関東大学リーグ2部 第1週第2戦

激戦の2部1週は慶應VS国士舘がヒートアップ
早稲田・明治・筑波は順当に勝利


2部初週の注目を集めたのはなんと言っても慶應大と国士舘大。これほどの試合は互いの選手も観客も全く予想していなかった。第1週は上位が下位のチームと対戦するため、大きな波乱は起きにくい。その他の試合は迫られる部分はあったものの、上位4校が勝利した。
しかし、にわかに存在感を増した国士舘大のおかげで、今後の2部も予想がつかなくなってきた。

※慶應大対国士舘大の試合については別途掲載します。


順当勝ちの筑波、白鴎大は来週以降どこまで修正できるか
080906sainbayaru.jpg筑波大112(28-23,23-16,29-21,32-24)84白鴎大
白鴎大は2戦とも筑波大に対し大差をつけられる結果となった。ポイントゲッターの#00藤江(3年・F)が開始早々ケガをしたこともあるが、筑波大相手に攻め手がない。自分たちのバスケットを出せなかった第1週は今後のリーグに大きな課題を突きつけられた格好だ。白鴎大苦戦の一つに主将・店橋がインタビューでも言っているように今年度より採用されたオン・コート・ワンのルールはあるだろう。外国人選手はコートに1人しか立てないというこのルールは今年のJBLでも採用されるが、インサイドの2枚看板だった#33フィルユン(4年・C)と#88サインバヤル(3年・C)が共にコートに立てないのはチームには痛い。ポイントゲッターが限られる中でどうやってチームを組み立てていくのか、2部2年目の課題は大きい。
筑波大は2戦見る限りまだ不安はない。今後の強敵との戦いが注目となろう。

写真:サインバヤルは途中からの出場となる。どこまでチームに勢いをもたらすことができるか。
※白鴎大・店橋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


金丸晃輔のアウトサイドで明治大が拓殖大にとどめを刺す
080907nagai.jpg明治大94(31-10,11-17,22-26,30-25)78拓殖大
試合開始は大差がつくかと思われた一戦、拓殖大は1Qで31-10と離されてしまった。2Qに明治大の得点が止まったこともあり、後半には追い上げに成功する。#22松崎(2年・G)、#42永井(2年・F)の奮闘もあり、4Qの中盤で1桁の点差にまで追いついた。しかし大事な場面で#14金丸晃輔(2年・SG)を簡単にワイドオープンにしてしまい、あっさり連続のアウトサイドで引き離されると反撃はそこまで。そのまま明治大が逃げ切った。
明治大は2戦とも危なげない勝利。次週の白鴎大戦にも弾みをつけた。一方拓殖大は厳しい立ち上がりとなった。昨年は6位とインカレ出場枠も逃したが、いい選手はいるが今ひとつ覇気がない印象はぬぐえない。序盤は上位校との対戦が続く。来週の筑波戦でどのような戦いができるだろうか。

写真:シュートにいく拓殖大・永井。



主将・綿貫が欠場するも粘りを見せた順天堂大
080907cho.jpg早稲田大83(17-10,27-20,18-19,21-26)75順天堂大
初戦のケガでこの日はエース#4綿貫(4年・F)が欠場した順天堂大。1Qこそ得点が伸びなかったが、その後は粘った。4Qで#18趙(1年・C)、#5北村(4年・G)らの得点で一気に3点差まで追い上げたものの、早稲田大も焦ることなく得点し、2勝目を上げた。粘ったが惜しくも破れた順天堂大。センターの#18趙はフィジカルも強く、インサイドで豪快な活躍を見せる。23点と頼もしく、今後の試合でも活躍が期待できそうだ。
早稲田大はここしばらくインサイドらしいインサイド選手を持たなかった。しかしルーキー#20久保田(1年・C)の加入で、ゴール下の勝負は面白くなった。また、早慶戦でもいいところを見せた#00金井(2年・F)が頭角を表してきている。2戦とも2桁得点とチームに貢献。#11井手(2年・SG)を筆頭に下級生の力がチームを押し上げていくのは間違いないだろう。

写真:順天堂大・趙は囲まれながらもシュートを決める。

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2008.09.07 (Sun)

関東大学リーグ戦9/7結果

■関東大学1部リーグ
専修大85(22-5,19-19,27-24,17-15)63日本体育大
東海大78(22-20,14-17,18-17,24-15)69法政大
日本大69(13-13,17-11,17-11,22-10)45大東文化大
青山学院大86(25-14,24-14,16-20,21-20)68中央大

青山学院大 2勝0敗
日本大   2勝0敗
東海大   2勝0敗
専修大   2勝0敗
法政大   0勝2敗
日本体育大 0勝2敗
中央大   0勝2敗
大東文化大 0勝2敗


■関東大学2部リーグ
筑波大112(28-23,23-16,29-21,32-24)84白鴎大
明治大94(31-10,11-17,22-26,30-25)78拓殖大
慶應義塾大108(20-20,33-24,25-23,30-23)90国士舘大
早稲田大83(17-10,27-20,18-19,21-26)75順天堂大

早稲田大  2勝0敗
慶應義塾大 2勝0敗
明治大   2勝0敗
筑波大   2勝0敗
白鴎大   0勝2敗
拓殖大   0勝2敗
国士舘大  0勝2敗
順天堂大  0勝2敗

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2008.09.06 (Sat)

9/6関東大学リーグ1部 第1週第1戦

主力の復帰・新たな故障者で1部リーグはまだ未知数
フタを開けてみなければ分からないのがリーグ戦だ。プレシーズンからほとんど合間なくトーナメントに入る春シーズンはまだチームの調子を読みやすいが、それから2ヶ月も経てばチームの状況はガラリと変わってしまう。
ケガ人がその主な理由だ。1部は春のケガから復帰した選手がいる一方、開幕初日から各チームに欠場が相次いだ。東海大・嶋田(3年・CF)、法政大・神津祥平(3年・C)、日本大・栗原(3年・F)、中央大・小野(3年・C)といったスタメンがリーグ出場が困難となった。大きな波乱はなかったが、今後の戦いにおいて影響が出てくる場面があるかもしれない。一方で専修大・能登(4年・F)、日本大・中村(3年・C)、東海大・西村(4年・G)は復帰。
昨年はケガに泣いたチームが苦しい目を見た。今年はどうなるのか、リーグの推移から目が離せない。


強いインサイドは健在の専修大
080906noto.jpg専修大75(24-12,13-18,16-18,22-24)72日本体育大
序盤は完全に専修ペース。#20張(2年・C)、#10飯田(4年・F)に加えて#28能登(4年・F)の復帰でインサイドの強力さは1部でもトップクラスと言えよう。リバウンドはトータル40本、日体大に10本の差をつけた。アウトサイドでも#11藤井(3年・G)が23得点と好調。#22鈴木(4年・G)が5ファール退場という場面もあったが#0堤(4年・G)がこれをカバーする。
日体大は大きく離されたが#00中西(2年・C)を投入してリバウンドが好転すると、アウトサイドが入って追い上げに成功した。しかし、大事な場面では1対1の攻撃が目立つ。エース#27眞庭(4年・F)へのディフェンスは厳しく、最後の大事な場面できれいなシュートは打たせてもらえない。点数では迫ったが内容としては専修のゲームだった。専修大は昨年も出足は好調。途中失速がなければ上位進出も夢ではない。

写真:復活の能登。インサイドに頼もしい1枚が加わった。


攻め手を欠いた法政大、初戦は東海大に軍配
080906MITUHARA.jpg東海大70(14-18,23-10,16-22,17-14)64法政大
得点力のある#5神津(3年・C)を欠いた法政大は、東海大ディフェンスの前になかなか攻め込むことができない。インサイドの#35中濱(4年・C)と#0満原(1年・C)は強力で、アウトサイド攻撃が多くなる。それでも1Qは競り合ったが、2Qに東海大がディフェンスを厳しくするとパスの出しどころがなく、攻撃を縦に切っていけなくなってしまった。停滞した時間にこれも長時間のプレーは厳しい#23信平(3年・F)を投入。レイアップやノールックのアシストで接戦に持ち込む。3Q終盤には#41谷口(1年・F)が3連続得点と好プレーで3点差で追う形となった。しかしペースを握っていたのは東海大。4Qに#91落合(3年・PF)のフリースローで同点に追いついた法政大だったが、その後は得点が伸びない。最後に#23信平がバスケットカウントの3Pを沈めて4点プレーとするが、東海大が追撃を振り切って勝利した。
最後の信平のシュートは計算外とすれば東海大は計算通り、相手を60点に抑えた勝利。法政大はやはり神津の得点分が足りない、という結果に。今後の修正が重要になるだろう。

写真:満原と梅津の能代対決。


【INTERVIEW】
080906NISHIMURA.jpg◆#32西村文男(東海大・4年・主将・G)
課題はディフェンス、とまず口にした。良くなってきたとはいいつつも、まだ向上余地は多い。
「マークマンにくっついていてヘルプができないとか、シューターのチームに外から簡単に打たれたりだとか、そういう部分はまだまだ。良くはなっているのでここからもっとという感じです」
養田が海外留学でチームをはずれた。チームとして残念ではあるが、春シーズン以降は養田なしで練習を積んで、スタメンには不安はない。嶋田の穴も満原が埋めているため、さしたる危機感はない。
「満原はインサイドでも点が取れるようになって、幅も広がってきています。それはいい部分」
得点面では#32安部(4年・G)もコンスタントに稼ぎ、全員バスケの印象はやはり強い。ただ、試合にはまだ経験の少ない#45鮫島(3年・F)や#25祐川(1年・F)なども起用されている。経験値が足りない分、ここからが主将としての腕の見せ所となるが、チームのトップに立って西村も変化が見える。
「勝ちたい思いはチームの誰よりも強いですよ。4年が声を出していると言われますが、そこはやはり危機感を感じているんだと思います。今年は優勝したいです」
淡々としつつも、その内側には強い意志が見えている。



日本大の出来がリーグ全体を左右する
080906taneichi.jpg日本大84(26-18,17-22,24-15,17-9)64大東文化大
日本大は#22栗原(3年・F)が欠場、そのかわりに#5中村(3年・C)が復帰した。元々フォワード層の厚い日本大にとっては致命的とまではいかないが、3番・4番ポジションでの他の選手の頑張りが必要になってくる。#11古庄(4年・C)がスタメンに入り、#21熊吉(1年・C)もまだプレータイムは伸びそうだ。
対する大東大は下級生中心にシフト。#9石原(4年・F)と#88渡辺(4年・C)を軸に
1、2年生が中心となった。オフェンス力はあるがまだ組織的とは言えない攻撃は、楽勝ペースかと思わせた日本大を一時追いつめる。しかし日本大は#10種市(3年・F)が32点と大爆発。難なく初戦突破を決めた。

写真:種市をはじめ、スタメン4人が2桁得点の日本大。


【INTERVIEW】
080906shinoyama.jpg◆#13篠山竜青(日本大・2年・G)
「こんなに試合できないのが寂しいものだとは思わなかった」
いつもの挑戦的な口ぶりではなく、殊勝な態度でそう言う。トーナメントでは18年ぶりにベスト8進出を逃した。新人戦でも同様にベスト16と力を発揮できなかった。そこにはセンター中村のケガも大きく、チームのまとなりもなかったと言う。
「練習試合の出来が悪くて、僕を含めて何人か練習させてもらえなかった時期もあったんです。練習を上で見ていたんですが、そんな状況でみんなで話し合う環境ができてきたし、城間さん(Aコーチ)が入ってきて、教えてもらってハーフコートバスケもできるようになってきました」
中村も復帰し、城間Aコーチが川島監督の教えをかみ砕いて伝えてくれるようになったことは日大にはプラスに働いている。春に比べれば良くなってきていると言いながら、まだここからという部分もある。
「今日はまず勝ったことが第一だから良かった。でも中盤に追いつめられる時間帯でもっと点差を離してふんばらなければ。自分たちの速攻ミスもあったし、そこは反省点です」
栗原の欠場は大きいが、他の選手の頑張りもある。春の悔しさを日本大がどう晴らすかが見物になろう。


苦しい中央大に対し、青学大は順当に勝利
080906nakano.jpg青山学院大93(28-5,24-18,24-16,17-19)58中央大
主力選手の欠場が最も顕著に表れたのは中央大だ。インサイドからポイントガードまでこなす#11小野を欠いた中央大は、相手が青学大だったとはいえ1Qは5点しか取れなかった。青学大も#23湊谷(2年・F)、#9小林純也(2年・SG)が欠場となったが、その影響は中央大相手には全く関係なかった。下級生の控え選手にはまだ未熟な部分も見られるが、危なげないスタートをきった。
一方中央大は#4中野(4年・F)、#7佐藤(4年・G)、#13砂原(3年・CF)が2桁得点だが、厳しい船出となった。

写真:中野は囲まれ思うようにプレーできなかった。主将としてチームのピンチをどう切り開くか。

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2008.09.06 (Sat)

9/6 関東大学2部リーグ 第1週 第1戦

080906nakatsuka2部リーグ第1週は、結果的には波乱はなかった。
しかし、国士舘大が慶應義塾大を最後まで苦しめ延長戦へと突入。最後は慶應義塾大が逃げ切ったが、不安の残る試合になってしまった。春に結果を残せなかった国士舘大だが、この1戦で2部チームに強い印象を与えたことは間違いないだろう。

その他の試合は、上位チームが快勝を収めた。筑波大と白鴎大の一戦は立ち上がりこそ接戦となったが、その後は筑波大がリズムを掴む。得意の速いバスケットを展開し、白鴎大に主導権を握らせずに快勝した。対する白鴎大は#00藤江(3年・F)の3Pが単発に決まるだけでオフェンスに精彩を欠き、苦しい試合を強いられた。明治大と拓殖大は明治大が勝利。拓殖大は#21寒竹(4年・F)、#22松崎(2年・G)が積極的にオフェンスに絡むがディフェンスで明治大#14金丸晃輔(2年・SG)を止められず。終始リードを奪われたまま、試合は終わった。春のトーナメントは6位と好スタートを切った順天堂大は早稲田大と対戦。順天堂大は得意の外角、#4綿貫(4年・F)のドライブを中心に、早稲田大は#20久保田(1年・C・福大大濠)を中心にオフェンスを展開。前半は順天堂大が5点リードで終える。後半の立ち上がり、早稲田大が勢いに乗る。#4赤沼(4年・F)や#11井手(2年・SG)の得点、更にベンチメンバーの活躍もあり、順天堂大を一気に突き放す。順天堂大も外角シュートで応戦するが、追いつくまでにはいたらず。早稲田大が勝利を収めた。

筑波大・梁川選手、明治大・伊與田選手、早稲田大・井手選手のインタビューは「続きを読む」へ。
※慶應義塾大VS国士舘大は別途掲載します。

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2008.09.06 (Sat)

関東大学リーグ戦9/6結果

■関東大学1部リーグ
専修大75(24-12,13-18,16-18,22-24)72日本体育大
東海大70(14-18,23-10,16-22,17-14)64法政大
日本大84(26-18,17-22,24-15,17-9)64大東文化大
青山学院大93(28-5,24-18,24-16,17-19)58中央大

■関東大学2部リーグ
筑波大98(19-17,21-13,33-17,25-19)66白鴎大
明治大78(23-15,12-15,22-13,21-24)67拓殖大
慶應義塾大122(29-35,24-29,33-19,28-31,8-5*)119国士舘大 *OT
早稲田大111(18-10,25-32,35-24,33-20)86順天堂大

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2008.09.05 (Fri)

いよいよ関東大学リーグ1部2部が開幕

0809005aogaku.jpg9月6日より関東大学リーグ戦の4部以上がスタートする。
大学の日本一を目指すインカレとともに、大学バスケットのもう一つの核であるのがこのリーグ戦だ。
一発勝負の勢いだけではなく、2ヶ月にわたる戦いで真の実力が試される。週末に試合を行い、残りの5日間で修正をかけていく戦いは、精神的にも肉体的にも消耗を強いられる。連続した戦いの中で勝利をいかに積み上げるかが見どころとなる。また、リーグで下位に転落すれば下部リーグとの入れ替え戦が待ちかまえ、リーグの2部5位までの最終順位で11月のインカレでのシードが決定する。リーグ戦は長期的に見ても絶対に気を抜いてはならない戦いである。
写真:昨年の青学大優勝では全員出場で勝利を勝ち取った。


● 1部展望
優勝候補の筆頭は昨年の学生チャンピオンであり、今シーズンも京王電鉄杯、関東大学トーナメント優勝、新人戦準優勝の青山学院大だ。早い攻守の切り替えと正確なシュートは分かっていても止められない。少数精鋭を徹底的に教育し、磨き上げてきたが今年はルーキーも5人と例年以上にベンチ層も厚くなった。昨年は日本体育大に1敗したが、大崩れするとは考えにくいチームだ。

続くのは東海大か。東海大は選手層が厚く、ビッグマン、ガードもバランスよく揃う。常に選手を入れ替えながら全員バスケと固いディフェンスで粘る。相手に60点以上与えないという強固なディフェンスで、新人戦2連覇を成し遂げた。昨年3位にとどまったが、今年は優勝を狙う。

中盤から下位にかけては昨年同様混戦が予想される。春はトーナメント、新人戦ともにベスト16の日本大が一つのポイントになるだろう。常に1部の上位に名を連ねてきたチームは、選手も豊富だ。本来の力を出せば上位は間違いない。夏の鍛錬の成果が問われる。専修大、法政大、日本体育大も昨年と大きな戦力の変化はない。相手の手の内が見える対戦の中でどう勝ちを手にするかで順位が変わってくる。

1部昇格を果たした中央大、大東文化大がどのような戦いをするのかにも注目が集まる。春は大東文化大が新人戦では6位と健闘したが、大きな結果は出ていない。久しぶりの1部リーグで存在感を示したいところだ。

ゴールデンと呼ばれた世代が卒業し、大学界は新しい段階に入っている。その中でどのチームが抜け出すのか。特に1部校は大学バスケの頂点に立つという自負の元、最高のプレーを期待したい。

■ 国立代々木競技場第二体育館、青山学院大学淵野辺キャンパスほかにて開催
■料金 800円


● 2部展望
今年の2部は1部以上に注目を集めるリーグとなろう。昨期、惜しくも2部降格となった慶應義塾大、戦力充実の筑波大、能力者を揃える明治大は春のトーナメントでも結果を出している。早稲田大や拓殖大も侮れない。白鴎大、順天堂大、国士舘大は一癖も二癖もあり、リーグをかき回す要素は充分ある。

トーナメント3位、新人戦5位の慶應義塾大は昨年の悪夢を反動に大きく成長している。早慶戦では逆転勝利、韓国の延世大との試合も惜しくも破れはしたが3点差と粘った。ただし今の選手は一度も2部を経験していない。かつて驚異の粘りと怒濤の攻撃で1部へと駆け上がった2003年のような戦いを見せるには、精神的なタフネスも必要になってくるだろう。

筑波大は今期トーナメント4位、新人戦3位と大健闘している。チームの中心は1年生から試合に出場してきた4年生。そうした意味でも安定感が大きく、また下級生も将来性豊かな人材が揃った。2部上位で足踏みしている状態が続いているが、今年こそという思いはあるだろう。

明治大は怖い存在だ。集中すればどんな強敵でも倒すが、長いリーグで勝負を取りこぼすこともある。昨年は3位で涙をのんだ。チームの連携が良ければ今年も上位に食い込んでくるだろう。2部はそれぞれのチームが個性的で、始まってみないと分からない部分も多いが、その分見どころは多いと言えるだろう。
入れ替え戦に行くには悪くても1敗が条件だ。昨年は混戦ということもあったが、3敗しての入れ替え戦はないと思わなければならない。また、5位まではインカレ出場権もかかる。5位に入るには最低でも7勝、5割の勝率を目安にしたい。

数年前にも2部が注目を集めた年がある。2003年は石崎 巧(現東芝)らゴールデンが入学した東海大、トリオに竹内公輔(現アイシン)と酒井泰滋(現日立)が加わった慶應大、インサイドの佐藤託矢(現三菱)を中心に岡田優介と正中岳城(ともに現トヨタ)の青学大が三つ巴となった。この年は観客の注目も2部に注がれ、この3校は1部昇格後にリーグ、インカレも制覇している。この時のように見る者を熱くするような好敵手とのぶつかり合いがあれば、リーグは盛り上がるだろう。

■ 明治大学和泉キャンパス、国士舘大学多摩キャンパスにて開催
■ 料金 600円

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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2008.09.04 (Thu)

9月6・7日 関東大学リーグ予定

■関東大学1部リーグ
9月6日(土)大東文化大学東松山キャンパス
13:00 専修大 vs 日本体育大
14:40 東海大 vs 法政大
16:20 日本大 vs 大東文化大
18:00 青山学院大 vs 中央大

9月7日(日)青山学院大学相模原キャンパス
12:00 専修大 vs 日本体育大
13:40 東海大 vs 法政大
15:20 日本大 vs 大東文化大
17:00 青山学院大 vs 中央大


■関東大学2部リーグ
9月6日(土)明治大学和泉キャンパス
13:00 筑波大 vs 白鴎大
14:40 明治大 vs 拓殖大
16:20 慶應義塾大 vs 国士舘大
18:00 早稲田大 vs 順天堂大

9月7日(日)明治大学和泉キャンパス
12:00 筑波大 vs 白鴎大
13:40 明治大 vs 拓殖大
15:20 慶應義塾大 vs 国士舘大
17:00 早稲田大 vs 順天堂大


◆アクセス
大東文化大学東松山キャンパス
東武東上線「高坂」駅
バス「高01 鳩山ニュータウン」行き「大東文化大学」下車
またはスクールバス「大東文化大学」下車

青山学院大学相模原キャンパス
JR横浜線「淵野辺駅」より徒歩約10分

明治大学和泉キャンパス
京王線明大前駅より徒歩約5分

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