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2019.10.14 (Mon)

【2019リーグ 1部】10/14レポート(日本体育大会場)

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大東文化大は東海大を破り首位を維持
東海大・専修大と上位が揃って破れる


 台風19号の影響により日程変更になった1部リーグの第13戦は、2日間順延となり、日本体育大と筑波大学の2会場に分かれて開催された。注目となったのは、首位の大東文化大と3敗で3位に位置する東海大の一戦。立ち上がりに好調なオフェンスを見せ、また固いディフェンスでも東海大に得点を許さなかった大東文化大が、第1戦に続き見事勝利を納め、首位を守った。青山学院大は明治大に逆転勝利。日本体育大は専修大に勝利して上位陣へ一歩近づいた。また、筑波大会場では2位筑波大も難なく勝利し、大きな順位変動はなかった。



◆大東文化大VS東海大

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【大東文化大が集中力を持続し、東海大から連勝】

 幕開けは大東文化大#81後藤(4年・SF)のジャンパー。そこに#15モッチ(4年・C)のジャンパーも続き、さらに#25高木(4年・SF)の3Pなども次々沈むと、開始数分で0―9とリード。東海大は#0寺嶋(4年・PG)のシュートが出るとディフェンスもインサイドを固めて外から打たせる形に持っていき、追い上げる。残り4分半、前節で欠場した#86八村(2年・C)を投入した東海大に対し、#81後藤の3Pで大東大も逃げる。東海大は#38春日(4年・SG)の3Pが決まり、11―16。大東大が5点のリード。

191014goto.jpg 2Qは互いに激しいディフェンスの応酬。東海大は#38春日の2本目の3Pが出て追い上げる。さらになかなか通らなかったゴール下にボールが渡り、#5山本(4年・C)が決めると同点に追いついた。しかしここから大東大は好調の#81後藤、#1深渡瀬(2年・SF)のシュートもあって再びリード。#15モッチが2ファウルとなってベンチに下がるも、ディフェンスでは東海大に簡単にゴールを許さず。東海大は終盤#86八村がゴール下で粘って得点する。しかし互いにフィールドゴールは伸びず29―25の大東大リードで前半終了。

 3Qの主導権争いはディフェンスで互いの動きを封じ、簡単には得点ができない。東海大は序盤に速攻を出し、大東大が#25高木のスリーで返したあとは膠着状態が続いた。大東大はQ半ばに#15モッチをベンチへ。この間にディフェンスを締めていく東海大だが、大東大は#99増本(4年・PF)の3Pが決まってチームを盛り上げ、#12中村拓人(1年・PG・中部第一)のフリースロー、#25高木のジャンパーで流れを切らさない。残り2分に#25高木のフリースローが決まると大東大は10点リード。最後は44―32の大東大リードで4Qへ。

191014hachimura.jpg 4Q序盤、東海大は高い位置からプレッシャーをかけてターンオーバーを奪っていくと、点差を一桁に。一方で開始3分、ディフェンスで粘る#60坂本(2年・G)が4ファウルとなり、全体的にもファウル数が嵩んでいく。大東大のディフェンスは固く、そしてオフェンスでもボールを回してしぶとくゴールを狙う。残り3分、#2飴谷2本目の3Pが決まり、大東大は再び11点のリードに。東海大は残り1分、外のシュートが決まって粘るが、63―53で大東文化大がこのカード2連勝。

 ほぼ1年前、その時点で1位の大東文化大は2位東海大の挑戦を受け、試合は接戦に。両者の対決はわずか5点差で東海大に軍配が上がった。東海大はここから優勝に向けてさらに調子を上げ、大東文化大は苦戦が続いていくターニングポイントにもなった試合だ。それだけに大東文化大にとっては前節の青山学院大とともに負けられない試合だった。今回は立ち上がりの攻撃でまずダメージを与え、またディフェンスでも東海大の攻撃を封じた。外からの攻めに頼らざるを得なくなってしまった東海大には苦しい展開だった。

191014nisio.jpg 大東文化大は台風19号により大学最寄り駅が冠水。選手に被害はなかったが前日は練習も予定通りとはいかなかった中での試合だった。西尾監督「不安はあったがよく気持ちで乗り切ってくれた。モッチがいなくても、春からやっている増本を5番にしたバリエーションが生きたし、ディフェンス力も大崩れすることはない。そこに欠場したアビブのパターンも加わればさらに強くなる。リバウンドもモッチがいないからこそ集中力が高まる部分もある。昨年とは違って中村浩陸、後藤、中村拓人、飴谷らいろんな選手がモッチとツーメンゲームができ、相手はディフェンスを絞りにくいと思う。足も止まらずにスムーズにディフェンスにも入れる。それは昨年とは大きく違うところ。選手も試合中にしっかり考えてやっていたし、試合後も『日頃の練習レベルを上げて一つずつ戦っていこう』と集中していた」と、選手個々の集中力や持ち味をしっかり出せていることを評価。ひとまず大きな山と捉えた東海大戦には勝利したが、まだ2位筑波大など強敵との戦いは残る。後半戦も挑戦者としての戦いが続く。

写真上:立ち上がりのシュートで試合のいい流れを作った後藤。前節の青山学院大に続き好調さを見せた。
写真下:東海大は2試合欠場のあと復帰。ゴール下では大東大の粘りもあり、激しい競り合いが続いた。



◆青山学院大VS明治大

191014dan.jpg 入りが良かったのは明治大。#56永田(3年・PF)、#10須藤(4年・SG)のバスケットカウント、前からディフェンスを仕掛け一気に得点する。青山学院大は#21納見(4年・PG)が欠場で点数が伸び悩み、動きも固い。徐々に#14伊森(4年・F)がアタックしていくも、17-28と追う展開に。2Q序盤も明治大が果敢に攻めた。ゴール下では#7植松(3年・PF)や#56永田がディフェンスで粘り、一時14点差をつけるが、青学大は高さで優位の#7ナナー(4年・CF)がリバウンド、#14伊森が好調。点差を詰めるが、明治大は最後の攻撃で#10須藤がシュートを決め34-41と7点リードで折り返す。

 3Q、青学大は#51赤穂(3年・PG)の3Pを皮切りに、#7ナナーがゴール下で得点し開始3分半で1点差に迫る。明治大は高さに苦戦しシュートが決まらない。青学大はオフェンスでも高さを活かし、逆転に成功。#36相原(2年・SF)の3P、#14伊森のドライブなどで点差をつけ、ディフェンスも足が動いてきたところで58-48と10点リード。4Q、青学大のハードなディフェンスで、明治大のシュートは落ちる。青学大は高さを活かしつつ、#36相原が連続スティールでベンチを沸かせそのままリードを保ち、77-63で勝利した。

写真:青山学院大はゴール下のナナーのサイズ、幅で得点を量産。



◆専修大VS日本体育大

191014chris.jpg 走り出したら止まらないのは両者同じだが、この日は日本体育大の7秒オフェンスに分があった。専修大は#30アブ(4年・C)、#12西野(3年・F)、#10貴志永(1年・G・豊浦)が欠場。1Qは日本体育大の勢いが勝り、3P、速攻なども決まると26―14と、らしい立ち上がりとなった。2Qも日体大の勢いは持続。ディフェンスから速攻に持ち込み、アタックを続けてスピード感あるバスケットを展開し、差を広げる。残り4分から互いになかなか得点が入らなくなるが、前半は22―38で日体大がリード。

 後半、日体大は#5磯野(4年・SF)のスティールにリバウンドをはじめ、#50バム(2年・C)のダンクも出て、また内外のシュートも決まって得意の早い攻撃でたたみかける。専修大はタフショットが増えて苦しい展開。開始4分半で21点差をつけられた。タイムアウトで修正をはかるが、走りはじめてしまうと日体大を止めるのは難しい。45―60で入った4Qも流れは大きく変わらず。専修大は#46寺澤(2年・F)、#0ケイタ(1年・C・日体柏)がゴール下で粘る。日体大はスピードを緩めず走り続け、63―81で試合終了。日本体育大は7勝目。専修大は痛い5敗目となった。これにより青山学院大が4位浮上。日体大は5位専修大と星の差一つの6位となった。

写真:日体大はバムのほか、クリスティンも豪快なダンクを決めた。


第13戦終了時(10/14)

大東文化大学 12勝1敗
筑波大学   11勝2敗
東海大学   9勝4敗
青山学院大学 8勝4敗
専修大学   8勝5敗
日本体育大学 7勝6敗
白鴎大学   5勝6敗
日本大学   6勝7敗
法政大学   3勝10敗
早稲田大学  3勝10敗
神奈川大学  2勝10敗
明治大学   2勝11敗

※延期試合があるため、合計試合数はチームによって異なります。

※大東文化大・増本選手、青山学院大・相原選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.10.14 (Mon)

【2019リーグ1部】プレイヤーズインタビュー・#21納見悠仁(青山学院大・4年)

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立て直せる力がついたことでチームとしての成長を実感
自身は主将として引っ張り、プレーで見せることも使命


◆#21納見悠仁(青山学院大・4年・主将・PG)

第7戦で当時首位だった専修大、第9戦では6年もの間勝っていなかった東海大を破り、そこから好調を維持している青山学院大。2巡目最初の大東文化大戦には破れて4敗となっているものの、チームとして手応えを得ているのではないだろうか。

とくに東海大戦の勝利は、今大会のスケジュール都合で少し空いた時間を有効に使って焦点を合わせ、練習したことも大きいようだ。東海大には納見が入学してからもちろん一度も勝てていない。もしかしたら苦手意識があったかもしれないと言いつつ、今回の試合内容はそれを払拭するかのような、攻守とも鮮やかな展開だった。相手についてどうこう考えるのではなく、「自分たちのやることをやろう」という意識で臨み、そして見事勝った。この試合で納見は27点、スリーポイントは7/9、アシストも3を記録。相手のディフェンスからマークを外してのジャンプシュートは面白いようにリングに吸い込まれ、勝利したあとの顔は晴れ晴れとしていた。


納見:東海大に勝ったことは率直に嬉しいです。シュートはノーマークになったときはしっかり打とうと思っていて、周りもやることをやる中で打てていたので、そこがよかったです。前回の試合から少し時間があったので東海大に照準を合わせてやってきて、ディフェンスでも抑えるところはしっかり抑えて要所要所を止めることができたのと、激しさをなくさずにやり続けることができました。出てきたメンバーもそれを継続できてプレッシャーをかけられましたし。そこで相手も簡単にシュートを打てなかったと思います。

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会心の試合だったといえるが、リーグはこの試合に至るまで順調だった訳ではない。初戦は大東文化大を倒して仕上がりの良さを感じさせたが、その後は波があり、筑波大には延長戦で破れ、明治大戦は接戦で勝利、日本体育大戦は流れがよくなく敗戦し、続く早稲田大戦にも負けて2連敗。だが、そこから立て直してきた。

納見:明治大戦で少し流れがよくなったのを、日体大に負けて、その状態の中で早稲田大戦に入りました。この2つを負けてしまったんですが、そこから一度チームでミーティングをして、やるべきことを確認して、もっとコミュニケーションを取っていこうということを話し合いました。それをその次の専修大戦で表現できて、そこで自信がつきました。東海大戦もミーティングで専修大との試合に入る前の心境になってもう一度試合に臨もう、と確認しました。それができたし、プレーでも表現できての勝利です。

早稲田大戦の負けから話そうとか、粘り強くやっていこうとみんなで一層しっかり話し合いましたね。リーグの最初はそれができていたんですが、途中で崩れて春の自分たちに戻って負けてしまいました。でもそこを立て直してできたことが、このチームが成長したところです。こうやっていけば負けるチームではないと思うし、続けていくことが大事です。

長いリーグ戦は決して平坦ではない。悪くなってもコミュニケーションを取って修正できたことは大きいだろう。

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納見自身は今季、主将を務める。廣瀬ヘッドコーチは春から「リーダーになれ」と、納見の成長を促し、期待するからこそ厳しい言葉もかけていた。ただし、春はチーム全体でも結果が出なかった。トーナメントベスト16での敗退は、チームにも納見にも明確な変化を促す出来事だった。


納見:今年はキャプテンですが、春はそこまで喋れない部分がありました。でも春に負けたところからなるべくみんなに声をかけて、チームを鼓舞していくことは意識してやってきました。それは本当に負けて痛感したことです。あとはプレーで引っ張ることですね。ガードとしての仕事もあるので、チームをまとめていろんなところに気を配りながらやること、その上で自分でやるところはやる、と常に考えています。今はプレーも好調で表現できているので、春に比べて個人的に成長できてきたところなのかなと思っています。ガードについては昔から得点を取る選手だったので、点を取るスタイルはなくさずにやることが大事だと考えていますね。さばくときはさばくというのをできていれば問題ないと思います。

チームの雰囲気や作り方も違うので、大学の主将というのは高校とはまったく違います。でも4学年いて、みんなが声をかけてくれるので、大変なこともあるけれど、みんながやろう、やろうと高校のときよりもみんなの主体性が高まっているのが大学だと思います。

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変化については初戦のあとナナー・ダニエルも「負けたことで4年生一人ひとりの意識も変わったし、それについてきてくれる後輩たちが多くなったことで、チームとしても向上している」と語っていた。納見だけではなく、4年生、そしてチーム全員が悔しさをバネにして一丸となろうとしているのが、今の青山学院大だ。

順位は前半戦を追えてまだ上を狙うには十分の位置。残りのリーグ、シーズンに目指すのはやはり頂点しかない。まずが自分が見せていくことで納見はチームを引っ張ろうとしている。

納見:このチームでやってきたからこそ、このチームで勝ちたいし、その中でも自分の仕事をしっかりやって勝ちに貢献できれば。チームの勝ちに貢献できることが、自分のプレーが周囲を活かしていることにもつながっていると思います。そのために、自分たちがやるべきことをやっていきたいです。

その言葉を自身のプレーで示し続けていくことができるのか、ここからもコート上の彼に注目したい。

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(2019.9.28インタビュー)



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2019.10.14 (Mon)

【2019リーグ1部】プレイヤーズインタビュー・#10杉本天昇(日本大・3年)

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ガードをやることで壁を越えていく
苦闘を越えた先にある“成長”を目指して


◆#10杉本天昇(日本大・3年・SG)

ここまでのバスケット人生で点取り屋としての名をほしいままにしてきた杉本は、このリーグで新しいことにチャレンジしている。それは司令塔の役割である1番ポジションへの取り組みだ。ガードを努めていた駒沢 颯が怪我によってリーグ戦はプレーできなくなったため、彼が人生で初めて挑むことになったのだ。慣れない仕事に戸惑いつつも必死に取り組んでいることを、多少神妙な面持ちで語ってくれた。

杉本:このリーグ戦は、トーナメントではガードをやっていた颯が夏に怪我でいなくなって、スタメンに1番ガードがいないという状況です。彼の代わりに自分がやることになりましたが、夏の練習から慣れなくて、自分的にも練習から落ち込んでしまう感じでした。いつものようにシュートを打って、パスを出して、それにプラスしてコントロールをすることはとても難しいと感じますね。今はそこを周りにカバーしてもらいながらやっている状況です。ポイントガードの先輩もいますが、とりあえずは自分がメインで1番をやっているし、出ていない先輩のためにも自分がしっかりしなければいけない、そんな気持ちがあります。

ガードをやることになってから、夏はBリーグの三河に行ったり、いろんな合宿などで経験を積んでここまで来ました。でも実際の公式戦になるとディフェンスの圧も違うし、いろんな感覚は練習通りではありません。そこを苦戦しながらやっています。でも将来、自分がもっと上にいくためには2番ポジションではなく、1番もできなくてはいけないのもわかっています。それをすごく意識しながらやっています。

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1番と2番は似ているようで大きく違う。だからこそ考えることは多く、またプレー的にも未知の領域に踏み込んで経験値を上げている段階だ。しかも夏の間は主将の松脇らと共に3☓3(スリー・エックス・スリー)の八戸DIMEに参戦し、各地で試合をしてきた。夏の間だけとはいえ、リーグ戦の少し前まで別のカテゴリに参加するのは簡単ではない。そこに混乱はなかったのだろうか。

杉本:3☓3はリーグ戦の2、3週間前ぐらいまで参加していました。そこに参加している間は大学の練習とも平行しつつ、3☓3の練習にも試合にも参加して、という感じ。難しさというと、ボールも5対5と違うし、笛の鳴り方、また移動も多くてハードではありました。ただ、楽しくて充実していたし、細かいスキル部分ではプラスになっているのは間違いないです。3☓3は上に行くと相手の圧もすごいので、ボールをなくさないように(取られないように)扱ったり、フィジカルでやられないようにしたり、ボールを持つときのスキルやぶつかりあいなんかはすごくためになりました。そこは夏の間に強化できた部分だと思います。

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昨年から3☓3に参加しているが、試合時間が短い中でもハードに動き回り、またスキルやフィジカルが必要な3☓3の世界で得られたことは少なくはない。ただ、5対5に戻ってくればまた違うことが要求され、同じバスケットでも別の種類のスキルを発揮していかなくてはならない。ただ、1番に苦戦している中でも、持ち味である得点力は失ってはおらず、彼らしいアウトサイドやペイントに切れ込んでの難しい体勢でも決めきるシュートは健在。難しいと言いつつ、2つの役割をこなそうと必死だ。

杉本:ガードをやるにあたって、ヘッドコーチの城間さんに「ガードとしてただボールを運ぶだけなら誰でもできる」と言われています。確かにそうですよね。そして自分の持ち味は得点を取れることなので、ガードではありますが、そこを一番に考えながらやっています。周りを活かすということはしなければいけないけれど、さらに自分でアタックして、引きつけてパスを出すということでうまくやっていけたらと思っています。

また、自分がスタメンガードではありますが、上澤(#4)や藤井さん(#34)など、ガードの選手が出ている時間帯は2番をやれて、ものすごくプレーはやりやすいです。僕は彼らからもらったボールをつないでさばいて、打ってという自分の仕事ができます。本当にガードの選手たちは信頼できますね。自分がガードをやってみることで、ガードの大変さを知りました。ガードをしていてミスをしてしまったときの気持ちなんかは今まで想像できていなかったけれど、本当に大変なポジションなんだなと。そしてその壁を自分がどう破るかが大事だと思っています。藤井さんとか上澤にガードとして心がけていることを聞いたり、ナンバープレーについては1番ポジションの分を覚えて、2番ポジションの分も覚えて、頭がこんがらがったりしましたが、みんなが優しくカバーして教えてくれています。

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苦戦しているが、だからこその成長もある。チームとしては怪我人が多く、それもうまくいっていない理由の一つだったが、少しずつ戻ってきた。開幕時から欠場していた島尻、高原もリーグ半ばには復帰。第11戦、第12戦では特に高原がオフェンス・ディフェンスでチームを盛り上げた。

杉本:自分も残りの試合で成長できると思うし、晟也(#11高原)、玲央(#9島尻)も戻ってきて、2周目くらいに新しい日大を見せられたらと思います。勝敗ではまだまだですが、勝ち越しを狙っていきたいです。

杉本の言う「新しい日大」がどのように形になっていくのか、後半戦を楽しみにしたい。

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(2019.9.15インタビュー)


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2019.10.14 (Mon)

【2019リーグ1部】プレイヤーズインタビュー・#34盛實海翔(専修大・4年)

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怪我をしてプレーできることの幸せを実感
楽しさを忘れず、最大の目標としてタイトル獲得を目指す


◆#34盛實海翔(専修大・4年・主将・G)

ここまで大学界で数々の印象的なシュートを沈めてきた盛實。昨年のインカレ後、Bリーグの特別指定選手としてサンロッカーズ渋谷にも参戦し、その実力を広く知らしめたのは間違いない。しかしそこで負った怪我のせいで大学の春シーズンは欠場。公式戦復帰はこのリーグ戦から。Bリーグに行く前と行ったあとでは、心境もプレーも異なっているようだ。

盛實:5月末頃からプレーには復帰しています。手術もして順調に回復したので、長引くこともなかったです。リーグ戦に向けて練習を積んでこられました。その部分では心配はありません。

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今季はキャプテンであり、ここのところの大会で上位をキープしている専修大は注目もされている。チームとしては多くのメンバーを使ったタイムシェアをここ数年続けているが、今季は特に下級生の出番も増えて底上げされてきている印象はある。しかも、試合の大事な場面で盛實が出ていないことも少なくはないのだ。

盛實:チームの層の厚みはこれまで以上になってきていますね。自分が出ていない時間でもメンバーがしっかりやってくれて、一人ひとり役割を全うして、いい流れをチームにもたらしてくれています。チームの厚みという部分では昨年よりさらによく出ているのかなと思います。

たとえ勝負どころで自分が出ていなくても、コートに出ているメンバーが頑張ってくれて、そこから逆転したりして一気に突き抜けることもできています。それはベンチで見ているからこそわかる部分もあって、そういうときは積極的に声を出したり、タイムアウトのときにしゃべったりするようにしています。選手同士で話すこともとても大事だと思っているので、監督もやらせてくれるし、尊重してくれるのはありがたいですね。自分だけではなくて、そのとき出ていないメンバーもそれをちゃんと理解して、ベンチからも声を出したりアドバイスをしたり、役割をきちんと果たしています。それが今年のチームのよさですね。去年はまだまだ我慢しきれない部分があったと思います。でも今のチームでみんなが役割を果たすことで、相手のペースから自分のペースに持ってきて勝ちきれるということが、昨年よりもできるようになっています。

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チームとしての成長は見逃せない部分だろう。うまくパフォーマンスを出せない試合で崩れても、最後まで粘って追い上げる姿勢が見える試合も増えてきた。タレントもかなり揃ってきている。そして盛實自身の変化もある。自分だけがやるのではなく、周りを生かし、みんなでやるスタイルに変わってきているのだ。

盛實:特別指定選手としてBリーグを経験しましたが、そこでわかったことがあったというか、バスケットに対して視野が広がったと思います。昨年までは苦しい状況でも自分が1対1をやって、ディフェンスがいてもタフショットでたくさんシュートを打っていました。でもBリーグに行ったことで視野が広がって、周りにパスを散らすことを考えるようになったし、本当にここだ、と思う大事なときは自分で打っています。相手が嫌がることをやってやろうという気持ちが強いかな。それに、自分以外にも点を取ってくれるメンバーが増えたので、無理して得点を取りにいかなくてもよいと考えるようになりました。今は一歩引いてやっているような感じはありますね。Bリーグではいろんなことを吸収できたので、そこをチームに還元したいと思っています。また、怪我をしたのは残念でしたが、その分、チームを外から見る時間があって、いろいろわかることはありましたね。

今は動きの中でパスを出して、回して、そこからズレたところで誰かが攻めるということが増えてきました。相手も以前より守りずらいんじゃないかな。そのおかげで昨年だと自分を止められれば全部止まる感じはあったけど、今はみんなが10点、10点、10点というバランスになってきています。ベンチに入っているメンバーがちゃんと仕事をしてくれれば、それで勝つことができる。とてもいいと思います。今の専修大にはこれだけのメンバーが揃っているのだから、やることをしっかりやり、相手にやりたいことをやらせないようにすればうまくいくはず。苦しいときも盛り返して、自分たちのペースにした試合を今後も継続してやっていくことが大事です。

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チームは開幕6連勝で一時首位に立ち、半分の日程を終えたところで4位につけ、まだ優勝は十分狙える位置だ。昨年のインカレ、今季の新人戦ともに準優勝し、あと一歩のところまで来ている。頂点をどう目指すのか、そして盛實自身最後の年にどんな思いがあるのか。

盛實:昨年のインカレでは決勝に行きましたが東海に勝てませんでした。やはり勝ちたい思いは強いです。だからこそチーム力をここから高めていくことが必要です。今年は4年生で、最後の年。学生バスケットとして何を達成したいかと考えると、自分はまだタイトルを取ったことがありません。個人タイトルはそれなりに取ったけれど、チームとしての優勝がない。それを取るのが一番の目標です。個人の結果どうこうではなく、チームとして勝つことが何よりも目標です。優勝するということはやってきたことをちゃんと出せたということだし、応援してくださる方も喜んでくれると思います。それを残り2つの大会で実現したいです。

そのために何を大事にしているかといえば、前から言っていることだけど、やはり楽しむことですね。怪我をしたことで、コートでプレーできることはとてもありがたいことだとしみじみ感じました。バスケットをできていることに感謝しつつ、それをコートで表現して、見ている人が楽しんでくれればと思うんです。だから楽しむことを大事に、ここからもやっていきます。

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(2019.9.14インタビュー)


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2019.10.12 (Sat)

【2019リーグ1部】1部リーグ前半戦総括(9/28〜10/6)

1部リーグは延期試合もある中で前半戦終了
大東文化大が単独首位で一歩リード

 1部リーグは10月5日に10チームが、6日には台風15号の影響で試合延期になっている白鴎大と青山学院大も含め、前半戦の12試合を終えた。試合数が異なったままだが、6日までを前半戦としてまとめる。


大東文化大が1敗の単独首位で折り返す
残りのチームもまだ優勝を狙える立ち位置


 第7戦終了時から首位をキープするのは1敗の大東文化大。初戦こそ固さが見えて落としたが、その後は調子を上げ、第3戦で東海大を撃破すると勢いづいた。また、第3戦からは#39アビブが欠場した試合があったが、その穴を#99増本らが埋め、チーム全体で一丸となっている様子が試合に見えている。大量得点をするチームではないが、ディフェンスはよく、主将の#34中村浩陸、#15モッチのリーダーシップがチームを牽引し、#25高木、#81後藤といった4年生もよくチームを支えている。リーグ戦から試合に出場となった#12中村拓人の働きも効果的だ。また、他のチームと違って主力に目に見える怪我人がいないのも強みだ。大東文化大は昨年の前半戦も首位で折り返したが、後半戦で調子を崩した。後半戦は昨年同様狙われる立場になるが、その状況でどのように戦っていくのかに注目したい。

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 2位は筑波大。前半戦は大東文化大、白鴎大に敗れ2敗。延長戦などもあったが大崩れしたのは負けた試合ぐらいで、ホームゲームでは全員がいい活躍を見せ、専修大、東海大を破った。#11増田が春よりも調子を上げており、#10村岸がスタメンに入っていいプレーを見せている。怪我人もいるが、#16野本らバックアップの活躍もある。長らく主力を務めてきたメンバーが多いチーム状況だけに安心して見られる部分は多く、後半戦に上位を倒せるかどうかが鍵だ。

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 3位の東海大は春同様、怪我人が続いてコンディションが整わないでいる。#22笹倉、#11大倉颯太、#86八村が前半戦で数試合を欠場。大東文化大、青山学院大、筑波大に敗れて前半戦で既に3敗となり、優勝を狙うにはもうあとがない状況に追い込まれている。怪我人はいずれも大怪我でなく順次戻る状況だが、そのときのベストメンバーで結果を出すことが求められる。スタメンとセカンドときっちり2チームを作って役割を分けて戦った昨年とは異なり、今季はすべてのメンバーをミックスして戦っている。それがどんな成果を出すのかも見ておきたい。昨年は4敗で優勝している。このまま踏みとどまって上位を食い、連覇を達成できるかどうかが見どころだろう。

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 4敗は専修大と青山学院大。専修大は第6戦で単独首位に立ったが、その後3連敗と、昨年よりもやや波が出てしまった。高さと選手層の厚さは関東では屈指で、勢いづいたときは誰も止められない印象がある。その一方、タイムシェアを行っているチームゆえに、プレイヤーは与えられた時間で最良のパフォーマンスを見せなければ、試合展開にも影響を与えてしまう。最終学年となる#34盛實、#30フィリップの集大成を見たいところだが、下級生も積極的に使われており、その成長も目覚ましい。チーム全体で安定感を出していけるかどうかが大事になる。

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 ほかより1試合少ない青山学院大は、大東文化大、専修大、東海大に勝利しているのが大きい。チームを変化させたのは第6戦の早稲田大戦。自分たちより人数の少ないチームに破れたことでもう一度気合いを入れ直し、その後は上り調子だ。第7戦で当時首位だった専修大を倒し、第9戦の東海大戦は2013年のトーナメント決勝以来の勝利をあげた。ただ、第12戦となった大東文化大に破れたのは悔やまれるところだろう。しかし#21能見はずっとシュートが好調で、#7ナナーが生来の明るさでチームを盛り上げている。また#2斉藤や#52赤穂が安定した活躍を見せており、欲しいところで決めてくれているのもありがたい。延期試合に加え、台風19号によるスケジュール変更によりこのあと6日間で4試合という過酷スケジュールになってしまったのは痛いが、後半戦の戦いぶりは見逃せない。

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 上位チームは下位チームにはきっちり勝利している。優勝には同等、または自分たちより上のチームをどう倒すかにかかってくるだろう。



勝率5割前後の中盤位はまだ混戦
日本体育大・白鴎大・日本大は抜け出せるか

 中盤は例年通り混戦で、まだ先を見通すのは早いだろう。6敗で日本体育大と白鴎大、7敗で日本大が続く。一歩間違えれば下位転落も見えなくはない状況のため、緊張感が漂う勝率だ。

 日本体育大は勝率5割を行き来し、1部の洗礼を受けている。2部ではやすやすとできたことが、1部ではそう簡単にはいかず、高さ、速さだけでは通用しない試合もある。ディフェンス面ではやはり長年1部にいるチームに一日の長があり、攻撃がうまく展開できない日は苦戦している。しかし高い身体能力を持つ#3大浦や#5磯野らを始め、スピード感があって華やかなガードやウイングのオフェンスと#50バムや#21クリスティンの豪快なゴール下のプレーは見どころ。自分たちのバスケットをいかに展開するか、集中して全員で取り組みたい。

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 白鴎大はセンターの#75シェッハが怪我で残りのシーズン絶望となった中、#77前田を筆頭に持ち味であるディフェンスを起点にしぶとく戦っている。#24星野や#33三浦といった主力に加え、春シーズンにも活躍した#25角田、#3板橋、#0関屋、#28菅野といった新戦力もプレータイムを得つつあり、インサイドでは#52ブラが奮闘する。高さが下がった分、苦戦するところはあるがホームゲームで筑波大を破ったのは大きい。台風の影響で青山学院大同様、このあともスケジュール的に過酷だが、粘り強く戦いたい。

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 日本大は関東大学界屈指のスコアラーを揃えるが、一方でゲームをコントロールする絶対的司令塔がおらず、苦しんでいる。春はガードとして据えていた#3駒沢がリーグ戦前の怪我で今大会は欠場。苦肉の策として#10杉本がガードを努めている状況だ。リバウンドの高さでは#0シェイク、攻守ともに要の#14松脇に加え、#1O杉本がボール運びからシュートまで担いつつ戦っているが、それだけでは勝ちきれない部分もある。新人戦後の手術からようやく#11高原が復帰し、ハッスルプレーを見せているのはいい部分。ルーキーの#22飯尾の調子も上がってきた。ガードポジションをカバーしあいながら勝機を見つけていきたい。

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入れ替え枠からいかに抜け出すか
必死の戦いが続く下位ゾーン


 下位は上位とじわじわ差がついてきたが、中盤位とも大きな差がないだけにここからが踏ん張りどころといえる。2チームが2部降格、2チームが入れ替え戦となるだけに、負けられない立ち位置だ。後半戦はいずれも必死になり、同等のチームはつぶしあいになる可能性も高い。

 3勝は早稲田大と法政大。早稲田大は少ない人数だが各メンバーの能力は高い。内外こなせる#41小室、#7宮本、抜群の身体能力で得点はもちろんリバウンドに絡む#8津田、強い気持ちでシュートを決める#14柳川に、司令塔にはルーキーだが勝負強さとセンスが光る#12土家と#1神田が交互に務める。序盤では#39桑田に怪我があったが、初白星となった第5戦では早実出身の#17髙阪が見事な3Pを決めたのも印象深い。体力的負担は大きいはずだが、しぶとく勝利を狙っていけるチームでもある。

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 13戦目で白鴎大に勝利した3勝の法政大。#15米山、#24鈴木、#31戸井ら195cmオーバーのインサイドが揃う。ウイングには機動力の高い#51金本、#1川島、3Pに定評ある#34濱田といった面々に、ガードにはアタック力もある#14小野がおり、リーダーシップのある#30水野がこれをまとめる。日本体育大同様こちらも1部の洗礼を受けているといえるが、波をなくすには集中力の持続が不可欠。1部に踏みとどまるための戦いは続く。

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 2勝で苦しむのは神奈川大と明治大の2つ。神奈川大は序盤戦で良い勝負こそ見せたが惜しい試合が続き、勝ちきれない状況が続いている。エースの#75小酒部は昨年よりも激しいマークを受けながら得点ランキングでトップに君臨。チーム的には下級生も多いが、司令塔の#2小針、ルーキーの#11工、#34工藤、#51横山らの伸びしろは大きい。勝負どころで勝機をどう掴むか、前半戦での経験から勝負に活かしたい。#5緒方、#6尾形、#27二ノ宮といった3、4年生の頑張りも必要だ。

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 明治大は今季より鍵富HCを迎え、激しいディフェンスを武器に粘り強い戦いを続けている。こちらも接戦には持ち込めているがあと一歩が届かない試合が多い。#15渡辺が司令塔としてチームを引っ張り、#10須藤がエースとして活躍。サイズのある#56永田や今季より大幅に出番の増えた#17常田がいいプレーを見せるほか、昨年より多くのメンバーが試合に絡み、奮闘が見える。僅差で負けた試合は内容的にもわずかの差だった。後半戦ではぜひとも勝ちにつなげたい。

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第12戦終了時(10/6)

大東文化大学 11勝1敗
筑波大学   10勝2敗
東海大学   9勝3敗
専修大学   8勝4敗
青山学院大学 7勝4敗
日本体育大学 6勝6敗
白鴎大学   5勝6敗
日本大学   5勝7敗
法政大学   3勝9敗
早稲田大学  3勝9敗
神奈川大学  2勝10敗
明治大学   2勝10敗

※青山学院大、白鴎大は延期試合があるため11戦。


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2019.10.06 (Sun)

【2019リーグ1部】10/6レポート(白鴎大学会場)

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首位の大東文化大が青山学院大にリベンジ
2位筑波大は辛勝、法政大はホームの白鴎大を倒す


 白鴎大のホームゲームに設定されたこの週は、首位攻防を巡るうえで大事な試合があった。昨年のリーグ戦の2巡目で青山学院大に敗北し、またリーグ開幕戦でも破れた首位の大東文化大。2巡目での激突は絶対に負けられない試合だ。また4敗はしているものの上り調子の青山学院大にとっても、優勝するためには落とせない試合でもある。この戦いは大東文化大が激しいディフェンス合戦を制して1年越しに借りを返した形になった。また、2位の筑波大は前節を落とし、明治大にも追い上げられる展開となり、上位といっても安心してはいられない試合となった。

 ホームゲーム初戦で見事筑波大を倒した白鴎大は、2戦目は法政大と対戦。立ち上がりにシュートが次々に決まった法政大に対し、ディフェンスから追いついて逆転するが、法政大の集中も切れず黒星となった。法政大は3勝目。

写真:シュートファウルを受けた大東文化大・高木を、ベンチの皆が助け起こす。


◆大東文化大VS青山学院大

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【攻守でアグレッシブさを見せた大東文化大が勝利】

 開幕初日での対戦は青山学院大が勝利したこのカード。首位の大東文化大にとっては負けられない試合だ。試合は青学大#2斉藤(3年・PF)のスリーで幕を開けた。#21納見(4年・PG)の確率も引き続きいい。大東大は#15モッチ(4年・C)で返し、#25高木(4年・SF)、#81後藤(4年・SF)の3Pが入ると点数では互角の戦いに。しかし#14伊森(4年・F)のバスケットカウント、#21納見、#2斉藤のスリーが続いた青山学院大はさらに#41田村(3年・CF)のジャンパー、#24永野(2年・PG)のスティールも出て18―24と1Qはリード。

191006saito.jpg 2Q、開始から3分間は激しいディフェンスでやりあい、主導権争いが続いて点が動かない。大東大は青学大のディフェンスに押され気味だが、粘ってチャンスを得ていく。#12中村拓人(1年・PG・中部第一)の速攻、#34中村浩陸(4年・PG)の3Pが決まると残り3分で大東大が同点に追い付いた。そこから#34中村浩陸のタフショット、#15モッチのゴール下などが続くと、大東文化大がリードを広げる。その後も24秒オーバーを奪い青学大の攻撃を食い止めるが、#21納見が守られつつも3Pを沈め、青学大も譲らない。最後は#14伊森が決めて34―32。大東文化大の2点リードで前半終了。

 3Qも点差のない競り合いが続く。青学大は#14伊森のシュート、#52赤穂(3年・PG)がファウルをもらってフリースローで逆転。しかし大東大は#34中村浩陸が3Pのバスケットカウントを獲得し、再度逆転するシーソーゲーム。青学大は好調の#2斉藤、大東大は#15モッチが3ファウルでベンチ行きとなり我慢の時間に。しかし交代した#39アビブ(2年・C)が粘り、#12中村拓人のレイアップ、#2飴谷(3年・SG)のスティール、#25高木の3Pと続いた大東大は、ディフェンスからの速攻も続いて残り2分で10点のリードに成功する。最後は59―51で4Qへ。

191006ametani.jpg 4Q、立ち上がり、大東大は#34中村浩陸が合わせで飛び込み、シュートをねじ込む。その後も勢いは途切れず開始4分で16点までリードを広げた。しかし5分以上残して#15モッチが4ファウルになってしまう。ここから青学大が粘りを見せるが、ファウルが続いて互いにヒートアップ。しかし10点以上リードしている大東大が流れを渡すことなくそのまま逃げ切り、86―69。大東文化大が激しい戦いを制してリベンジを果たした。

 昨年のリーグ、また開幕戦ではモッチへの守りが勝負の決め手になった。しかし今回は中村浩陸をはじめ、周囲のメンバーも集中して内外から得点に絡み、モッチがベンチに下がる時間帯も大きな不安を感じさせなかった。青山学院大はやや笛に対応しきれず、後半に離された。

写真上:今リーグ、青山学院大は斉藤が好調なプレーを見せ、好機でシュートをよく入れている。
写真下: 大東大は飴谷がスティール4。ディフェンスで見せた。


◆筑波大VS明治大

191006yamaguchi.jpg 前節で白鴎大に2敗目を喫した筑波大明治大と対戦。明治大は激しいディフェンスで当たって競り合っていくが、平面でも高さでも対応できる筑波大が徐々にリードを広げ、1Qで31―16と大量リード。2Qの筑波大はバックアップを主体にする。明治大はディフェンスではプレス、オフェンスでは#15渡辺(3年・PG)の3P、#7植松(3年・PF)がゴール下で粘ると、スタメンを戻した筑波大に対してもディフェンスとスピードある攻撃を緩めず継続し、じわじわ追い上げた。残り1分を切って#15渡辺の3Pが沈んだ明治大が点差を詰めて41―38で前半終了。

 3Q、明治大は#7植松がゴール下でセカンドチャンスをものにしていく。再び差が開いたところをどんどん縮め、一方の筑波大はどうしても相手ペースで早い展開になってしまい、自分たちのバスケにならない。明治大はゾーンで筑波大のペースを崩すと、#15渡辺から#52溝口へのアシストも通り、さらに#10須藤(4年・SG)の3Pで残り1分で同点に。筑波大はそれでも#27山口(3年・SG)がタフショットを返して56―58と2点逃げて最終Qへ。

 4Q、筑波大は3年生主体の5人でスタート。#16野本(3年・PG)、#10村岸(3年・SF)が続けてシュートを決めて落ち着きをもたらし、リバウンドも取れていく。明治大は3Qまでのハードさが薄れ、ディフェンスも甘くなっていくと終盤にゾーンを繰り出すも流れは戻らず。最後は筑波大が引き離し、78―64で試合終了。

写真:筑波大は4Qの3年生の活躍が効いた。山口が試合を通して得点を牽引。



◆白鴎大VS法政大

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【法政大のシュートが終始好調でホームの白鴎大に勝利】

191006mizuno.jpg 前節、ホームで筑波大を倒し大きな1勝をあげた白鴎大は、2戦目は法政大を相手に迎えた。1Qは互角の勝負。白鴎大は立ちあがりに抜け出しかかるが、法政大は攻撃を切らさず続けてシュートが次々沈み、点差がつかない。1Qは18―17と法政大が1点リード。

 2Q、白鴎大はベンチメンバー主体にしてディフェンスを締めていくが、ファウルが続いて法政大がリードを広げる。1Qから攻め続けて好調の#30水野(3年・PG)の3Pも決まり、法政大は開始2分で6点のリード。白鴎大はタイムアウトを取るが、再び#30水野、#34濱田(3年・SG)の3Pが決まった。35―21とされて白鴎大はたまらず2つ目のタイムアウトを請求する羽目に。白鴎大は#25角田(2年・SG)の3Pがようやく1本決まると息をついた。しかしディフェンスが甘く、簡単に打たれてしまう場面も目立ち32―48と法政大がリード。#30水野が前半で21点、3Pを3本100パーセントの確率で決めた。

 後半3Q、法政大の勢いは持続。白鴎大は#77前田、#25角田が3ファウルとなり苦しい。しかしここで#58ブラ(2年・C)のブロック、#66松下(2年・PG)の3Pに好ディフェンス、#58ブラのレイアップも決まって追い上げムード。ディフェンスで粘り、さらにアタックを続けて#2中川(4年・PG)の速攻が決まると残り3分で逆転。しかしそこからは法政大の得点が続き逆転。60―64の法政大リードで4Qへ。

191006bura.jpg 4Qの立ち上がりは白鴎大にミスが続きファウルも嵩んだ。開始2分で法政大は8点のリードに。白鴎大は#3板橋(3年・PG)のスリー、#24星野(4年・PF)のシュートで差を詰め、#77前田(4年・F)のレイアップで72―70に。しかし法政大もこの日は集中が切れない。#7柴田(2年・PG)のドライブや#24鈴木(4年・C)のペイントでの得点も続き、一方の白鴎大はミスが続いて追い上げはするがひっくり返すところまでいけない。白鴎大は残り54秒で#77前田がファウルアウト。81―72で法政大が3勝目。

 白鴎大は前の試合では勝利の要因になった3Pが、この日は当たらず。一方で法政大は水野がそれを決め続けたことで前半の段階で大きなアドバンテージを得た。後半は追いつき逆転されるも、この日は最後までゴールアタックを続けた法政大が3勝目を得た。

写真上:法政大は前半、水野を筆頭に好調に決め続けた。28点4アシスト。
写真下:法政大は後半ブラも追い上げ時に奮闘を見せた。18点13リバウンド。


第12戦終了時(10/6)

大東文化大学 11勝1敗
筑波大学   10勝2敗
東海大学   9勝3敗
専修大学   8勝4敗
青山学院大学 7勝4敗
日本体育大学 6勝6敗
白鴎大学   5勝6敗
日本大学   5勝7敗
法政大学   3勝9敗
早稲田大学  3勝9敗
神奈川大学  2勝10敗
明治大学   2勝10敗

※大東文化大・高木選手、法政大・鈴木選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.10.06 (Sun)

【2019リーグ1部】10/6レポート(日本体育大学会場)

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早稲田大は東海大を追い詰めるも惜敗
専修大と日本体育大は点差に余裕を持って勝利


 日本体育大世田谷キャンパス会場では大きな順位変動はなかったが、リーグ戦も折返しで欠場選手も相次いだ。東海大は#11大倉颯太(2年・G)と#86八村(2年・C)が引き続き欠場。流れがつかみにくい中で勝利し暫定3位を維持する。専修大は#10喜志永(1年・G・豊浦)と#95斎藤(2年・G)が欠場するも、選手層の厚さを発揮し日本大を圧倒した。日本体育大は#50バム(2年・C)が不在の中でも、#21クリスティン(1年・C・東山)がゴール下を支配し着実に1勝を掴んだ。

写真:日体大・大浦と神奈川大・小酒部のマッチアップ。両者はエースとしてプレータイムも長く、得点ランキングも上位に位置。



◆専修大VS日本大

191006 nishino 専修大は#12西野(3年・F)が序盤から好調で、3Pや合わせのプレーで着々と加点し、続いて全員で積極的にゴールに向かう。日本大はミスが続くが終盤に#14松脇(4年・SG)が3本連続の3Pを沈めしのぐも14-31で大きく離される。2Qも専修大はオフェンスのテンポをあげ、大量得点。中盤から日本大はディフェンスを締め直し、スティールを連発する時間もあったが専修大の得点力が上回り30-63で折り返す。
3Qは専修大の#46寺澤(2年・F)や#1山本(2年・F)が日本大の#14松脇をマーク。日本大の得点はほぼブレイクのみになってしまった。専修大は持ち味の個人能力を存分に発揮。48-84で最終Qへ。4Qも点差はつまらないが、日本大は#11高原(2年・SG)が攻守で活躍を見せた。専修大は前半ほどシュートまでスムーズではないが、攻撃を緩めることはなく、63-98で勝利した。

写真:専修大の西野は序盤から点を取りに行った。後半はダンクも披露。



◆東海大VS早稲田大

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【我慢の試合展開で終盤に東海大がシュートを決め辛勝】

191006 sasakura 1Qから両チーム持ち味のディフェンス力を発揮し、ロースコアの展開。早稲田大はゴール下までなかなか攻め込めないが、#8津田(2年・F)が内外でシュートを決める。東海大は#21笹倉(4年・G)が安定して得点し、代わって入った#0寺嶋(4年・PG)が果敢にアタックし15-14でややリード。2Q、早稲田大は#8津田が速攻でうまいステップをみせ、#41小室(3年・C)、#39桑田(4年・F)が3Pで続き開始5分で逆転する。東海大は外角がなかなか入らず、#22笹倉がバスケットカウント、#0寺嶋のジャンパーでしのぎ28-28。

 3Q序盤は早稲田大が#41小室のジャンパーを始め、#39桑田の3P、#12土家(1年・G・福大大濠)が走って得点し、ディフェンスもハードにしかける。東海大は勢いに押されながらも、#23佐土原(2年・PF)がジャンパー、ゴール下で強さをみせ食らいつく。両チーム激しいルーズボールやディフェンスは負けず劣らず。東海大が一時リードするも、早稲田大は#7宮本(2年・F)が3P、#41小室がゴール下をねじ込み43-43の同点。

191006 tsuda 4Q、東海大は#1大倉 龍之介(4年・F)が難しいジャンパーを決め、#22笹倉、再び#1大倉 龍之介がシュートを決めリードを得る。早稲田大は中までシュートに行くも、入らない。我慢の時間が続いたが、残り4分半で#41小室がゴール下を決め3点差に迫る。東海大はタイムアウト後に#22笹倉がドライブでファウルをもらい追いつかせない。それでも#8津田がいいところに合わせ、#12土家が3Pを決め1点差。しかし東海大は#19西田(3年・SG)がジャンパー、ドライブで逆転させない。早稲田大はあと一歩が届かず59-54で東海大が辛くも勝利。

 東海大は2戦続けての接戦となった。笹倉が活躍している日はチームが苦しい傾向にある。なかなか全員が揃わないもどかしさはあるが、それにも動じないだけの選手層は持つチームだ。ベンチメンバーを含め全員バスケで戦いたい。早稲田大は逆に少ない人数ながら、リーグ戦を戦うにつれてじわじわと良さが出てきている。このリズムを維持して戦い、勝機を増やしたい。

写真上:東海大は笹倉のシュートで苦しい時間をしのいだ。
写真下:早稲田大は津田が攻守で大きな存在感を放つ。



◆日本体育大VS神奈川大

191006 kurisu 日本体育大の高さに対し、神奈川大は#11工(1年・PF・高岡商)が中に入れさせないようにディフェンス。対する日体大は#24土居(3年・SF)を始め、3Pを続けて決めリードする。神奈川大は#75小酒部(3年・SF)が3Pのバスケットカウントやドライブ、全員で内外から積極的に攻め26-22と4点ビハインド。続く2Qも神奈川大は#75小酒部が好調。日体大は#3大浦(4年・PG)、#33遠藤(3年・SG)の3Pが決まりリードを保つ。ディフェンスでは#13ディクソン(3年・SF)が#75小酒部を徹底マーク。スクリーンを使って振り切ろうとするも、オフェンスファウルを取られてしまい#11工が3ファウルでベンチへ。我慢の時間が続くが、代わって入った#27二ノ宮(3年・PF)がシュートを決めしのぎ42-37と5点ビハインドで後半へ。

3Q日体大は#21クリスティンの高さを活かして加点し10点差をつける。神奈川大はシュート率に苦しむが、#75小酒部のジャンパーでリズムを取り戻し、開始5分で4点差。タイムアウト後、日体大は#3大浦に合わせた#5磯野(4年・SF)がタップ、続いて#33遠藤が走り再びリード。#21クリスティンがゴール下を守り、簡単に得点させず63-50で最終Qへ。日体大は開始早々#24井手(2年・PG)の速攻、#21クリスティンが豪快なダンクシュートを決め一気に畳み掛ける。神奈川大も果敢にシュートに向かい、前からディフェンスを仕掛けるも、日体大の攻守の切り替えが早く開始5分で20点差。最後は控えのメンバーも出場し89-66で日体大が勝利した。

写真:後半で日体大のクリスティンが3本のダンクシュート。


第12戦終了時(10/6)

大東文化大学 11勝1敗
筑波大学   10勝2敗
東海大学   9勝3敗
専修大学   8勝4敗
青山学院大学 7勝4敗
日本体育大学 6勝6敗
白鴎大学   5勝6敗
日本大学   5勝7敗
法政大学   3勝9敗
早稲田大学  3勝9敗
神奈川大学  2勝10敗
明治大学   2勝10敗


※日本体育大・大浦選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.10.06 (Sun)

【2019リーグ1部】プレイヤーズインタビュー・#60坂本聖芽(東海大・2年)

※プレイヤーズインタビューは、リーグ戦における注目プレイヤーを取り上げていくインタビューです。試合に関係なく、随時掲載します。

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与えられたチャンスを活かし
がむしゃらに東海大のあるべき姿を追求する


◆#60坂本聖芽(東海大・2年・G)

初週はベンチスタートとして、第11戦にはスタメンとして司令塔を努めた坂本。このリーグでは怪我人が続いたこともあってチャンスを得た形だが、初めてやるという1番ポジションにチャレンジしている。2年目にして競争を勝ち抜き、ベンチ入りを果たしたのは、ディフェンスの頑張りが大きかったと思われるが、東海大の核であるディフェンスと、司令塔へのチャレンジをどのように捉えているのか、リーグ序盤に聞いた話からその意気込みや成果を辿ってみたい。

坂本:まずは、ベンチスタートとしてはディフェンスから流れを持ってくる必要があります。基本的にはそれを全うするだけだなと思っています。チームの雰囲気はもちろん、流れもよくするので重要な役割だと思います。

このリーグではガードもやることになりました。ポイントガードをやり始めたのは7月のオールジャパン予選が終わってからです。もともとやってみたいと思っていたんですが、あまりやる機会がなくて。夏に怜寿さん(#22笹倉)や颯汰(#11大倉)が怪我をしてしまったこともあって、Bリーグのドルフィンズと遠征で試合をしたときに自分がやらせてもらいました。そのときからです。これまではミニバスでは4番で、そのあとは2番や3番といったところしか経験がありません。でもこの身長(180cm)でプロにいってもやるといったら、やはりポイントガードしかない。だからずっとやりたいと思ってきました。

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将来を見据え、大学でポジションアップする選手は少なくない。坂本もその一人だ。ただ、簡単に務められるポジションではないだけに、それなりの葛藤もある。1年目、そして2年目の春には目の前に立ちはだかるプロフェッショナルに屈し、まだまだだと思わされた。

坂本:ドリブルは得意な方だとは思うんですが、不安はいろいろあります。実はトラウマもあるんです。昨年のリーグでは終盤の早稲田大戦で、残り時間2分くらいで出させてもらったときがありました。そのときはボールを運ぶ人が自分しかいなかったんですが、長谷川さん(現Bリーグ秋田)のプレスの圧力をもろに受ける形となって、ボコボコにやられてターンオーバーを何度もしてしまいました。さらに今年の春のトーナメントの慶應義塾大戦でも、山﨑さん(#4)にボールを取られてターンオーバーをしてしまって、この2つは結構トラウマで、忘れられません。でも、それを克服するために毎日ドリブル練習をしてきました。あれがあってこそ、今があるという気がします。今はまだまだで緊張もありますが、少しずつゲーム慣れはしてきたかなと思います。

長谷川 暢も山﨑 純も、その世代を代表するポイントガードだ。彼らとの対戦で得たことは少なくなく、また坂本の前を向く性格に火をつけたともいえる。

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また、新人戦では好ディフェンスを見せて優勝の一翼を担ったが、リーグ戦でベンチ入りしてプレータイムを得ているのは、高校時代までとは違って、ディフェンスに取り組んできたことが大きいだろう。ディフェンスへの意識は東海大に入って歴代の選手たちの活躍を知ったからだが、陸川監督もそんな坂本のアグレッシブさは褒めている。2戦目ではいいディフェンスやアタックがあり「みんなが聖芽のようにアグレッシブに貪欲にいって欲しい」と、思い切りのよさと泥臭い頑張りを評価していた。

坂本:そう言ってもらえると嬉しいけど、まだ自分は経験のないフレッシュマンみたいなもの。だからがむしゃらにやるのが一番かなと思っています。チームのアイデンティティであるディフェンス・リバウンド・ルーズボールは徹底して絶対やるというのは決めています。

ディフェンスへの意識は芽生えたのは、1年のときです。チーム練習の前のミーティングで見る、歴代の選手の出てくるモチベーションビデオがあるんです。自分たちはどうあるべきか、みたいなことを示すための。そこに、前から当たってルーズボールに飛ぶというようなプレーが編集されていて、すごいと思いました。先輩たちのプレーぶりから東海はやはりディフェンスのチームだなという伝統を感じるし、最初は本当に衝撃を受けました。そして自分でもそんな風にやりたいなと思うようになりました。前から当たってボールを取るって、本当にすごい。東海ではその方が断然盛り上がるプレーです。だからそれを意識してやっています。あとは4年生の春日さん(#38)が同じように前から当たっていくのが本当にすごいなと思っているんです。あんなに足が動く人がいるのか、って。それをお手本に自分もディフェンスを頑張ろうと思ってやってきました。高校のときはオフェンスばかりでしたが、東海に来てディフェンス・ディフェンス・ディフェンスになりました。頑張りたいです。

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1年時に芽生えたディフェンスの意識に加え、今はポイントガードとして周囲に配球しつつ、自らが攻めるバランスも考えなくてはならない。第11戦ではスタメンとしてプレーし、ペイントへの果敢なアタックを見せ、西田(#19)へのいいアシストパスも決めた。主将の寺嶋(#0)は、「彼がやりたいようにやれるよう、自分がそれ以外をやってやるという意識でいる。彼には自由にやって欲しい」と、4年生としてバックアップし、いい経験を積んで欲しいという想いでエールを送る。今は思い切りチャレンジできる環境で、東海で得た新しい自分らしさを表現するだけだ。

坂本:ゲームを見て自分が行けるところは行くし、さばけるとこはさばこうとしています。ボールを持ちすぎてしまう部分もあるので、そこはもっと上手くなりたいです。自分よりピック&ロールが上手い選手がいますし、それを使いつつ攻めたいというのはあります。ガードとしてはまだまだで、怪我人が全員戻ってきたら、試合に出る以前にメンバーに入れるかどうかもわからない競争の激しい世界です。だけどそこに負けないよう、食らいついていきます。

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(2019.8.25インタビュー)

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2019.10.05 (Sat)

【2019リーグ1部】10/5レポート(日本体育大学会場)

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前半戦は大東文化大が首位でターン
2位の筑波大は白鴎大に敗れて2敗目


 リーグ戦はようやく折り返しを迎え、全22試合の真ん中である11戦目を迎えた。下位対戦は早稲田大が神奈川大を破り3勝目。2連敗の東海大はスタメンを変えて挑み、日本体育大を下した。

 白鴎大学会場では首位の大東文化大が専修大を大差で破り、2位につけていた筑波大はホームの白鴎大との対戦に敗れ、順位は変わらないが一歩後退。白鴎大は立ち上がりから好調だったスリーの威力が効いた。


◆日本大VS青山学院大

191005akaho.jpg 青山学院大は立ち上がりは大学大#7ナナー(4年・CF)が#0シェイク(3年・C)をかわしてゴール下を決め、#52赤穂(3年・PG)、#2斉藤(3年・PF)の速攻も連続してリード。日本大はうまくボールが回らない上にフリースローの確率も悪く、17―22。2Q、青学大は#47川村(1年・PG・明成)、#5小川(2年・G)のスモールラインナップでディフェンスから速攻に持ちこみ、リードを10点まで広げた。日本大はアウトサイドの確率がなかなか上がって来ず苦しい。青学大は#21納見(4年・PG)、#14伊森(4年・F)、#20和田(1年・PF・開志国際)、#2斉藤らのスリーも好調で10点以上差を開くが、日本大は終盤にディフェンスを締めてターンオーバーを奪っていき、#8ジャワラ(4年・PF)のダンク、#11高原(2年・SG)のドライブで追い上げると33―41で前半終了。

191005takahara.jpg 3Qの立ち上がりは青学大の流れで内外から得点が決まった。日本大はタイムアウトで仕切り直すと、#14松脇(4年・SG)のスティール、3Pで追うが、10点から先は簡単には縮まらない。しかし残り2分半、#11高原の3P、またディフェンスでボールを奪ってからの#22飯尾(1年・SG・洛南)の速攻がチームを盛り上げる。青学大も#41田村(3年・CF)がゴール下で華麗なターンを見せて#0シェイクをかわし、また3Pを返して譲らないが、終盤果敢なアタックやオフェンスリバウンドに絡んだ日本大が、一時は15点近く開いたところから59―66と7点差にして終了。4Q、立ち上がりはまたも青学大の流れ。#14伊森の浮かせたシュート、#7ナナーのフリースロー、#2斉藤のタフショットも決まると開始2分で再び10点差以上の差を得た。残り3分半、日本大はゴール下にボールが通り、8点差に迫る。しかしそこからミスが続いてしまうと追い上げきれず74―67で試合終了。青山学院大は好調を維持し、次戦では初戦で勝利している首位・大東文化大と対戦する。

写真上:青山学院大は赤穂が22点と安定した活躍が続く。
写真下:日本大は高原が攻守で奮闘するも、チーム全体ではシュートの確率が上がらなかった。


◆早稲田大VS神奈川大

191005komuro.jpg 2勝同士の早稲田大神奈川大は互いに負けられない状況。ともに激しいディフェンスを展開し、簡単にはゴールは割れない。立ち上がりは早稲田大がリードしたが、#75小酒部(3年・SF)、#2小針(2年・PG)のスリーで神奈川大が追いついて逆転。終盤に#75小酒部が連続で3Pを沈めると、25―15と神奈川大10点リードの1Qとなった。2Q、早稲田大は#8津田(2年・F)が連続得点。神奈川大はミスが続いた。しかし早稲田大も大きく得点を伸ばせず、また神奈川大もバックアップメンバーで得点ができずにゲームが動かない。神奈川大は#75小酒部が終盤に3ファウルとなり、ベンチへ。早稲田大はプレスでミスを誘って追い上げるが、神奈川大は#3小針がブザービーターの3Pを沈めて30―34と4点リードで前半終了。

 後半開始2分、早稲田大が同点に追いつき、#39桑田(4年・F)のスリーで逆転。#8津田のバスケットカウント、#7宮本(2年・F)のスリーが決まると早稲田大が一気にリードする。残り5分、#41小室(3年・C)が3ファウルでベンチへ。サイズが下がった早稲田大だがディフェンスのプレッシャーは弱めず、#14柳川(3年・G)、#7宮本が決めて点差は維持。56―46で3Q終了。4Qも早稲田大の勢いが続いた。神奈川大はゴールが割れず、アウトサイドをノーマークで打たせてしまう場面も目立った。20点近く差が開いてしまったところから神奈川大は追い上げを見せるが、77―66で早稲田大3勝目をあげた。

写真:早稲田大は後半小室も奮闘し、ゴール下を決めた。


◆日本体育大VS東海大

191005isono.jpg 3敗がついて優勝するにはこれ以上負けられない東海大は、この日#86八村(2年・C)が欠場。日本体育大との一戦はロースコアの展開から激しいシーソーゲームとなった。東海大はこの日スタメンを入れ替え、#60坂本(2年・G)、#23佐土原(2年・PF)で挑んだ。立ち上がりは日本体育大が#24土居(3年・SF)、#3大浦(4年・PG)のスリーなどもあって勢いが見え、東海大はディフェンスで粘るが3Pがよく決まった日本体育大が21―16と1Qはリード。2Qの出足は#5磯野(4年・SF)の連続得点で日本体育大が差を広げる。東海大はバックアップからスタメンに戻して立て直しをはかり、#19西田(3年・SG)、#23佐土原が攻め込み、得点を重ねた。日体大は#28井出(2年・PG)から#50バム(2年・C)へのホットラインが通るなどいい面も出るがやや得点が伸び悩み、32―28の日体大4点リードで前半終了。

191005sakamoto.jpg 後半3Q、東海大は開始1分半に#25平岩(4年・C)のタップや#60坂本のドライブでようやく同点に追い付いた。さらには#25平岩のフリースロー、#60坂本のスティールからのバスケットカウントで逆転。日体大は#24土居のスリーで返していく。東海大は#60坂本のアシストで#19西田のスリーを演出し、#0寺嶋(4年・PG)のドライブも決まった。対する日体大は#50バムの3連続得点でシーソーゲームが続き、50―50の同点終了。4Qも互いに譲らない。日体大は#5磯野がドライブ、3Pを沈め東海大は#0寺嶋、#22笹倉(4年・G)が返す。互いにボールが激しく行き来してゲームが動かない中、残り5分に東海大は#19西田の3Pが決まり5点のリードに成功。日体大は速い展開を続け、#21クリスティン(1年・C・東山)のブロックも出た。2点差で勝負はわからない状況から残り1分半、日体大はディフェンスからターンオーバーを奪ってチャンスを得るが、起死回生を狙った#28井出のスリーは決まらず、このリバウンドを取った#0寺嶋が速攻を決めて残り1分で4点リード。これが勝負の流れを決め、63―71で東海大が競り合いを制した。

写真上:内外から得点を重ねた日本体育大・磯野。
写真下:東海大は坂本がスタメンガードとして攻撃の起点を作った。


第11戦終了時(10/5)

大東文化大学 10勝1敗
筑波大学   9勝2敗
東海大学   8勝3敗
専修大学   7勝4敗
青山学院大学 7勝3敗
日本大学   5勝6敗
日本体育大学 5勝6敗
白鴎大学   5勝5敗
早稲田大学  3勝8敗
法政大学   2勝9敗
神奈川大学  2勝9敗
明治大学   2勝9敗

※早稲田大・宮本選手、東海大・寺嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.09.29 (Sun)

【2019リーグ1部】9/29レポート(つくばカピオ会場)

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筑波大がホームゲームを2連勝で飾る
東海大は3敗目で3位は維持も上位から一歩後退


 1部リーグ第10戦は9戦に引き続きつくばカピオと日本体育大の2会場で行われた。つくば会場では青山学院大、専修大、そしてホームの筑波大が勝利。東海大が筑波大に破れて3敗となった。日本体育大会場では首位の大東文化大が勝利し、1位大東文化大、2位筑波大、3位東海大の順位は変わらず。次の11戦でリーグ戦は半分の節目を迎える。
筑波大がホーム2連勝を飾る

写真:筑波大は最後に4年生の伊藤も出場し、見事ホームで連勝。


◆青山学院大VS神奈川大

190929dan.jpg 開始早々青山学院大は#21納見(4年・PG)の3Pが決まり、神奈川大は#75小酒部(3年・SF)が3Pでそれを返す立ち上がり。そこからは違いに激しいディフェンスで相手を簡単に攻めさせないが、青学大にファウルが続いた。しかし神奈川大もゴール下の守りでファウルが続いてしまい、互いに我慢の展開となると1Qは14―12。2Qは青学大が内外で決め、開始4分で8点のリードに。神奈川大は相手の高さに攻めあぐねた。それでも#75小酒部のフリースロー、3Pでついて行き、#3小針(2年・PG)の3Pが続くと1点差に。青学大はそこから#20和田(1年・PF・開志国際)のジャンパー、#7ナナー(4年・CF)のフリースローでさらに逃げ、#2斉藤(3年・PF)の3Pが決まると32―25。7点リードで前半終了。

 後半3Q、青学大は一時10点のリードとなる。インサイドでは#7ナナーのパワーと高さが生き、ファウルの危険もあって神奈川大も抑えにいきにくい。53―44で4Qに入るが、神奈川大はミスが続き、青学大は#14伊森(4年・F)、#21納見のタフショットで差を広げた。神奈川大は残り5分からゾーンやオールコートプレスで粘り、一時は差が6点に。しかし最後は青学大が逃げ切り75-66で試合終了。

写真:青学大はナナーがゴール下で存在感を発揮。


◆専修大VS法政大
190929abu.jpg 連敗中の両者の対戦は立ち上がりから専修大がリード。#30アブ(4年・C)が法政大の攻撃をことごとくブロックで阻止。連続ブロックには会場も沸いた。1Qで24-11とすると2Qは専修大にミスが多く、やや集中力に欠けた。その間に法政大が得点を詰めたが、後半はいずれのQも専修大が安定して20点以上を稼ぎ、84-67。専修大は集中力を欠いた時間帯もあったが、連敗を3で止めた。

写真:専修大は#30アブが12点14リバウンド8ブロックと、トリプルダブルまであと一歩だった。



◆筑波大VS東海大

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【筑波大が粘る東海大を振り切り熱闘を制す】

 筑波大のホームゲーム2戦目は、東海大相手に白熱したゲームになった。立ち上がりは#19西田(3年・SG)のスリー、#1大倉 龍之介(4年・F)のジャンパーが決まった東海大。しかし筑波大も反撃し、連続でファウルを奪うと東海大は#19西田が早々の2ファウルとなってしまう。しかし激しいディフェンスを切らさない。筑波大は#16野本(3年・PG)のアウトサイド、#10村岸(4年・SF)のバンクショットが決まり、リズムは良い。東海大は#19西田に代わった#28津屋(3年・F)も2ファウルと追い込まれた。筑波大も好調の#16野本が2ファウルとなったが、速攻も出て流れは悪くない。東海大は#24松崎(1年・F・福岡第一)の3Pが入るが、筑波大も交代したガード#92中田(1年・PG・福大大濠)が返し、前節で見せた勝負強さは健在。筑波大リードの20―15で1Qを終了した。

190929unoue.jpg 2Qは互いに控えが主体でスタート。筑波大はそのまま出場を続ける#11増田(4年・PF)のスリー、#15森下(4年・C)のレイアップも決まり、リードを10に広げ、東海大は早々にタイムアウトを取らざるを得なくなる。仕切り直して#0寺嶋(4年・PG)のジャンパー、#23佐土原(2年・PF)のバスケットカウントで追い上げる東海大だが、この日はなかなか笛に対応できない。#92中田のスリーが再び決まった筑波大が東海大に息をつかせないが、東海大は#0寺嶋が奮闘し、ゴールへアタック。#19西田も2本のスリーを沈めて粘りを見せる。筑波大は#75井上(2年・C)がレイアップをねじ込み、37―31の6点リードで前半を終えた。

 3Q、#16野本が相手の隙を狙ったスローイン、さらには#11増田のスティールで筑波大はいい立ち上がり。東海大は#86八村(2年・C)がリバウンド、ブロックとゴール下で奮闘。#1大倉龍之介のスリーが決まって差を詰める。しかし4点差から先が縮まらず、#88牧(4年・PG)のジャンパー、#11増田が難しいゴール下でのシュートを入れると筑波大は再び10点のリード。東海大はなおも#38春日(4年・SG)のアウトサイド、#22笹倉(4年・G)のレイアップで粘るが52―46と差は詰まらず6点差で4Qへ。着々とフリースローを得ていく筑波大に対し、東海大は筑波大の高さの前に簡単にゴールを割れない時間が続き、差が大きく動かないままゲームは終盤へ。それでも粘って残り4分で再び点差は4にまで縮めた。しかしそこから先のシュート精度が上がらない東海大はターンオーバーが続き、#16野本の速攻もあって、筑波大は残り3分で8点のリードに。あきらめない東海大は#86八村のスリー、#22笹倉バスケットカウントで残り1分で62―58。しかしそれ以上は筑波大が詰め寄らせず、67-58で幕。筑波大がホームゲームを連勝で飾った。

190929hatimura.jpg 立ち上がりの雰囲気は互角だったが、ファウルが続いてしまった東海大が後手に回った。筑波大が17ファウルに対し、26ファウルと苦しい40分。粘りはあったが、筑波大が大事なシュートをことごとく決め、かつスティールは合計13と圧倒的な数字を叩き出したのに対し、東海大は終盤の追い上げでゲームを動かすあと1本が出なかった。筑波大は1敗を守り2位を堅持。東海大は3位と順位こそ変わらないが、リーグ前半戦で3敗目を喫する痛い結果となった。

写真上:筑波大は井上のフックやリバウンドが光った。
写真下:13点8リバウンドの東海大・八村。筑波大の高さの中で奮闘。


第10戦終了時(9/29)

大東文化大学 9勝1敗
筑波大学   9勝1敗
東海大学   7勝3敗
専修大学   7勝3敗
青山学院大学 6勝3敗
日本大学   5勝5敗
日本体育大学 5勝5敗
白鴎大学   4勝5敗
法政大学   2勝8敗
早稲田大学  2勝8敗
神奈川大学  2勝8敗
明治大学   1勝9敗

※筑波大・野本選手のインタビュー、ホームゲームの写真は「続きを読む」へ。


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2019.09.29 (Sun)

【2019リーグ1部】プレイヤーズインタビュー・#34中村浩陸(大東文化大・4年)

※プレイヤーズインタビューは、リーグ戦における注目プレイヤーを取り上げていくインタビューです。試合に関係なく、随時掲載します。

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考えた末に出した答えは“らしさ”の追求
自分だから表現できることでチームを支える決意


◆#34中村浩陸(大東文化大・4年・主将・PG)

リーグ第7戦を終えた時点で首位に立った大東文化大。初戦こそ落としたものの、第3戦では東海大を撃破。その後も堅実なディフェンスを武器にコツコツと白星を積み重ねている。浮上のきっかけは、初週にあった。

中村:初戦で青山学院大に負け、第2戦の早稲田大には勝ちましたが、出来は良くなかった。そこでもう少し何かを改善していかなければ、この先の戦いでいい勝負はできても勝てない、そうチーム内はもちろん、西尾監督とも話をしました。あのあと次の試合まで1週空いたので、2週間で何ができるのかを考えた結果、自分たちはやはりディフェンスのチームだということを再確認したんです。ディフェンスの強度を上げてやっていかないとこの先がないぞと、第3戦の東海大戦までの時間はディフェンスの強度を上げて練習していきました。その結果、東海大にも勝ったし、ここまでの勝ちにつながっていると思います。

相手に80点、90点を取られたら、それ以上の点数を取る力は僕らにはありません。だからこそディフェンスで相手を50点、60点台に抑えることをベースとしてやっていこうとしています。

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元々ディフェンスの良さには定評のあった大東文化大だが、それは今年も継続している。また、これまで出場してきた選手に加え、4年生では昨年度まで出番のほとんどなかった#25高木がスタメンに入り、バックアップの#99増本もインサイドでチームに力を与えているのが印象深い。4年生がチームに力を与えているのだ。

中村:高木は本当に今年からのプレイヤーです。ここまでAとBを行き来している状況でしたが、最後の年だけに彼なりに思うものがあると思うし、それをコートで表現してくれています。4番ポジションの中では187cmと小さい方で線もそんなに太くないですが、リバウンドを献身的に取ってくれるし、外角シュートの成功率も高い。チームにもいい影響を与えてくれています。僕もそうだし他のメンバーも彼がいるので結構気持ちよくシュートを打てている部分はあります。増本もアビブが怪我の間、モッチの控えとして大きな留学生相手でも体を張ってやってくれて、ありがたいです。


今年主将としてチームを率いる中村は、昨年まで熊谷 航(現Bリーグ三河)のバックアップとして経験を積んできた。西尾監督によれば春先こそ好調だったが、その後は調子を落とした。トーナメント、その後メンバーに入った李相佰杯では思ったようなパフォーマンスが発揮できたとは言い難い。ただ、リーグでは東海大戦に勝利したあとは本来の彼らしいアグレッシブなプレーが戻ってきている。春と秋では身体面、そして内面にも大きな変化があるようだ。

中村:春は好調だった時期に肩の怪我をしてしまって、最初は不安や怖さがありました。代表はいい経験でしたがもっとやれたという悔しさもあります。そのあとリーグに入る前もあまり調子が上がってきていなかったんですが、それが初戦の青学戦にも影響してしまいました。気持ちの面で多少焦りがあったのかもしれないです。自分がキャプテンでガードをやっていて、チームが悪いときになんとかしなければ、という気持ちが強くて、逆によくないプレーにつながってしまったと考えられます。

ただ、やらなくてはいけないのは自分だということはわかっているので、そのメンタルは常に持っています。でもリーグが進むにつれ、みんなを信じてシューターにいいパスを配球したり、また一方でモッチと自分のツーメンサイドで崩すということも意識したり、春先に比べたら気持ちの余裕も出てきたし、自分だけがやらなくてもいいんだと思えるようになってきました。本当に大事なときはボールが回ってくると思っているので、そのときに自分の力を100%出せればいい、そう考えられるようになってきたんです。

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中村ともう一人、チームになくてはならない存在である大きな存在がモッチだ。昨年までは熊谷という圧倒的な司令塔がモッチをコントロールしてきたが、今年は中村とどんなパートナーシップを築いているのだろうか。また、熊谷が去ったあと、中村はどう自律してきたのか。

中村:入学した当初、モッチは僕に対して信用も信頼も何もなかっただろうし、意見を言っても聞いてくれなかったと思います。悩みもしましたが、少しずつ、自分が小さなことでも結果を残してやれることを見せ、また積極的にモッチとコミュニケーションを取るようにしてきました。そのおかげで信頼関係もできてきて、そこでさらにグッと自分から距離を詰めるようにして今に至ります。今は向こうからもどんどんバスケットの話をしてくるし、自分もこうして欲しいと言い合える仲になりました。同学年だし、いい関係を築けていると思います。

ガードとしては航さんが卒業して、最初は不安でした。いてくれたらものすごく安心できるプレイヤーだし、ああなりたいなとも思ったし、またならなくてはいけないとも思っていました。でも自分は航さんじゃない。僕は彼になるのではなく、僕らしさを出すことが大事なのでは、ということに途中で気づいたんです。では自分らしさとは一体何なのかと考えたら、声で盛り上げたり、チームが落ち込んでいるときはハドルを組んだり、みんなを鼓舞し続けるところだと思うんです。それを試合中でも練習中でもやっていかなくてはいかないと考え、意識し続けています。だから自分が航さんの穴を埋めるようとかそんなことではなく、僕が自分らしさでこのチームを作っていこうと考えています。

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中村自身が自分らしさを見つめ直し、メンバーが意識して努力と修正を重ね、チームは着実に成長している。しかし理想はまだまだ先であり、リーグ戦の行方もわからない。

中村:チームとしては最初とはぜんぜん変わりました。でもまだ突き詰められる部分もたくさんあるし、課題を改善していけばもっと楽な試合展開になるし、ベンチメンバーを含めてチーム全員で戦えるようになるはず。だからそこを目指してここからもっと高めていきたいです。

(2019.9.18インタビュー)


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2019.09.28 (Sat)

【2019リーグ1部】9/28レポート(つくばカピオ会場)

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筑波大はホームゲームで専修大 に勝利
青山学院大は6年ぶりに東海大を下す


 第9戦と続く10戦は2会場に別れての開催となるが、つくばカピオ会場は恒例の筑波大ホームゲームとしての開催となる。筑波大のゲームを含めて3試合がここで開催される。筑波大は粘る専修大を退け、かつ東海大が青山学院大に敗戦したため、単独2位浮上した。東海大は2敗目を喫し、3位後退。専修大は3連敗となった。神奈川大は法政大に勝利して2勝目をあげた。

 また、もう一つの日本体育大会場ではそのほかの3試合が行われ、首位の大東文化大は白鴎大を2点差で退け首位を維持。早稲田大は明治大を倒して2勝目、日本大は4Qの猛攻で日本体育大に逆転勝利し、4勝目をあげた。


◆神奈川大VS法政大

190928kobari.jpg 神奈川大法政大の対戦は、立ち上がりに法政大が立て続けに得点し、一気に差を開いた。#14小野(2年・PG)、#1川島(2年・SG)が切れ込み、インサイドでは#15米山(4年・PF)らの高さが生きた。神奈川大は攻撃が形にならず、サイズ差もあってリバウンドも取れずに苦しい状態。しかしディフェンスで体が動き始め、アウトサイドが続けて入ると持ち直し、1Qは14―18と4点差に。法政大は2Qの立ち上がりに#34濱田(3年・SG)の3Pが決まるが、神奈川大は#7東野(2年・PG)のスティールもあって追い上げ。ディフェンスで法政大のミスを誘い、またフリースローの得点で残り4分で25―24の逆転に成功した。その後も速攻などが出た神奈川大が31―28とリードして前半終了。

 3Q、法政大はミスが続いて開始2分半で10点のビハインド。得点が取れないまま時間が経過するが、残り3分になると神奈川大のターンオーバー、ディフェンスの穴を突き法政大が追い上げる。神奈川大はミスが出つつも、最後は#75小酒部(3年・SF)が絶妙のタイミングでオフェンスリバウンドからのシュートを決め、49―42で3Q終了。4Q、神奈川大は#3小針が4本目のスリーを沈め、再び点差を二桁に。法政大は#14小野の3P、フリースローなどで追いすがる。残り1分半、法政大はオールコートで当たって神奈川大のミスを誘い、残り1分で3点差。しかし#5緒方が大事な1本を決めると勝負は神奈川大。75―66で2勝目をあげた。

「追いかける試合は得意だから、出だしが悪くても気にならなかった」と神奈川大・小針。21日、22日の天皇杯の疲れもない状態だと言う。ここまで勝ち星は伸びていないが、チームでは分が悪い相手でも次につながる負け方をしようと意識し、戦っている。点を取るのは得意でこの日は18点。点を取りつつチームをコントロールする持ち味がこの試合は生きた。「今日は入る日だと感じて打った」というシュートが何度も味方を救った。

写真:2年生ながら司令塔として重要な役割を果たす神奈川大・小針。この日は4本のスリーを沈め、18得点。



◆東海大VS青山学院大

【青山学院大が勢いある攻守を展開し、東海大に勝利】

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 ロースコア気味の立ち上がりとなった東海大青山学院大。東海大の方がシュート精度は今ひとつ上がらず出遅れたものの、メンバーチェンジで流れを変え、1Qは13―15。2Qも差はあまりない状態で進む。青学大は#86八村(2年・C)が下がっている間に#2斉藤(2年・PF)、#21能見(4年・PG)の3Pが決まると流れを引き寄せ、立て続けに得点。#7ナナー(4年・CF)のレイアップが決まると11点のリードに成功する。その後もアグレッシブに攻めた青学大がリードを守り、29―37で前半終了。

190928roose.jpg 3Q、開始早々#7ナナーが3ファウル目でベンチへ。しかし青学大のゾーンの前にターンオーバーもあって東海大は差を詰めきれず、青学大が逆に東海大を突き放す形になった。ルーズボールにも粘る青学大は残り3分、#21能見の3Pが決まると青学大が14点のリード。しかし#86八村の3Pが決まり、東海大も追いすがる。守りではゾーンを展開し、攻撃を食い止めると、43―50の7点差にして終了。

190928noumi.jpg 4Q、立ち上がりに激しいディフェンスで青学大のミスを誘った東海大が点差を詰めるが、青学大も#21能見のスリーが冴え、連続で決まる。東海大も#19西田(3年・SG)がスリーで返し、#0寺嶋(4年・PG)のスティールから#25平岩(4年・C)がダンクを叩き込む。しかし再び#21能見の3Pが炸裂し、追い上げを許さない。残り10点前後で推移する差は東海大が必死のディフェンスを展開して最後まで粘るが57―67。青学大は6年ぶりに東海大から勝利をあげた。#21能見が3P7本を含む27点で何度もチームを救い、全体でも攻守でしぶとく戦い、勝利をもぎ取った。

 青山学院大は全体を通してオフェンスの積極性があり、ディフェンスでもゴール下のプレーを抑えてしのぎきった。そして勝負どころでことごとく決まった能見の得点がチームを大きく勇気付けた。勝利の立役者となった能見「ノーマークになったときはしっかり打とうと思っていた。周りもやることをやってくれている中できちんと打てたので良かった」と、素直に喜んだ。1週空いた時間は東海に照準を合わせて練習を重ねた。「要所をしっかり抑え、激しさをなくさずに続けることができたことで、相手にもプレッシャーをかけられた」と、しっかり練ってきた対策を遂行し、形になったからこその勝利と言えよう。

写真上:両者激しいルーズボール争いが見られた。
写真下:青山学院大は能見が前半からコンスタントに得点を重ね、チームを引っ張った。



◆筑波大VS専修大

【全員が好プレーを見せ、筑波大が専修大の追い上げを断ち切る】

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 ホームの筑波大専修大を迎えたこの日のメインゲーム。専修大は#12西野(3年・F)が攻めるが、筑波大のディフェンスが良く、単発の状態。筑波大は何度もボールを奪って攻撃につなげていった。専修大はファウルが続いて波に乗れない。しかし点数での差はつかず14―15で1Q終了。2Qも専修大は#88重冨周希(3年・PG)のスティール、筑波大は#92中田(1年・PG・福大大濠)の3Pで互いに譲らない。しかし#92中田が2本目のスリーを決めると筑波大にやや流れが傾く。専修大はここを#34盛實(4年・G)、#1山本(2年・F)の連続スリー、さらに#1山本の速攻が決まると再び拮抗したゲームになっていった。しかし残り3分から再び筑波大が盛り返すと、38―28。最後は#11 増田(4年・PF)が難しいシュートを決めて会場を盛り上げ、10点のリードに成功して前半を終了した。

190928masuda.jpg 後半3Q、専修大は筑波大の固い守りを突破できず。筑波大は#11増田がゴール下に柔軟に入り込んでレイアップを決めるなど、リードを広げて54―44。4Q、専修大はディフェンスからミスを誘い、#23キング(2年・G)が連続で走って持ち味を発揮。しかし筑波大はここで#92中田が3本目のスリーを沈め、簡単には追い上げを許さない。専修大はなおもあきらめずにディフェンスからの早い展開を続け、ゴールを狙う。筑波大は#7浅井(1年・PF・福大大濠)の3Pも決まり尚もいいムードが継続し、#11増田の縦横無尽のプレーぶりが光った。その後も専修大の攻撃を再三退けた筑波大は10点前後のリードを守りきり、78―69で勝負を制した。

ともに大学界屈指の高さを持つ両チーム。それだけに簡単にはゴールできない場面も多かったが、硬軟取り混ぜた筑波大の方がやや優った。専修大はディフェンスに阻まれて決められない場面も多かったが、最後まで果敢にゴールを狙い、勝負を諦めなかった。分の悪い状況でも9点差で終わったのは粘りあってこそだ。

写真:筑波大・増田は26点7リバウンドの奮闘。何度も観客席を沸かせた。

※筑波大・中田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.09.18 (Wed)

【2019リーグ1部】9/17,18レポート

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写真:明治大は第7戦で白鴎大を下し、初勝利。


専修大が2連敗で大東文化大が首位浮上
中盤戦に入り上位と下位の差が広がる


 1部・2部リーグは中1日で再び連戦を迎えた。17日、18日の2日間について簡単にまとめる。

190918daito.jpg 第6戦まで無敗だった専修大は、この7戦、8戦で青山学院大と東海大に連敗。ディフェンスが持ち味の2チームに、点が伸び悩んだ。また我慢の時間でミスが続き、速攻が出ない時間帯があった。変わって首位に浮上したのが7勝1敗の大東文化大。日本大、日本体育大の中盤チーム相手に守りを武器に勝ちきり、1敗を守った。同じ1敗で続く筑波大は法政大、神奈川大と下位で苦しむチームに勝利。#27山口(3年・SF)が第5戦の大東文化大戦で負傷しこの2試合も欠場したが、大きな影響はなかった。翌週末は天皇杯の一次ラウンドのためにリーグ戦は行われないが、筑波大は中国の招聘試合に参加する。さらに翌週はホームゲームとなっており、落とせない戦いが続く。同じく1敗の東海大は神奈川大を大差で破り、専修大相手には3Qで一気に差をつけて勝利。#23佐土原(2年・PF)が難しいシュートを決めきり流れを掴んだ。虎視眈々と首位を伺う。なお、#11大倉颯太(2年・G)は再び欠場となっている。

190918nomoto.jpg 5位から8位の中盤位のチームは勝率5割以下で、試合によって差が出た。白鴎大は#24星野(4年・PF)が第6戦の怪我で欠場し、安定感を欠いた。#77前田(4年・SF)の奮闘はあるが、ディフェンスには課題が見え、1勝1敗の4勝。青山学院大は第7戦で専修大を破る金星。第6戦での早稲田大に対する負けからしっかり立て直し、法政大にも勝って2連勝となり、こちらも4勝。日本体育大も1勝1敗の4勝。試合によってやや波がある印象で、速い展開に持ち込めない日は苦しい展開となっている。日本大は優れたスコアリング能力はあるものの、1勝1敗で3勝にとどまった。

 下位は2勝、ないしは1勝の4チーム。法政大は筑波大、青山学院大に敗れて連敗。早稲田大も1勝にとどまる。神奈川大は東海大、筑波大という上位校にぶつかり、苦しい戦いとなった。神奈川大は週末、県予選で東海大を倒して出場権利を得た天皇杯の一次ラウンドに参加する。疲労を溜めないことが大事だが、良い経験をしてきてもらいたい。明治大は7戦目にしてうれしい初勝利を白鴎大からあげた。

写真上:リーグ初戦を落としたものの、その後は調子を上げてきている大東文化大。
写真下:筑波大は野本の存在感も大きくなってきた。


第8戦終了時(9/18)

大東文化大学 7勝1敗
筑波大学   7勝1敗
東海大学   7勝1敗
専修大学   6勝2敗
白鴎大学   4勝3敗
青山学院大学 4勝3敗
日本体育大学 4勝4敗
日本大学   3勝5敗
法政大学   2勝6敗
早稲田大学  1勝7敗
神奈川大学  1勝7敗
明治大学   1勝7敗


※9/17明治大・永田選手、9/18東海大・西田選手のインタビューは「続きを読む」へ。


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2019.09.15 (Sun)

【2019リーグ1部】9/15レポート

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首位は専修大、1敗で大東文化大、筑波大、東海大が続く
早稲田大は青山学院大を下して1勝目

第6戦も2会場に分かれての試合となった。専修大は無敗の全勝を守り、東海大は白鴎大との激しい試合を制し、また大東文化大、筑波大も1敗を守ってそこに続いた。そして連敗中だった早稲田大がここでようやくの初白星。このあと中1日で7戦、8戦と試合が続く。前半で一番苦しいこの山を越えれば、やや差がついてくる時期になる。身体的にも精神的にも、タフさが問われている。

写真:初勝利に喜ぶ早稲田大。


【専修大学会場】

◆日本大VS神奈川大

190915fujii.jpg ともに1勝同士の日本大神奈川大。日本大は#0シェイク(3年・C)の高さが生きてリードする試合の入り、神奈川大は激しいディフェンスを起点に、#3小針(2年・PG)が推進力となって盛り返していく。神奈川大は#7東野(2年・SG)のアタック、オフェンスリバウンドの奮闘が光り逆転。14―15で1Q終了。2Q、日本大は#3小針、#75小酒部(3年・SF)が下がっている間にスモールラインナップで対応し、#34藤井(4年・PG)の3Pもあり流れを持ってくる。さらに#10杉本の連続3Pが決まると一気にリードを広げた。守りではゾーンで神奈川大を食い止め、前半は29―37と日本大リード。3Q、日本大は#10杉本のスリーが好調でリードを広げる。神奈川大は内外ゴールができず引き離されてしまい、4Qも立て直しが効かず84-57。日本大が2勝目。

写真:日本大は藤井がプレータイムを得て2本の3Pを決めた。


◆専修大VS明治大

190915kisinaga.jpg 無敗の専修大明治大の激しいディフェンスに何度も追い上げられながらも、勝ち切って70―62で勝利した。1Qから大きな差はつかず、拮抗した立ち上がり。2Qもたがいにやり合う中、明治大は2Q終盤、#56永田(3年・PF)、#10須藤(4年・SG)の速攻が出てのこり3分で2点差まで詰め寄る。しかし専修大は#0ケイタ(1年・C・日体柏)のダンクも出てチームが盛り上がり、29―36で前半終了。3Qも専修大リードだが、明治大は#10須藤、#56永田らが得点してこのQは20-20と拮抗した内容に。

 4Qは互いに得点が伸び悩む。明治大は#11奥野(4年・F)がゴール下で押し込むが、そのあとがなかなか続かない。専修大は#12西野(3年・F)の連続ゴールで点差を二桁に開くが、そのあとは明治大のディフェンスの前にターンオーバーが続き、#7植松(3年・PF)のシュートで明治大が再び追い上げた。専修大は試合終盤になって#28野﨑ら下級生たちが奮闘。負けじと明治大は#17常田(2年・SG)が3Pを沈めると4点にまで迫った。しかしここで#23キング(2年・G)が絶妙のチップイン、さらにシュートを決めると残り1分で専修大が8点のリードに。明治大はそれ以上得点できず70-62。専修大が無傷の6連勝。明治大は激しいディフェンスを武器に良い勝負を続けているが、苦しい6連敗となった。

写真:ベンチスタートのポイントガードとしてチームをコントロールする専修大・喜志永。

※専修大・野﨑選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆白鴎大VS東海大

【激しい競り合いは東海大が2年ぶりに白鴎大から勝利】

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 1敗同士の白鴎大東海大。東海大はここ2年、白鴎大には勝てていないだけに、注目の一戦だった。試合は開始早々#25平岩(4年・C)が#52ブラ(2年・C)を抜いて得点。白鴎大も#77前田(4年・F)の3Pで譲らない。白鴎大はディフェンスリバウンドを取り、オフェンスも勢いよく攻めてリズムはいい。東海大はQの半ばに#11大倉颯太(2年・G)を投入。アシスト、リバウンドなどで東海に流れをもたらし、20―17と逆転して終了した。2Qの立ち上がり、ミスが続く白鴎大はタイムアウトで早々に一旦仕切り直す。東海大は#23佐土原(2年・PF)が連続ゴールを決めるが、白鴎大も#24星野、#0関屋で得点。さらには#77前田が攻守で粘り、オフェンスリバウンドや機動力を生かした走りで、難しいシュートをねじ込み、一時は7点の差を2点に縮める。さらに白鴎大は3―2ゾーンを敷いていくが、東海大もディフェンスで簡単には得点させない。白鴎大はそれでも#0関屋(1年・SG・飛龍)が果敢なドライブで攻めて粘るが、東海大は固い守り見せ、#11大倉颯太がフリースローを確実に沈め、39―31と8点リードで前半終了。

190915sasakura.jpg 後半3Q、#86八村(2年・C)のシュート、#25平岩のダンクが決まった東海大がリードを2桁に。追いかける白鴎大は果敢に攻めてファウルをもらっていく。#52ブラから#77前田へのアシストも通り、#24星野(4年・PF)がゴール下で得点すると、開始3分で3点差。しかし同点を狙った#77前田のスリーは入らず。ここで再び東海大が流れを取り戻すと、#23佐土原のオフェンスリバウンド、#22笹倉(4年・G)も得点。両者笛に悩まされる時間帯が続いたが、東海大がリードして53―61。4Q、開始から約4分、両者無得点の攻防が続いた。これを破ったのは#11大倉颯太の3P。東海大がリードを11に広げる。白鴎大は#28菅野(3年・SG)の3Pで追いすがり、差を再び一桁に戻していく。試合終盤、#24星野のフリースロー、#28菅野のスティールからの速攻で白鴎大は粘るが、東海大は#22笹倉の働きでそれ以上は詰めさせず67―79。東海大が勝利した。

190915bura.jpg 白鴎大を苦手としてきた東海大が、2年ぶりに勝利をあげた。互いに激しいディフェンスの応酬で得点の動かない時間帯もあったが、東海大が前半のリードを守りきった。怪我から復帰間もない笹倉が25分、大倉颯太に22分のプレータイムがあったことは、勝負が簡単ではなかった証だ。復帰2戦目で14点4リバウンド、高確率のフリースローも光った大倉颯太は、前田との激しいマッチアップも見応えがあった。まだコンディションは良いとは言えない状況だが、動きは悪くなかった。「自分が出てどうこうというのではなく、東海は人材は豊富だし誰が出ても流れを変えられなければならないと思っている。今日は自分が出ているときにそれができた。周囲も自分が離脱している間にレベルアップしているし、特別な役割をこなすということではなく、チームでやるべきことを、出ている間はやるだけ」と、言う。その言葉通り、流れをしっかり変えるプレーの数々は見事だった。

写真上:17得点の笹倉。まだ「身体が動かない」というが、絶妙なシュートを数々決めた。
写真下:16点13リバウンドのブラ。シェッハの不在を埋める奮闘を見せ、果敢なゴールアタックも目立った。



【日本体育大会場】

◆早稲田大VS青山学院大

190915 kanda まだ白星のない早稲田大は、前半から熱い展開を繰り広げた。1Q、#41小室(3年・C)が4本連続の3Pを決め一気に得点し、#8津田(2年・F)が持ち前のジャンプ力でリバウンドに絡む。青山学院大は序盤#14伊森(4年・F)を起点に#7ナナー(4年・CF)も点に絡むも、早稲田大の勢いが上回り20-15。2Qも早稲田大は#14柳川(3年・G)を初め、3Pを量産。#17髙阪(4年・F)がリバウンドで大きく貢献し、#7宮本(2年・F)がうまさをみせる。青山学院大は#21納見(4年・PG)の1対1、#52赤穂(3年・PG)の3Pを中心に加点し、39-33と点差はあまり変わらず折り返す。

 3Q、青山学院大は高さを生かし、リバウンドやゴール下で優位に立つ。早稲田大は#17高阪が連続で3Pを決め、ゾーンを仕掛けて足を止めにかかる。青山学院大は得点が止まってしまい53-42で11点を追う展開で最終Qへ入り、4Qも早稲田大が勢いを保つ。#7宮本のドライブ、#1神田(1年・G・浜松開成館)が外角のシュートを決め存在感をみせる。青山学院大は#21納見が得点力を発揮し食らい付くも、早稲田大のシュートがよく入った。高さでは劣ったが試合を通して3Pが16本。早稲田大が73-61でうれしい1勝目をもぎ取った。

写真:前半から熱いプレーで流れを作ったルーキー早稲田大・神田。大事な場面でシュートを決めた。

※早稲田大・髙坂選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆大東文化大VS法政大

190915 masumoto 前半から大東文化大がリードし、法政大が追う展開となった。大東文化大は#15モッチ(4年・C)にボールを集め、#99増本(4年・PF)と交代しながらゴール下を支配。#81後藤(4年・SF)はディフェンスでチームを盛り上げた。法政大は#30水野(3年・PG)が3P、#1川島(2年・SG)のドライブを中心に得点し食らい付くも、ディフェンスをなかなか突破できず46-33と13点ビハインド。後半は法政大の#31戸井(3年・F)の3Pを皮切りに、#30水野、#1川島も続き3点差まで詰め寄るが、大東文化大も立て直し、#25高木(4年・SF)がオフェンスリバウンドで躍動。再び点差はじわじわと離れ、67-52で最終Qへ。4Qは試合の波は穏やかで、大東文化大は持ち味のディフェンスを継続しつつ、オフェンスでは#1深渡瀬(2年・SF)がゴール下でうまく合わせ、#7高島(1年・SG・北陸)の元気のあるドライブを披露。終盤には控えを出場させ93-81で5勝目をあげ、暫定2位についた。

写真:プレータイムを伸ばしつつある大東文化大・増本。前節はディフェンスとリバウンドに徹したが、この試合は11点の活躍。


◆筑波大VS日本体育大

190915 nomoto 今年4度目の筑波大日本体育大の対戦となったが、筑波大が後半に点差をつけた。1Qは15-15と同点。筑波大は#11増田(4年・PF)が序盤から積極的。日体大は#33遠藤(2年・SG)の3Pや#50バム(2年・C)のゴール下で食らいついた。2Q序盤、日体大は#5磯野(4年・SF)が難しいダンクシュートを決めチームを沸かせて流れを引き寄せる。しかし筑波大は#11増田と#88牧(4年・SG)が着々と得点。ゴール下では#33三森(3年・PF)が粘り、33-27と筑波大が一歩リードで後半へ。

 3Qから筑波大が徐々に点差をつけた。#8菅原(3年・PG)がバスケットカウント、#11増田が好調で18点のチームハイ。日体大は#3大浦(4年・PG)が思うような活躍ができず点が伸びない。筑波大は終盤に#16野本(3年・PG)がブザーとともにシュートを決め57-47。4Q開始早々、日体大は#50バムがファウルアウト。#21クリスティンがゴール下で粘るも、筑波大は#11増田と#88牧を中心に攻撃の手を緩めることはなく、再び点差は広がった。終盤は控えのメンバーを出場させ、78-66で筑波大が勝利した。

写真:セカンドガード筑波大・野本。前半のほしい時間にジャンパーを決め、冷静なゲームコントロールを披露した。


第6戦終了時(9/15)

専修大学   6勝0敗
大東文化大学 5勝1敗
筑波大学   5勝1敗
東海大学   5勝1敗
白鴎大学   3勝2敗
日本体育大学 3勝3敗
青山学院大学 2勝3敗
日本大学   2勝4敗
法政大学   2勝4敗
早稲田大学  1勝4敗
神奈川大学  1勝4敗
明治大学   0勝4敗

※白鴎大と青山学院大は9/8の試合が延期になったため、暫定の位置で掲載しています。


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2019.09.14 (Sat)

【2019リーグ1部】9/14レポート

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専修大が全勝を守り単独トップに浮上
神奈川大は 5戦目で初白星


 1部の第5戦は2つに会場が分かれた。専修大会場では全勝同士の専修大と白鴎大の対戦があり、これを専修大が制して5連勝。また、日本体育大会場ではやはりここまで全勝の筑波大が大東文化大に破れ、1敗目。これで無敗は専修大のみとなり、単独トップに躍り出た。また、神奈川大と明治大の0勝同士の対戦は、接戦の末に神奈川大が勝利した。

写真:専修大・#23キングは23得点。高い身体能力で次々に得点を奪った。


【専修大学会場】

◆神奈川大VS明治大
190914nagata.jpg まだ白星のない神奈川大明治大の対戦、明治大は激しいディフェンスで神奈川大の攻撃を止め、ディフェンスを抜けての#56永田(3年・PF)のレイアップや#10須藤(4年・SG)、#56永田の3Pが連続で決まると一気に2―10と先行。神奈川大はシュート精度が悪く、リバウンドでも苦戦するが、#11工(1年・PF・高岡商)のオフェンスリバウンドからやや落ち着きを取り戻していく。明治大は途中からシュートが落ち始めて得点が伸びず、12―10として2Qへ入った。立ち上がり、神奈川大は#34工藤(1年・SF・八千代松陰)の3P、#7東野(2年・SG)のスティールから速攻が出て逆転。しかし明治大もディフェンスは激しく、ルーズボールも諦めずに拾って得点につないでいった。27―32、神奈川大5点リードで終了。

 3Q、神奈川大はミスが続き明治大が追い上げる。1点差まで迫るが逆転はできず、神奈川大はゴール下の#6尾形(4年・SG)、#27二ノ宮(3年・PF)のバスケットカウント、#3小針(2年・PG)のスティールも決まった。明治大も8点差まで開くがゾーンから盛り返し、45―43と2点にまで詰めて3Q終了。勝負の4Q、開始1分、明治大は#17常田(2年・SG)のジャンパーで同点。ここから互いに譲らない展開となり、点差はわずか。明治大はシュートの確度を欠くが、対する神奈川大はゾーンで足が止まりがちになる。明治大は残り1分半、速攻から53―53と同点に。神奈川大は#5緒方(4年・PF)が大勢を崩しながらきめて残り1:06で55―53。タイムアウトを挟んだ最後の攻防は、明治大にミスが続いて得点ならず。神奈川大は明治大の攻撃をゴール下の混戦の中、ボールを保持し、最後は#27二ノ宮がフリースローを1本決めて56―53。神奈川大が追い上げられながらも辛勝し、初勝利を納めた。

写真:明治大は永田が得点、リバウンドとも目立った。勝利まであとわずかだった。

※神奈川大・二宮選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆東海大VS日本大

190914ookura.jpg 1Qは内外から得点した日本大がリードし、18―23。2Q、日本大は#0シェイク(3年・C)のブロック、ゴール下と1Qに続いて高さが生きる。東海大は#38春日(4年・SG)の3Pを皮切りにじわじわ追い上げると、ディフェンスで日本大のミスを誘い、逆転。しかし日本大も#10杉本(3年・SG)の3Pで追いすがり、競り合いに。前半は35―35と同点で終了。

 3Q、#19西田(3年・SG)の連続ジャンパーを皮切りに東海大はメンバーを入れ替えつつ流れを引き寄せ、10点差をつけて終了。日本大はゾーンで東海大からミスを誘い、起死回生をはかるが追い上げては引き離されるという状況で4Qに入る。試合は終盤、残り1分を切って#14松脇(4年・SG)の3Pで日本大が追い上げ、3点差。東海大は#11大倉颯太(2年・G)のフリースローで逃げ、日本大はチャンスをものにできず73―70。東海大が勝利した。

写真:東海大は大倉颯太が5戦目にして復帰。これで主力がようやく揃った。


◆白鴎大VS専修大

190914miura.jpg 延期試合を含むものの、全勝同士の戦いは、立ち上がりは白鴎大のペース。ディフェンスが冴え、次々にターンオーバーを奪うと10―0。専修大は#30アブ(4年・C)のダンク、フリースローなどインサイドで盛り返してあとを追うが、白鴎大は再び引き離して10点差に。しかし最後は専修大#34盛實(4年・G)が3Pのファウルをもらい、きっちり3本沈めると白鴎大のリードは5となる15―20。2Q、白鴎大はベンチメンバー主体でスタート。悪くはないが決めきれないシュートもあり、専修大が#23キング(2年・G)#46寺澤(2年・F)、#12西野(3年・F)らのシュートで迫り、#0ケイタ(1年・C・日体柏)もフリースローを得ていくと、逆転。白鴎大はゾーンで対応するが、#9重冨友希(3年・G)のスティール、#28野﨑(2年・G)の3Pも出るとリードを広げて37―29で前半終了。

 3Q、10点差ほどがついてしまい苦しい白鴎大だが、ディフェンス、ルーズボールから粘って#24星野(4年・PF)、#77前田(4年・F)がフリースローを獲得していき、残り4分で3点差に。守ってはゾーンで攻撃をしのぐ。しかし専修大も#12西野が華麗なステップワークでゴールをねじこみ、チームでリバウンドを踏ん張って速攻も出ると、再び専修大のリズムになり47―55とリードして終了。4Q、テクニカルもあってなかなか自分たちのリズムにできない白鴎大を尻目に、専修大が10点以上の差を開いた。しかしあきらめない白鴎大は必死のディフェンスで粘り、5点差にまで追い上げる。しかしそこからは専修大も簡単には詰め寄らせず、最後は64―73

190914omrizane.jpg この日、全勝だった筑波大、そして白鴎大が敗戦したことで、専修大が無敗で単独首位に立った。インカレ制覇した2003年、準優勝の2004年以降はリーグ戦では波が大きく、リーグ途中で首位には長らく立ってこなかった。佐々木監督「首位といってもまだ 5戦。残りは17試合もある。ここから一つひとつ大事に戦っていきたい」と、続く戦いにも気を引き締めていた。また春は欠場し、今リーグより公式戦復帰となる#34盛實「入りは相手のペースで走られてしまった。そこからアジャストできて自分たちのペースに持ってこられたので勝ちきれた。自分が出ていない時間帯もコートに出ているメンバーたちが頑張ってくれている。去年よりさらに層が厚くなっている」と、波がありつつも全員で勝ちきってきていることを評価。この白星をどこまで伸ばせるかに注目したい。

写真:白鴎大・三浦はスピードに溢れ、果敢にアタックして得点していった。



【日本体育大会場】

◆早稲田大VS法政大

190914 kawashima 法政大54-61早稲田大を破り2勝目をあげた。前半は早稲田大がリード。#14柳川(3年・G)の3P、#7宮本(3年・F)が果敢に攻め、#8津田(3年・F)がオフェンスリバウンドで粘った。法政大は#30水野(3年・)を中心に加点し、27-34と7点差を追う。後半、法政大が3Q開始5分で一気に逆転。#31戸井(3年・F)はゴール下で奮闘し、#1川島(2年・F)のドライブが光った。早稲田大は4Q開始2分半で#12土家(1年・G・福大大濠)が5ファウルでコートを去り、苦しい展開に。前からゾーンを仕掛けてミスを誘うも、巻き返しはならず。

写真:14点の活躍をみせた川島。鋭いドライブから見事なシュートセレクションも魅力。


◆筑波大VS大東文化大

190914 mocchi 大東文化大は前半から持ち味のディフェンス力を発揮した。特に#34中村浩陸(4年・PG)がこの日スティール4の活躍。筑波大は前半、なかなか攻めきることができないが、大東文化大は#3星野(2年・SG)の3Pを皮切りに点を重ね、25-36と11点リードで折り返す。後半序盤、筑波大は#8菅原(3年・PG)が強気のドライブ、バスケットカウントで流れを引き寄せるも、大東文化大は#15モッチが冷静にゴール下で得点し41-49と8点リードで最終Qへ。4Qも大東文化大が守りを固めた。筑波大は終盤、前からディフェンスで追い上げるが追いつかず。63-74で大東文化大が3勝目をあげた。筑波大は初黒星。

 インサイドで井上と見ごたえある勝負を繰り広げた大東文化大#15モッチ「初戦の負けから浩陸(中村)とよくバスケのことで話して、修正できた。筑波大は元気がなかったけど、これからよくなるはず。あと1回戦うけど、油断しちゃいけない。でも今日勝てたのはよかった。チームが勝てれば自分はそれでいいと思っている」と振り返った。大東大には1敗がついたが、東海大、筑波大と上位チームを破った。選手間のコミュニケーションもいい方に働いたなら大きな勝利だ。リーグ戦の緊張感は保ちつつ、喜びを噛み締めていた。

写真:「筑波に負けたくない」と意気込んでいたモッチ。22点の活躍でゴール下を支配した。


◆日本体育大VS青山学院大

190914 endo 日本体育大は前半の勢いを終始保ち、81-67青山学院大に勝利した。序盤から#50バム(2年・C)がゴールしたで奮闘しリードを得る。青山学院大は2Qに入ると、前からディフェンスを強化し、日体大にタフショットをさせる。落ちたボールを拾い速攻で加点し追い上げるが、日体大は#45河野(4年・PF)がオフェンスリバウンド、#33遠藤(3年・SG)連続3Pを決め立て直し41-31と10点リードで折り返す。

 3Qもペースは変わらず。青山学院大は#52赤穂(3年・PG)が3Pで先制するが、日体大は#3大浦(4年・PG)がすぐに返す。速い展開が続き、青山学院大は#21納見(4年・PG)の得点力が光った。日体大は終盤#3大浦が3Pを決めきり、63-51とリード。4Q、青山学院大は#52赤穂を中心に得点し、この日18点の活躍。日体大は#5磯野(4年・SF)がドライブ、リバウンドで貢献し点差を詰めさせない。#21クリスティン(1年・C・東山)はゴール下を支配し、青山学院大は対応しきれず81-67で日体大が3勝目をあげた。

写真:前半に連続3Pを決めた遠藤は、前節からスターターでいいシュートを決めている。

※日本体育大・磯野選手のインタビューは「続きを読む」へ。


第5戦終了時(9/14)

専修大学   5勝0敗
大東文化大学 4勝1敗
筑波大学   4勝1敗
東海大学   4勝1敗
白鴎大学   3勝1敗
日本体育大学 3勝2敗
青山学院大学 2勝2敗
法政大学   2勝3敗
日本大学   1勝4敗
神奈川大学  1勝4敗
早稲田大学  0勝4敗
明治大学   0勝4敗

※白鴎大と青山学院大は9/8の試合が延期になったため、暫定の位置で掲載しています。

テーマ : バスケットボール(日本) - ジャンル : スポーツ

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