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2013.06.12 (Wed)
【2013新人戦】6/12レポート
ベスト8にまず名乗りを上げたのは大東大と法政大

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昨年5位の明治大は、4部の学習院大と対戦。1Qは明治大も動きが固く、学習院大のディフェンスも機能して12-11とほぼ互角だったが、2Q以降#55吉本(2年・SG)らの3Pが決まり、インサイドでも#50伊澤(2年・PF)らが奮起した明治大が引き離して89-58で初戦を突破した。しかし学習院大も#23鈴木(2年・G)らが声を出して引っぱり、1年生も#14荻野(1年・G・世田谷学園)や中で体をはった#9小宮(1年・C・西武文理)、積極的に速攻に走った#17安藤(1年・PF・世田谷学園)など、試合に絡む選手が6、7人と少ない中でも奮闘が見られた。予選から5試合、貴重な経験ができたと言えるだろう。

写真上:スティールからワンマン速攻を決める見せ場もあった学習院大#14荻野。期待の1年生だ。
写真下:司令塔を担った山梨学院大#45伊藤。国士館大の#5伊藤雄太は兄。
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【総合力で上回る大東大が東洋大の粘りを振り切る】


交代要員もスタメンに見劣りすることないプレーを見せ、内外バランス良く攻めた大東大。この日は特に#13北村がシックスマンながら22得点12リバウンドと頼もしい活躍だった。次はベスト4をかけて東海大と早稲田大の勝者と戦う。どちらにせよ手強い相手だが、チーム力で突破なるか。
東洋大は「まだ“1年生”という感じでまとまれなかった」(#12古賀)と言うよう、粘っても勝負所でもう一踏ん張りできない脆さがあった。それでも能力の高さを感じさせたルーキーも多く、まだまだこれからというところだろう。試合後は監督や上級生たちからの反省のあとも、1・2年生だけでずっと話し合っていた。見つかった課題を、一人一人これからの成長につなげたい。
写真上:インサイドで体を張った大東大・北村はミドルシュートも積極的に打った。
写真下:ドライブや3本の3Pで23得点のチームハイを稼いだルーキー山口。まわりに声もよくかけていた。
※東洋大・古賀選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【勝負どころで落ち着いて対処した法政大が勝利】

2Qは17-16と点差では互角。法政大は開始2分で得点源の#16沼田(2年・C)を一度ベンチに下げるが、日体大はこの間に#14大城(1年・G・福岡第一)の3Pや#75赤土(1年・C・美濃加茂)のバスケットカウントなどもあって、じわじわ点差を詰める。残り3分には#34加藤 慧(2年・G)の3Pで2点差にまで迫るが、続く攻撃で#88万(2年・C)がダンクを失敗して同点ならず。逆に法政大は#1神津(2年・F)のオフェンスリバウンドや#16沼田のバスケットカウントを含む連続得点で再び10点近く引き離した。だが日体大も#35佐々木(2年・F)がバスケットカウントを返し、#34加藤慧がスティールから速攻に走り33-37と4点差にして前半終了。

法政大は沼田と加藤の2本柱がダブル・ダブル。速攻や3Pでチームを引っ張る山岸も19得点をあげ、ルーキー藤井もシュートが好調で15点と4人が2桁得点。全員バスケでの勝利だ。一戦目は沼田のファウルトラブルで危うい場面もあったが、この試合ではそうした不安もなく、落ち着いてゲームを進めた。
日体大はアウトサイドを打つ攻撃が目立ったが、3Pを法政大より10本多く打ちながら、確率が上がらなかった。万の高さをあまり生かせず、相手にフリースローを多く与えてしまったのも惜しい。大城や赤土といった1年生は思い切りの良いオフェンスを続けた。能力のある選手たちだけに、今後の成長に期待したい。
写真上:速攻や3Pなど、攻撃の先頭を切る場面が多い法政大の主将・山岸。プレーでチームをしっかりと牽引している。
写真下:日体大の主将・松田は声を出してチームを鼓舞するが、思うように結果が出ず。秋に期待したい。
※法政大・沼田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2013.06.12 (Wed)
【2013新人戦】6/13試合予定
10:00 明治大学 vs 専修大学
11:40 順天堂大学 vs 国士舘大学
13:20 玉川大学 vs 拓殖大学
15:00 青山学院大学 vs 慶應義塾大学
16:40 日本大学 vs 筑波大学
18:20 東海大学 vs 早稲田大学
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2013.06.12 (Wed)
【2013新人戦】6/12結果
明治大学89(12-11,26-11,19-13,32-23)58学習院大学
山梨学院大学41(8-14,18-23,10-24,5-21)82国士舘大学
大東文化大学85(17-10,22-11,17-20,29-21)62東洋大学
日本体育大学66(16-21,17-16,18-24,15-16)77法政大学
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2013.06.11 (Tue)
【2013新人戦】6/11レポート
いずれも相手を圧倒し、初戦を突破

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昨年7位の日本体育大は、4部の上武大と対戦。激しいディフェンスで1Qの失点を6点に抑え優位に立った。上武大も#2下宮(2年・F)や#34新保(2年・F)の3P、#17八木澤(2年・F)の速攻で2Q以降は日体大とほぼ同じ点数を稼ぐが、序盤のつまずきが響いて88-69で試合終了。控えも使いながら危なげない試合運びだった日本体育大。次は法政大と対戦する。

昨年3位の青山学院大は予選から勝ち上がった明治学院大と対戦。ゲーム序盤から#0船生(2年・F)が積極的に攻め、春はケガをしていたという#9安藤(1年・SF・四日市工)も伸びやかなプレーを披露し、相手を引き離した。明治学院大は#43呉(2年・F)を中心に攻め、最後まで奮闘するが129-63で青山学院大が初戦突破。次は慶應義塾大学とベスト8をかけて対戦する。
昨年準優勝、筑波大は予選勝ち上がりの埼玉大との対戦になったが、高さで勝る筑波大が1Qから39得点と一気に突き放す形となった。埼玉大は2Qになって持ち直すが、残りのQで一桁の得点で終わってしまい38-118で筑波大が勝利。筑波大はゴール下で安定した活躍の#92村越(2年・PF)や、思い切りのいいオフェンスの目立った満田(1年・SF・北陸)ほか、今期の新人戦もタレント揃い。次戦はやはりタレント豊富な日本大学との対戦になり、注目の一戦になる。
ディフェンディングチャンピオン・東海大は予選勝ち上がりの国際武道大と対戦。激しいディフェンス・オフェンスで序盤からリードを奪った。国際武道大は#5大蔵(2年・G)のシュートなどで反撃するが、差は大きく116-48で試合終了。#0ベンドラメ(2年・G)や#21橋本(2年・C)を序盤でベンチへ下げての余裕を見せた。次は早稲田大との対戦になるが、こちらも見逃せない試合となろう。
写真上:東海大の主将はベンドラメが務める。ユニバーシアードメンバーとしての合宿もある中、どのようにチームに影響を与えるかが見どころだ。
写真下:西武文理大の石田はシュートのうまさが光る。
※青山学院大・笠井選手、筑波大・小松選手、国際武道大・大滝選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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【東京経済大が善戦するも東洋大が3Qを制す】

1Q、東京経済大は出だしから#2狩野(2年・F)の3本のミドルシュートが決まり幸先の良い立ち上がり。だが東洋大も途中からコートに入れた#12古賀(1年・G・前橋育英)がアシストで得点を演出し、並走した。互いに速攻を出し合うトランジションゲームとなるが、#34内田充洋(1年・G)のバスケットカウントや#81安孫子(1年・SF)のドライブで東京経済大が一歩抜け出す。東洋大はフリースローを得るも確率が悪く、追う展開となった。だが23-19で入った2Q、東洋大の変則的なディフェンスを前に得点が停滞する東京経済大に対し、東洋大は#13小川(1年・PF・都立高島)の速攻や#11中村(1年・PG・幕張総合)の2連続3Pで逆転。しかし東京経済大も#13内田竜之介(1年・G)のバスケットカウント、#33脇黒丸(1年・F)と#19平野(2年・C)の3Pで一気に巻き返し、そう簡単にリードを渡さない。一進一退が続き、46-46と同点で3Qへ。

勝負所で「2部との差を見せつけられた」と東京経済大#19平野。高さのない中でも粘りを見せたものの、3Qの失速が惜しかった。しかしトーナメントに続いて、2部のチームとも戦える実力は発揮している。熾烈な3部リーグでもこの春の経験を生かしたい。一方の東洋大は、190cm台が2枚と高さもあり、シュート力もある。昨年に引き続いてのベスト8進出をかけ、次は大東文化大との対戦になる。
写真上:東京経済大、主将の吉川。声を出して1年生を引っ張った。
写真下:東洋大は#55井上以外が全員1年生という時間帯も長かった。
※東京経済大・平野選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2013.06.11 (Tue)
【2013新人戦】6/12試合予定
13:00 明治大学 vs 学習院大学
14:40 山梨学院大学 vs 国士舘大学
16:20 大東文化大学 vs 東洋大学
18:00 日本体育大学 vs 法政大学
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2013.06.11 (Tue)
【2013新人戦】6/11結果
日本体育大学88(23-6,23-18,17-20,25-25)69上武大学
東京経済大学80(23-19,23-27,11-28,23-24)98東洋大学
西武文理大学68(18-27,13-23,18-28,19-20)98拓殖大学
青山学院大学129(26-15,30-13,34-19,39-16)63明治学院大学
埼玉大学38(10-39,15-25,7-30,6-24)118筑波大学
東海大学116(37-10,23-13,32-11,24-14)48国際武道大学
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2013.06.10 (Mon)
【2013新人戦】6/10レポート(代々木第二体育館)
延長戦や逆転勝利に沸いた代々木第二

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第一試合、国際武道大と明星大の試合は、勝負所で流れが二転三転する試合となった。序盤から#4大滝(2年・G)や#5大蔵(2年・G)のシュートで長く国際武道大が先行していたが、ディフェンスからブレイクで流れを掴んだ明星大が逆転し、#4鈴木(2年・SG)の活躍もあって残り2分6点リード。しかしここから国際武道大が巻き返し、逆に3点のリードを奪い返した。このまま試合を終えるかと思われたが、残り6秒スローインから明星大#29藤由(2年・SF)が勝負強い3Pを沈めて同点に。試合は延長戦に突入した。延長戦も接戦が続くが、終盤の勝負強さでは国際武道大が一歩上手。ノーマークや1on1を確実に決め、87−82で明星大を下した。

写真上:国際武道大#5大蔵。プレーや声で味方を引っ張った。
写真下:ゲームをコントロールする#1田中(2年・PG)。西武文理大は選手それぞれの役割が確立されている。
※明星大・藤由選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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【後半勢いに乗った早稲田大が中央大に逆転勝利】

序盤は両者ロースコアな立ち上がりとなるが、先に主導権を握ったのはインサイドで#27宍倉(2年・C)が奮起した中央大。体の強さを生かしてゴール下を着実に決めていき中央大がリードを広げた。早稲田大はブロックに遭うなどペイントエリア内で決めきれず、外のシュートも確率が落ちる。#16山本(2年・F)が速攻に走り、#11河合(1年・G・洛南)も#27宍倉にぶつかって反り返りながらもシュートを決めて会場をどよめかせるなど要所で点を伸ばして食らいつくが、2Qも依然として流れは中央大に傾いた。パスランの形で#18國政(2年・F)が決め、#10渡部(2年・SG)もきれいな3Pを決める。さらには#25森(1年・PF・明成)がタップでねじ込み中央大が2Q開始3分半で10点差をつけた。しかし早稲田大もタイムアウトを挟んで流れを変え、#36澁田(1年・G・京北)が走り込んでリバウンドシュートや#34池田(2年・G)の3Pなどもあり、3点差に留めて前半を終えた。

後半失速する形となってしまった中央大。しかし「そこまで力の差はなかった」(#18國政)と言うよう、前半まで主導権を握る時間帯も長かった。あとはディフェンスに煽られた時のオフェンスや、ファウルトラブルなど見えて来た課題を、成長の鍵とできるか。早稲田大は序盤なかなかリズムに乗れなかったが、徐々に本来の力を発揮していった。早慶戦から中1日という過酷なスケジュールの中、コンディショニングの難しさもあっただろう。次の対戦相手としては前回大会覇者の東海大の可能性が高い。ひとつの山場を超えられるか。
写真上:機動力を生かした早稲田大#16山本。
写真下:中央大は1年生の八木橋がゲームメイク。全体チームでも控えの司令塔として期待したい。
※中央大・國政選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【大東文化大が粘って立教大を接戦で下す】

開始から怒濤の猛攻を見せたのは立教大。インサイドの要である#9阿部(2年・C)を起点に、#15三上(1年・G・北陸)らがシュートを決めて開始3分半で一気に12得点を積み上げる。大東大も#99山崎(2年・F)のシュートで対抗するが、なかなかリズムをつかめない。しかし立教大は1Q終盤に#9阿部が3つ目のファウルを吹かれてベンチへ下がり、1Qを終えて14-23とリードしながらもやや暗雲がたちこめる。すると2Q、ここから大東大は#68花井(1年・SG・東海大三)が3P、バスケットカウントを決めて一気に差を縮めた。しかしあと2点という場面で立教大の激しいディフェンスを前にミスが重なり、その間に#17森川(1年・G・札幌日大)らの速い攻撃で立教大が10点リードに押し戻す。それでも大東大は#25小松(1年・PG・沼津中央)が森川へのディフェンスで粘り、前半終了間際にブレイクを連続で出して結局2点差で後半へ。

4Qも2点差以内の白熱した展開が続いた。互いにシュートがこぼれて我慢の時間帯となるが、#13北村(2年・C)がリバウンドに奮闘し、#68花井が2本のシュートを沈めた大東大がやや優位に立つ。立教大も#9阿部のシュートで1点差に詰め寄るが、大東大は#99山崎、#13北村がシュートを決めて譲らない。さらには残り1分半、決定打となる#68花井の3Pが決まり6点差をつけて勝負を大きく引き寄せた。立教大はファウルゲームから#17森川が決めていくものの、73-67で大東大が接戦をものにした。
大東大は相手の勢いに飲まれる場面もあったが、粘り強さを発揮。立教大のセンターのファウルトラブルに乗じて、リバウンドで主導権を握ったことも大きかった。まだまだ荒削りな部分はあるものの、ベンチメンバーも人材抱負で伸びしろが楽しみなチームだ。一方の立教大は、悔しい逆転負けとなった。しかし力の差はほぼなく、激しいディフェンスや素早い展開はらしさが見られる。試合後はうつむく1年生に2年生たちが「来年は勝てよ」と声をかけていた。この悔しさをリーグ戦でメンバーに入り返すことができるか。
写真上:立教大#17森川は圧倒的なスピードを披露した。
写真下:大東文化大・渡部はリバウントと得点で勝利に大きく貢献。
※大東文化大・山崎選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2013.06.10 (Mon)
【2013新人戦】6/10レポート(大田区総合体育館)
延長戦や僅差の試合の続く緊張感ある展開に

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aコート第一試合、慶應義塾大は東京成徳大と対戦。立ち上がりこそもたついたが、リバウンドとディフェンスから得意の速いスタイルに持ち込み、#13真木(2年・G)、#5大元(2年・G)らが次々と得点を重ねて105-58で勝利を納めた。早慶戦の翌々日ということもあって楽ではないスケジュールだが、次の相手は強豪・青山学院大。ベスト8をかけた戦いに挑む。
aコート第三試合、法政大と白鴎大の戦いは、一時逆転されるものの法政大が逃げ切った。1Qはファウルトラブルで白鴎大が苦しんだ。法政大は#16沼田(2年・C)が好ディフェンスで白鴎大の#23ジャニ(1年・C・八王子)へボールが入るのを阻止。早々にベンチへ送り返すことに成功する。しかし2Qになると今度は法政大がターンオーバーを連発し、得点がストップし、ファウルも続いた。白鴎大は#7川島(1年・SF・若松商)の3Pで逆転すると、一気に10点の差をつける。しかし法政大も3Qにはいると持ち直し、#7藤井(1年・G・厚木東)の連続3Pや#35山岸(2年・G)のスティールなども出て逆転。これで焦ってしまったか、白鴎大はオフェンスの攻め手に欠き、徐々に引き離されて84-67で法政大が勝利した。
aコート第四試合は、全体メンバーでも主力メンバーで構成された日本大と関東学院大が対戦。前半は日本大が優位を保ってややリード。3Qになって10点以上のリードを奪った日本大だったが、やや集中力を欠いた時間帯に、関東学院大がディフェンスから反撃。何度もターンオーバーを奪ってQ終了のブザーとともに放った#45大熊(2年・G)のシュートが決まり、関東学院大が点差を6点に詰めて終了。しかし4Qの立ち上がりに日大が畳み掛けて再び10点差。関東学院大も#38蜂谷(2年・G)を中心にトランジションで粘って再度点差を詰めていくが、残り3:42、#38蜂谷とともに中心的な活躍をしていた#24高橋(2年・C)がファウルアウト。そして2:35、エース#38蜂谷が1on1でオフェンスファウルを取られ、続けて退場に。2本の柱を失った関東学院大は追い上げ叶わず、71-55で日本大が勝利を収めた。
bコートでは3部以下同士の戦いが続いたが、山梨学院大に加え、予選から勝ち上がった学習院大、埼玉大、上武大、明治学院大の5校が勝利し、次戦へ進出した。
写真:法政大・沼田はファウルトラブルで苦しくなりながらも攻守で活躍。
※慶應義塾大・福元選手のインタビューは「続きを読む」へ。
【延長戦の末、順天堂大が1点差で駒澤大を下す】

延長戦は互いにゴール下を決めあった後、膠着状態が続いた。均衡を破ったのは順天堂大#20込山の3P。続けて#14柳澤(2年・F)のドライブ、#20込山のミドルシュートで順天堂大が優位に立った。3点差を追う駒澤大の最後の攻撃は、3Pが打てず2点シュートにとどまり70-69で試合終了。順天堂大がベスト16へと進んだ。
写真:勝負どころでのシュートが大きかった順天堂大・込山。
【江戸川大の追い上げをかわし、専修大が初戦突破】

3Qも専修大ペース。#6渡辺(1年・F・福岡第一)や#7國分(1年・F・名古屋大谷)らの得点で最大18点差をつけた。しかし残り4分にリバウンドやオフェンスの柱となっていた#6渡辺が4ファウルになってベンチへ下がると流れが江戸川大に傾く。#3王(2年・C)のオフェンスリバウンドを支配し、ガード陣が鋭いドライブで得点を重ねて49-55。専修大は残り4分ノーゴールに終わった。
4Q、勢いを得た江戸川大は開始2分半で遂に追いつくと、5分で逆転。専修大は#6渡辺をコートに戻し、ここからは互いに意地のシーソーゲームとなった。専修大はエース#24田代がオフェンスの主軸として奮闘。相手に守られながらも得点していく。残り1:19、専修大は#6渡辺がファウルアウト。その直後に江戸川大#3王がミドルシュートを決めて64-64と気迫を見せる。しかし専修大は#24田代が決め返し、次の江戸川大のオフェンスがミスになると再び#24田代のシュートで64-68と残り14.5秒で4点リードに成功。江戸川大はファウルゲームを仕掛けるも時間が足りず、最後は64-69で専修大が逃げ切った。
江戸川大は高さや人数では優位にありながら、試合序盤のシュートとリバウンドでゲームを支配するきっかけを失った。後半になって得意のトランジションが機能したが、勝負どころで専修大に屈した。専修大はスタメンの3人が1年生で、人数も少ない中、立ち上がりで流れを掴み、後半のファウルトラブルを我慢して最後はエースがきっちりと仕事を果たした。次の戦いも自分たちの流れにできるかどうかが大事だろう。
写真:ファウルトラブルで退場したが、専修大・渡辺の存在感は大きかった。
※専修大・田代選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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2013.06.10 (Mon)
【2013新人戦】6/11試合予定
10:00 日本体育大学 vs 上武大学
11:40 東京経済大学 vs 東洋大学
13:20 西武文理大学 vs 拓殖大学
15:00 青山学院大学 vs 明治学院大学
16:40 埼玉大学 vs 筑波大学
18:20 東海大学 vs 国際武道大学
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2013.06.10 (Mon)
【2013新人戦】6/10結果
国際武道大学87(24-13,20-26,14-11,14-22,*15-10)82明星大学 *OT
早稲田大学66(14-18,17-16,19-6,16-14)54中央大学
大東文化大学73(14-23,19-12,22-18,18-14)67立教大学
東京経済大学94(22-17,23-17,22-12,27-19)65千葉大学
神奈川大学49(11-19,16-22,11-17,11-22)80玉川大学
成城大学48(14-26,14-30,8-35,12-37)128西武文理大学
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■大田区総合体育館
・aコート
明治学院大学103(22-20,22-23,26-15,33-19)77東京学芸大学
山梨学院大学90(25-10,22-15,30-11,13-21)57首都大学東京
上武大学81(14-9,17-12,25-9,25-23)53國學院大學
埼玉工業大学62(16-14,12-32,12-19,22-21)86埼玉大学
学習院大学71(25-15,14-15,17-18,15-10)58東京農業大学
・bコート
慶應義塾大学105(20-6,29-7,27-22,29-23)58東京成徳大学
順天堂大学70(14-11,16-15,21-12,10-23,*9-8)69駒澤大学 *OT
法政大学84(22-14,14-31,33-10,15-12)67白鴎大学
関東学院大学55(10-16,12-22,18-8,15-25)71日本大学
江戸川大学64(10-21,19-17,20-17,15-14)69専修大学
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2013.06.10 (Mon)
【2013新人戦】6/10試合予定
10:00 国際武道大学 vs 明星大学
11:40 早稲田大学 vs 中央大学
13:20 大東文化大学 vs 立教大学
15:00 東京経済大学 vs 千葉大学
16:40 神奈川大学 vs 玉川大学
18:20 成城大学 vs 西武文理大学
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■大田区総合体育館
・aコート
11:00 明治学院大学 vs 東京学芸大学
12:40 山梨学院大学 vs 首都大学東京
14:20 上武大学 vs 國學院大學
16:00 埼玉工業大学 vs 埼玉大学
17:40 学習院大学 vs 東京農業大学
・bコート
11:00 慶應義塾大学 vs 東京成徳大学
12:40 順天堂大学 vs 駒澤大学
14:20 法政大学 vs 白鴎大学
16:00 関東学院大学 vs 日本大学
17:40 江戸川大学 vs 専修大学
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