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2016.10.21 (Fri)
【2016リーグ1部】筑波大ホームゲーム 2016
「当たり前に感謝」の気持ちを大事に
ホームは一体感に包まれ2連勝
1部リーグ第6週、10月8日、9日は筑波大のホームゲームとして、つくば駅よりほど近いつくばカピオにて開催された。
会場装飾は例年同様、2階にギャラリーを作り、スタメン5人の等身大看板を置いたほか、SNS用の顔出し枠でフォトスポットを作成。Tシャツ、タオルといったホームゲーム用オリジナルグッズも販売された。ハーフタイムには観客参加のフリースローチャレンジを行い、より親しみやすい内容に。また、会場MCは例年プロが行ってきたが、今年は学連で活動する筑波大のメンバーが敢行。交代した選手に即座に反応して紹介できるのは、同じ大学の仲間だからこそ。そのメリットが生きる形で、会場を盛り上げていた。試合後にはファン交流も行われ、多くの観客がサインをもらいに行列を作った。
島田ホームゲーム委員長によると、今年のテーマは「当たり前に感謝」。今年は熊本・大分で大規模な震災が起こったが、それがきっかけにもなって生まれたテーマだ。かつて東日本大震災ではこの筑波の地も大きな被害を受け、被災した体育館が建て直されるまで練習場所にも難儀した過去がある。「自分たちもかつてバスケができる環境が整わず苦労しました。でも新しい体育館ができてその環境に慣れ、感謝の気持ちが薄れてきていると感じました。いつの間にかバスケットができていることが当たり前になってしまっている。そうではなく、この当たり前の環境にもう一度感謝することを考えて決めました」と言う。それが前述のMCを学生にして盛り上がりやすくすることや、参加型のアトラクション、ファン交流の時間を用意して、より観客を楽しませる=感謝を伝える形につなげたのだ。もちろん、選手も2試合とも快勝して会場を盛り上げ、応援団側からは「気持ちが緩む時間帯もあるので、応援団から叱咤激励して盛り上げ続ける」(島田委員長)ことを目標に、2日間懸命に応援。会場にも一体感ある雰囲気が作られた。
昨年よりも観客を集めるのが目標だったと言うが、2日間を通して観客席はほぼ満席で、台湾遠征をきっかけに海外から応援に来た熱心なファンもいた。筑波大の、そして日本のバスケットボールのファンを今後も筑波の地から増やし続けていって欲しい。
写真上:ミニバスチームの子どもたちをエスコートキッズに、入場後はボールの投げ入れを行った。
写真中:応援団も子どもたちと一緒に応援を盛り上げる。
写真下:つくば市のキャラクター、ツクツクも会場を歩き回って写真撮影に応じたり、愛嬌をふりまいて周囲をなごませていた。
※その他の様子は「続きを読む」へ。
スタメン5人の等身大ポスター。
惜しくも怪我で欠場した生原選手の看板と一緒に、増田選手がフレームに収まってくれた。
Tシャツやタオルなど、応援の必須アイテムを販売。
子どもたちとの入場に、気合を入れる満田選手。
盛り上げ隊の応援団たち。
8日は土浦日大のバスケットボールチームが観客席に。対戦相手の日本大に先輩がいるため、シュートが決まるごとに大盛り上がりだった。
毎試合、当たり前のように決める馬場選手のダンクだが、この2試合ではホームということで歓声も最高潮に。本人もホームでの試合に気合が入っていた。
試合終了後は皆で記念撮影。(写真提供/筑波大学バスケットボール部・撮影/Masami Sato)
準備に奔走したメンバーたち。2列目センター、両手でピースサインを出しているのが島田ホームゲーム委員長。(写真提供/筑波大学バスケットボール部・撮影/Masami Sato)
ホームは一体感に包まれ2連勝
1部リーグ第6週、10月8日、9日は筑波大のホームゲームとして、つくば駅よりほど近いつくばカピオにて開催された。
会場装飾は例年同様、2階にギャラリーを作り、スタメン5人の等身大看板を置いたほか、SNS用の顔出し枠でフォトスポットを作成。Tシャツ、タオルといったホームゲーム用オリジナルグッズも販売された。ハーフタイムには観客参加のフリースローチャレンジを行い、より親しみやすい内容に。また、会場MCは例年プロが行ってきたが、今年は学連で活動する筑波大のメンバーが敢行。交代した選手に即座に反応して紹介できるのは、同じ大学の仲間だからこそ。そのメリットが生きる形で、会場を盛り上げていた。試合後にはファン交流も行われ、多くの観客がサインをもらいに行列を作った。
島田ホームゲーム委員長によると、今年のテーマは「当たり前に感謝」。今年は熊本・大分で大規模な震災が起こったが、それがきっかけにもなって生まれたテーマだ。かつて東日本大震災ではこの筑波の地も大きな被害を受け、被災した体育館が建て直されるまで練習場所にも難儀した過去がある。「自分たちもかつてバスケができる環境が整わず苦労しました。でも新しい体育館ができてその環境に慣れ、感謝の気持ちが薄れてきていると感じました。いつの間にかバスケットができていることが当たり前になってしまっている。そうではなく、この当たり前の環境にもう一度感謝することを考えて決めました」と言う。それが前述のMCを学生にして盛り上がりやすくすることや、参加型のアトラクション、ファン交流の時間を用意して、より観客を楽しませる=感謝を伝える形につなげたのだ。もちろん、選手も2試合とも快勝して会場を盛り上げ、応援団側からは「気持ちが緩む時間帯もあるので、応援団から叱咤激励して盛り上げ続ける」(島田委員長)ことを目標に、2日間懸命に応援。会場にも一体感ある雰囲気が作られた。
昨年よりも観客を集めるのが目標だったと言うが、2日間を通して観客席はほぼ満席で、台湾遠征をきっかけに海外から応援に来た熱心なファンもいた。筑波大の、そして日本のバスケットボールのファンを今後も筑波の地から増やし続けていって欲しい。
写真上:ミニバスチームの子どもたちをエスコートキッズに、入場後はボールの投げ入れを行った。
写真中:応援団も子どもたちと一緒に応援を盛り上げる。
写真下:つくば市のキャラクター、ツクツクも会場を歩き回って写真撮影に応じたり、愛嬌をふりまいて周囲をなごませていた。
※その他の様子は「続きを読む」へ。
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スタメン5人の等身大ポスター。
惜しくも怪我で欠場した生原選手の看板と一緒に、増田選手がフレームに収まってくれた。
Tシャツやタオルなど、応援の必須アイテムを販売。
子どもたちとの入場に、気合を入れる満田選手。
盛り上げ隊の応援団たち。
8日は土浦日大のバスケットボールチームが観客席に。対戦相手の日本大に先輩がいるため、シュートが決まるごとに大盛り上がりだった。
毎試合、当たり前のように決める馬場選手のダンクだが、この2試合ではホームということで歓声も最高潮に。本人もホームでの試合に気合が入っていた。
試合終了後は皆で記念撮影。(写真提供/筑波大学バスケットボール部・撮影/Masami Sato)
準備に奔走したメンバーたち。2列目センター、両手でピースサインを出しているのが島田ホームゲーム委員長。(写真提供/筑波大学バスケットボール部・撮影/Masami Sato)
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